天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

4月18日:宇宙のチーズバーガー

2015年04月18日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

去る3月、船外活動の準備を続ける中で、米国の宇宙飛行士テリー・バーツが、昼休みに、彼の「宇宙チーズバーガ(space cheeseburger)」を示している。この混成は、ビーフパディ、チーズ、トマトペースト、トルティーヤラップのロシアマスタードから成っている。バーツは国際宇宙ステーションの遠征42フライト・エンジニアであり、船外活動を行った二人のうちの一人である。

<出典>: 「国際宇宙ステーションイメージギャラリ(ISS Image Gallery)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

コメント

4月17日:ドラゴン貨物船捕えられる

2015年04月17日 20時10分36秒 | 天文・宇宙

お知らせ>
国際宇宙ステーションに補給物資を運ぶスペースX社のドラゴン貨物船は、日本時間4月17日金曜日午後7時55分に、日本列島の東で、国際宇宙ステーションのロボットアームで捕えられました。地上からの遠隔操作による国際宇宙ステーションへの自動設置は金曜日午後10時過ぎの予定です。

左の写真は国際宇宙ステーションの下10メートルを並走するドラゴン宇宙船。上の日の丸は日本の「きぼう」 モジュール

右の写真は国際宇宙ステーションのロボットアームで捕えられた瞬間

これらはNASAテレビの放送から捕えたイメージです。大判はありません。

なお、以後の記事は省略します。ご了承ください。

コメント

4月17日:ドラゴン貨物船、国際宇宙ステーションに到着

2015年04月17日 12時30分08秒 | お知らせ

<お知らせ>
4月15日に打上げられた国際宇宙ステーションに補給物資を運ぶスペースX社のドラゴンカプセルが、今日国際宇宙ステーションに着きロボットアームで捕えられます。放送は日本時間今日4月17日午後6時に始まります。捕捉は午後8時の予定ですが、宇宙ステーションのクルーの作業によっては早まることもあります。国際宇宙ステーションと並走する貨物船とその補足は見ごたえがありますのでご覧になってはいかがでしょうか。

<ライブ中継>: 放送時間を含む視聴は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

コメント

4月17日: CryoSat、南極大陸の氷の消失の急激な増加を見る

2015年04月17日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

2014年5月、欧州宇宙機関の CryoSat 衛星(低温衛星)の3年間の観測は、南極の氷床が、今、最後に調査をしたときのほぼ2倍の、年間 1,590 億トンの氷を失っていることを示した。この極地の氷床は広域な海面の上昇の主な一因であり、南極大陸からの新しく測定された消失だけでも毎年広域な海面を 0.45mm 上昇させるのに十分である。英国の極地観測とモデリングセンターからの科学者達のチームによるこれらの最新の調査結果は、アンバランスなパターンが、南極大陸西のアムンゼン海地域の薄化する氷河によって支配され続けていることを示している。2010年と2013年の間に、南極大陸西、南極大陸東と南極半島では、毎年それぞれ 134,3 と 230 億トンの氷を失った。

<出典>: 「イメージの宇宙(Space in Images);欧州宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック

コメント

4月16日:ドラゴン貨物船、国際宇宙ステーションに向けて打上げられる

2015年04月16日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの宇宙飛行士達とロボット探査機の火星への将来のミッションの準備に役立つだろう調査機器が、国際宇宙ステーションへ向かう途上の「スペースX」のドラゴン宇宙船の2トンの貨物の中にある。ドラゴンは、ファルコン9ロケットで、東部夏時間4月14日火曜日午後4時10分(日本時間4月15日水曜日午前5時10分)に打上げられた。

<参考>: 今回のフライトの主要な目的は こちら から(但し専門的です)。貨物船のステーションへの到着(ロボットアームによる捕捉)は17日金曜日午後8時前後、ランデブーと捕捉を見るには右欄の「NASAテレビ中継と予定」から。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

コメント

4月15日:巨大な台風の目

2015年04月15日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

サファ・シンプソン・ハリケーン・スケール でカテゴリ5の巨大な台風メイサーク(Maysak:和名 台風4号)の「目」のこのクローズアップは、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達によって2015年3月31日に捕えられた。この大型の台風はフィリピンに向かい復活祭の週末に上陸が予想された。NASAと日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって共同管理されている熱帯雨量測定ミッション(TRMM)と全球降水計測(GPM)衛星が、未だ強まっている嵐の非常に激しい雨量と高い雷雨を明らかにする雨量と雲のデータを捕えた。

<参考>: 台風の目がこれ程明瞭に撮られたのは見たことがありません。

<出典>: 国際宇宙ステーションブログから。

<大判>: こちら から。( Flickr にリンクしています)

コメント

4月15日:商用貨物船ドラゴン、打上げられる

2015年04月15日 08時21分57秒 | お知らせ

<お知らせ>
国際宇宙ステーションに補給物資を運ぶスペースX社のファルコン9は、米国東部夏時間午後4時10分(日本時間4月15日午前5時10分)に、国際宇宙ステーションに向かって打上げられました。商用貨物船ドラゴンのステーションへの到着・捕捉・設置は4月17日金曜日夜の予定です。右欄の「NASAテレビ中継と予定」から時刻等の詳細をご覧ください。

コメント

4月14日:ファルコン9の打上げ延期

2015年04月14日 09時34分57秒 | 緊急のお知らせ

<お知らせ>
4月14日火曜日早朝に予定された、国際宇宙ステーションへ補給物資を運ぶスペースX社のファルコン9の打上げは延期されました。商用貨物船ドラゴンのステーションへの到着・捕捉・設置は4月17日水曜日夜の予定です。右欄の「NASAテレビ中継と予定」から時刻等の詳細をご覧ください。
なお、商用貨物船の打上は、しばしば直前に中止・変更されることがあり、お知らせが間に合わないことが多いのでご了承ください。

コメント

4月14日:広域な大気の二酸化炭素

2015年04月14日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの軌道周回炭素天文台2によって記録された、2014年10月1日から11月11日までの、広域な大気中の二酸化炭素濃度は、北オーストラリア、南アフリカ、東部ブラジルで二酸化炭素の集中が最も高かった。データの事前の分析では、アフリカにおけるサバンナと森の燃焼によって大きく駆動される高いレベルを示した。増加する二酸化炭素は、中国、ヨーロッパ、北アメリカの工業化した北半球の領域にも見ることができる。

<参考>:二酸化炭素は工業地帯より農業地帯の排出量がはるかに多いという結果です。図は縦横比を変えています。

<出典>: NASA/JPL-Caltech

<大判>: イメージをクリック

コメント

お知らせ:スペースX社商用貨物船ドラゴンの打上

2015年04月13日 11時11分05秒 | お知らせ

<お知らせ>
明日4月14日火曜日早朝、国際宇宙ステーションへ補給物資を運ぶ、スペースX社のファルコン9が打上げられます。商用貨物船ドラゴンのステーションへの到着・捕捉・設置は、翌4月15日水曜日夜の予定です。それぞれウェブNASAテレビで中継放送があります。右欄の「NASAテレビ中継と予定」から時刻等の詳細をご覧ください。
なお、商用貨物船の打上は、しばしば直前に中止・変更されることがあり、お知らせが間に合わないことが多いのでご了承ください。

コメント

4月13日:ポツダムの重力ポテト

2015年04月13日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

地球上のある場所は何故他より高い重力を持つのだろう? 時折その理由は不明である。地球の表面をより良く理解するために、軌道を周っている衛星 GRACE と CHAMP による鋭敏な測定が、地球の重力場のマップをつくるために使われた。これらのデータを研究しているセンターがドイツのポツダムにあることから、また、その結果が地球をなにやらジャガイモのように見せていることから、この結果としての形がポツダムの重力ポテトと呼ばれた。赤に染められたこのマップの高いエリアは重力が通常より僅かに強く、青いエリアは重力は僅かに弱いことを示している。ポツダムの重力ポテトにおける多くの隆起と谷は北大西洋の中央海嶺とヒマラヤ山脈のような地形に起因しているが、他はそうではなく一般的に地下の密度の高低に関連しているのかもしれない。このようなマップは、また、変化する海流や氷河の溶解を含む地球の表面における変化を修正するのに役立つ。このマップは2005年に作られたが、より最近、より敏感な地球の重力マップが2011年につくられた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック

コメント

4月12日:南極大陸東部のプリンセスアストリートコースト沖の海氷

2015年04月12日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

2015年4月5日、NASAのテラ衛星の中間解像度画像分光放射計MODIS)は、南極大陸東部のプリンセスアストリートコーストの沖合で、この自然色の海氷のイメージをとった。大陸に近い白いエリアは海氷であり、一方、イメージの北東隅の白いエリアは雲である。氷と雲を区別する一つ方法は疑似カラーイメージである。この場面の疑似カラーの視界では氷は青く雲は白い。このイメージは、南極の海氷が、その年間最小の広さを通り過ぎ(2015年2月20日に達した)、その最大広さに向かって(通常9月に達する)再び膨張を始めたときに撮られた。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<大判>: イメージをクリック(大きなイメージです)

コメント

4月11日:カラフルな宇宙のカーテン

2015年04月11日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

この劇的なパノラマは、穏やかなアイスランドの湖に映ったカラフルな、かすかに光るオーロラのカーテンを示している。このイメージは、2015年3月18日に、南アイスランドの氷河の湖沼の近くで、 Carlos Gauna (著作権者)によってとられた。このディスプレイは、3月15日の太陽の大規模な爆発、コロナ質量放出によって発生した。SOHO天文台とプロバ2を含む太陽観測衛星は、何百万トンもの磁気によって帯電した粒子が地球の方向に吹き飛ばされるのを観察した。内部太陽系を毎時約300万キロメートルで走り、この爆発は僅か2日で1億5千万キロメートル離れた地球に着いた。このガスの雲は、グリニッチ標準時3月17日 04:30 (日本時間3月17日午後1時30分)ごろに地球の磁場に衝突した。このインパクトは最初は比較的穏やかな磁気の嵐を生じさせたが、太陽風の粒子の急速な流れの到着によって強められ、現在のソーラーサイクルで最も強い嵐になるまで強まった。この広域な地磁気活動の増加はエネルギーを大気に解放し、北極光の素晴らしい広範囲なディスプレイに結びついた。通常、これらの印象的なディスプレイを見る最高の場所は、極冠を囲む赤道の北または南の緯度65~70度ほどにある「オーロラの卵形(auroral oval)」の内部にある。この美しいイメージが示すように、アイスランドは北極光を観測する一等地である。

<出典>: 「イメージの宇宙(Space in Images);欧州宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック

コメント

4月10日:パロマー12

2015年04月10日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

パロマー12はここで生まれたのではなかった。パロマースカイサーベイ(空の調査)で最初に確認されたこの球状星団の星達は、我々のミルキーウェイ銀河のハローを歩き回る他の球状星団の星達よりは若い。我々の銀河のパロマー12の位置および測定された動きは、そのホームが、かつて、ミルキーウェイの小さな衛星、いて座矮小楕円銀河(Sagittarius Dwarf Elliptical Galaxy)であったことを示唆している。接近した遭遇の間に重力の潮流によって妨害されたこの衛星銀河は、より大きなミルキーウェイにその星達を失った。今ではミルキーウェイのハローの一部であるパロマー12の潮力の捕捉は恐らく約17億年前に起こった。この鋭いハッブルイメージで、手前のスパイクのある星達の後ろに見られるパロマー12は差渡し約60光年である。視界のフィールドの至る所に散っている、かすかな、あいまいな、背景の銀河達よりはまだ非常に近く、やぎ座の方向約 60,000 光年に横たわっている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック

コメント

4月9日:太陽系とその彼方で水を捜す

2015年04月09日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのミッションが我々の太陽系を探査し新しい世界を調べているとき、彼らは驚くような場所に水を発見している。水は地球を越えた居住可能な惑星や生命の我々の探査の一片に過ぎないが、それでも、驚くべき方向に多くの一見無関係な世界を結んでいる。最も驚くべき水の世界は、恐らく、それらの表面下に海の強い証拠を示している木星と土星の五つの氷の月、木星の月、ガニメデ、エウロパ、カリスト、土星のエンケラドゥス、タイタンである。NASAのハッブル宇宙望遠鏡を使っている科学者達は、最近、ガニメデが表面の下に恐らく二つの層の氷にはさまれた塩水の海を持っているという強力な証拠を提供した。このアーティストのコンセプトでは月ガニメデが巨大な惑星木星を周っている。ハッブル宇宙望遠鏡はガニメデの磁場によって生じたこの月のオーロラを観測した。この月の氷の地殻の下の塩水の海は、ハッブルによって測定されたオーロラの帯の動きを最も良く説明している。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

コメント