パイオニアのプレーヤー PL-70 である。
コンポーネントのプレーヤーとしては4代目になる。
初代は、ビクターのヤジロベイ式アームを持ったJL-B33Hであった。
2代目は、デンオンのターンテーブルDP-1000と品川無線のグレースG-940
というトーンアーム
このアームは、1点支持オイルダンプ方式でかなり神経質だったとの印象がある。
デンオンのターンテーブルは、回転時に異音があったのでメーカーに相談すると交換すると言うので送ったのだが、送られて来た物も異音がするので製品番号を調べると送り返したものと一緒だったので、がっかりしました。
カートリッジにトランスを買ってDL-103も使っていたのでしたが、ラインから外しました。
もっとも、軽針圧用アーム G-940 には合わないカートリッジでしたが…
それで3代目は、評価の高かったテクニクスのターンテーブルとサエクのアームで組もうかと考えたが、それに見合うキャビネットを調べると防振共振対策などで大きくなるし、第一性能を出すように穴を開けて組む自信がなかったので安直に製品版を買うことにした。
ターンテーブルに懲りたので、テクニクス製品でオートプレイ機能つきのSL-1300MK2を入れた。
ターンテーブル重量 2.5kg
総重量 11.8kg
であった。
オートプレイが完全でなく、音質が重量が11.8kgあるにしては軽かったので(アームが弱かったのかも)またまた次を物色した。
モーター起動特性 1/3回転以内
アームは可変型オイル制動方式で実効長 282mm
カーボンファイバーヘッドシェルつき
アームベース重量 1kg
重量 23kg
マニアには評価が高かったとは言いづらかった音響専門メーカーパイオニアが
作り上げた超弩級のプレーヤーシステム
アーム長250mm 重量15kgの製品もあったが、バラードも聴くのでロングアーム製品を選んだ。
オイルダンプをかけるとダンプし過ぎて雰囲気がネグれるのでダンプ目盛は0にしている。
これが4代目で、現在まで持ちこたえている。
グレンミラー・オーケストラがいい雰囲気で鳴っている。
このプレーヤーはチョット品良くなる傾向がある。
パイオニアとしては、目指した音が出ているということだろう。
私の、憧れの名品です。
自分自身も、パイオニアのベルトドライブのプレイヤーでステレオ入門致しました。
当時、レコードプレーヤーと言えば、パイオニアかDENONかという風評だったもんですから。
その後、DENONのDD+グレースのアームに。
現在は、ビクターのクォーツロックです。
オイルダンプのトーンアームも、一時非常に興味を持っていました。
このPL70、中古オーディオ市場では、今では大変な値段で売買されているようですよ。
でも、いつまでもaya家で元気に廻り続けますように!!
しかし、いい音するんだろうな~。
JAZZからオーディオの沼に入り込みました。
クラシック好きの友人もいて、音を絞りきれなかったです。
優柔不断というか八方美人型というか、
ひとつのシステムに両方求めるのは無理だと分かり
そこで止まりました。
一つ一つの素材が良くても、以前Mocchyさんが書いていた団体競技のようなもので、皆で同じ方向を向かないと結果が出ません。
やっぱり素人マニアモドキで終わります。
でも、これって周りが見えなくなってのめり込んで、そしていつか離れた所から見るから自分のやってきた事がわかるのであって、高い授業料ではありますが無駄ではなかったって、思いたいです。
マニアは、考えている時間を楽しんでいるのだと思います。
ひとつ手に入れた時から、また新たな苦しみというか楽しみが始まる。
マニアには完結がないのでは、と
マニアになりきれなかったaya爺でした。