ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 ダークゾーン 」 貴志祐介

2021-07-18 13:45:35 | 
          「 ダークゾーン 」  貴志祐介

               

将棋を題材にした「 盤上の向日葵 」を読んでいた時、息子が「 もっとSF的な将棋の本あるけど、訳わからんよ。読んでみ 」と、貸してくれた本です。
入院していた時、持って行った本をすべて読んで、あと数冊持ってきてくれるように頼んだ中に入っていました。

データベースより
プロ将棋士の卵の塚田は赤い異形の戦士と化して闇の中で目覚めた。謎の廃墟で開始される青い軍団との戦い、奇妙なルールの下で続く七番勝負。
軍艦島で繰り広げられる地獄のバトル。
~~~~~ネタバレあり
第1局から第8局と、断章1から断章8が交互に書かれていて、終章で終わっている。
将棋も囲碁もチェスも全く分からないので、駒の動きが全く読めないし、駒の役割も分からない。 人が駒として異形の化け物と化して戦う。
現実世界の知り合いが、チームの駒だったり、敵チームだったり、殺されると、敵の駒としてよみがえる。
敵チームのリーダーは、どうやら現実世界のライバル奥本。 味方には恋人の理沙もいる。
~~~~~~
断章は現実の世界なので読みやすいですが、戦いの場面は、SFかホラーか、残酷でおどろおどろしい。
途中で投げ出したくなったけれど、入院中でこれが最後の本だったので我慢して読み進みました。
入院中でなかったら、きっと挫折していたでしょう。

断章8と終章で大どんでん返し。 死より辛い、哀しい真実にどっと疲れました。
この本で、やっと、入院中に読んだ本のすべてのUPができました。文庫は1日1冊読めましたが、この本は4~5日かかりました。


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