酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

7月2日解散………かな

2009-06-26 05:19:05 | Weblog
 麻生太郎首相が25日、日本記者クラブで会見し「解散の時期はそう遠くない」と述べた。これまでは「しかるべき時期に、私が解散します」だった。「そう遠くない」と言ったって、衆議院議員の任期はあと2か月と少ししかない。どのみち、そう遠くはない。となれば、この「遠くない」は「ごく近く」と解釈すべきだ。

 前日、東国原発言などについてメディアに囲まれた時の麻生の顔は、余裕がなく引きつっていた。ところが、日本記者クラブで会見する麻生の表情は、すっきりとしていた。何かを決断した顔と見たのだが…。

 《麻生太郎首相は25日夕、日本記者クラブで会見し、衆院解散・総選挙について「今日時期を申し上げることはないが、そう遠くない」と述べた。かねて検討している「7月上旬解散~8月2日衆院選」を視野に早期解散を探る考えを示したとみられる。

 解散前の大幅な内閣改造には慎重姿勢を示し「いま直ちに(閣僚を)代えなければいけないと思っていない。担当閣僚は頑張っている」と強調した。自民党役員人事については「いろいろな方がいろいろおっしゃるので丁寧に拝聴している」と述べた。首相は25日夜、党役員人事の検討に着手。党四役のうち選対委員長を除く三役を入れ替える方向だ》=共同=

 24日の夜、安倍晋三が公邸を訪れ二人で政局について話し合ったらしい。

 《自民党内で、次期衆院選を前に内閣改造と同党役員人事を行うよう求める声が強まっている。24日夜には安倍晋三元首相が首相公邸に麻生太郎首相を訪ね、人事刷新と早期の衆院解散・総選挙を求めた》=毎日com=

 天皇が外国訪問に出かける(7月3日)前に解散を断行する。お坊ちゃま二人はそう決めたのではないか。何より麻生の背を押したのは、東国原の「私を総裁候補に」発言だろう。元お笑い芸人に「俺が代わる」とマジで言われたのだ。プライドだけは高い麻生が、これで黙っているはずはない。

 一寸先は闇、が政界だから、どう転がっていくか本当のところは分からない。麻生自身も読めていない。だから何も決断できないのだ。共同によれば、幹事長、政調会長、総務会長を2日にも交代させるという。幹事長には石破農相を当て、政調会長に舛添厚労相を持ってくる。閣僚との兼務は無理なので、この手当ても必要だ。

 与謝野と佐藤の兼務も合わせて解消するとなると、小幅の内閣改造と同じだ。若くて人気のありそうな連中を引っ張り込んで、改造の勢いで一気に解散。これが当ブログの見立てである。このところ見込み違いが多いので、確率は13%と言っておこう。投票日は8月2日である。
コメント
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