酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

いかにもフランス的?

2010-06-22 06:08:31 | Weblog
 W杯サッカーA組で苦戦を続けるフランスチームに内紛が勃発、大騒ぎになっているという。

 《サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場するフランス代表のエースFWアネルカが起用方法でドメネク監督に暴言を吐き、チームから追放された問題で、選手らは20日、この措置に反発し練習をボイコットする抗議を行った。

1次リーグA組のフランスは22日に南アとの最終戦を控えており、チームの内紛が士気を損ねるとの懸念も出ている。フィジカルコーチと選手が口論したり、練習ボイコットに怒ったチームディレクターが仏サッカー連盟を辞めると言い放つ混乱も生まれている。

練習ボイコットについてはドメネク監督が選手からの声明文を記者団の前で読み上げ、全選手がアネルカ追放に反対し、サッカー連盟は選手に事前に相談することなくメディアの報道内容のみに依拠し今回の決定を下したと批判した。しかし、最終戦については団結して戦うとの決意も示した》=CNN.jp=。

 ここまで2試合で得点ゼロ、1分1敗。自力での1次リーグ突破が消えたことをいぶかしく思っていたが、こんなチーム状態では当然か。

 フランス代表は欧州予選もプレーオフの末、やっと勝ちあがった。それもアンリの「神の手」に救われての話だ。これで運を使い果たしたと見るべきだろう。もっと言えば、4年前のW杯決勝でジダンが挑発に負けて頭突きをかました時点で、フランスの栄光は終わっていたのだ。

 選手が練習をボイコットし、公然と監督批判を繰り広げる。これぞフランスって感じだ。サルコジはスポーツ相の帰国を延期させて事態収拾を図りたい、などと言っているようだが、大臣が出て収まる話でもあるまい。

 それにしても今大会、欧州の強豪と言われるチームに偏重が目立つ。1次リーグをなめているのではないだろうが…。

 
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