酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

さて、解散はどうなる

2012-11-14 14:43:47 | Weblog
 野田佳彦首相が「近いうちの解散」へ腹を固めたと思ったら、民主党内から反対論が噴き出してきた。「政治空白を作ってはいけない」というのがその理由だ。

 ≪民主党の大畠章宏、海江田万里両元経済産業相、平岡秀夫元法相らは十四日午前、輿石東幹事長と国会内で会い、野田佳彦首相が選択肢としている年内の衆院解散に反対する申し入れ書を手渡した。

 十三日の党常任幹事会で「党の総意として早期解散に反対する」と一致したことを受けた対応。解散よりも二〇一三年度予算編成、衆院の「一票の格差」是正による違憲状態の解消を優先するよう求めた。輿石氏は「首相に伝える」と述べた。

 国民新党の自見庄三郎代表も十四日午前、首相と官邸で会談し「一二年度補正予算を編成すべきだ」と年内解散に反対する考えを伝えた≫=東京新聞web=。

 あれこれ言っているが、要は「今解散すれば民主党は壊滅状態になってしまう」ということに尽きる。こんなグズグズの党にもはや存在理由は見当たらない。別れる者は別れ、すっきり出直すに限る。自主憲法制定論者から旧社民党までが一つにくっついている方がおかしいのだ。

 「政治空白」も理由にならない。「近いうちの解散」をめぐって与野党が駆け引きを続けている今の状態は「空白」ではないのか。

 解散総選挙でよりましな政権ができる保証はないが(むしろ今より悪化する可能性大)、政治を動かすことに意味がある。総選挙の後、そう遠くない時期?!に安倍の無能ぶりが再び明らかとなり、橋下や石原のでたらめさもはっきりするだろう。まあそこからがスタートですね。
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