3月5日
昨日、一日かけて先日、2月27日に投稿した「おふでさき」の註釈を書きました。
2月26日のご本部での事。。27日 朝のおふでさきから。。。 - あつたかい ブログ 2 (goo.ne.jp)
親神様の計画を知る上にはとても良いかと思います。
参考にして下さい。
5号30~55までです。
赤字でおふでさきを記しましたが、途中の緑字は註釈で参照された部分の別の号のおふでさき註釈です。
ちかみちもよくもこふまんないよふに
たゞ一すぢのほんみちにでよ ( 5号030)
註釈 30
功を急ぎ心を焦(あせ)らして徒(いたず)らに近道を求めたり、利に目がくらみ欲心を起こしたり、又高慢の心があっては、決して本当の往還道に出る事は出来ぬから、そのような心得違いにおちる事なく、ただ一筋に真実の教に精進するがよい。
このみちについたるならばいつまても
これにいほんのこふきなるのや ( 5号031)
註釈 31
こうして、たすけ一条の往還道に出たならば、これこそにほんに現れた親神の真実の教として、末代までも語り伝えられ、多くの人々を救ける、手本ひながたの道となるのである。
註
こふきとは、後の世までも語り伝えられて、多くの人々を救ける元となる真実の教という意。
にほんにもこふきがでけた事ならば
なんでもからをまゝにするなり ( 5号032)
註釈 32
人間創め出しのぢばのある所に、一列たすけのこふきが出来たならば、それから先は、次に親神の教の行きわたるべき所へも、自由自在に親神の神意を説き及ぼして、思うがままに豊かな神恩に浴せしめるあろう。
このよふをはぢめてからのしんぢつを
またいまゝでハゆうた事なし ( 5号033)
註釈 33
この世を創めてからこのかたいろいろと心を尽した親神の真実を、今まではだれにも説き示した事はなかった。
このはなしむつかし事であるけれど
ゆハずにいればたれもしらんで ( 5号034)
註釈 34(なし)
たん/\とどのよな事もゆてきかす
心しずめてしかときくなり ( 5号035)
註釈 35
人間の成人につれて、如何な事も言い聞かせるから、心鎮めてしっかりと聞くがよい。
いまゝでハいかなるほふとゆうたとて
もふこれからハほふハきかんで ( 5号036)
註釈 36
今までは、世の中にいろいろの法や術などが行われていたが、もうこれからは、そのようなものはなくなってしまう。
これまてハゑださきにてわほふなぞと
をしへてあれどさきをみていよ ( 5号037)
註釈 37
これまでは枝先では法や術などというものを教えて置いたが、今後それ等のものがどれだけ力を示し得るか、将来を見ているがよい。
註
ゑださきは、今後親神の真実の教の行きわたる所を言う。
にほんにハいまゝでなにもしらいでも
これからさきのみちをたのしゆめ ( 5号038)
註釈 38
法や術などは何も知らなくても、ぢばのある所には親神の真実の教があるから、それによって栄えて行く将来の道を楽しむがよい。
ほふやとてたれがするとハをもうなよ
このよ初た神のなす事 ( 5号039)
註釈 39(なし)
どのよふなむつかし事とゆうたとて
神がしんちつうけとりたなら ( 5号040)
註釈 40(なし)
いまゝでハからやにほんとゆうたれど
これからさきハにほんばかりや ( 5号041)
註釈 41
今までは、親神の教の先ず行きわたる所、次に行きわたる所と説き分けて来たが、今後は、普(あまね)く親神の教が行きわたって、世界一列は皆親神の真意を悟り、豊かな神恩に希して陽気に勇んで暮らすようになる。
ゑださきハをふきにみへてあかんもの
かまへばをれるさきをみていよ ( 5号042)
註釈 42
註
第3号88ー90参照。次歌註参照。
【第3号88-90のお歌と参照を転記】
をなじきのねへとゑだとの事ならバ
ゑたハをれくるねハさかいでる ( 3号088)
註釈 88
同じ木の根と枝とであってみれば、枝は折れてくるばかり、根は栄え出る一方である。
註
教祖様が断食をなさった時に、そんなに断食なされても大丈夫でしょうか。と、御心配申し上げた人に、
『根は心や。心さえ親神様に通じていたら決して枯れないのや』という意味の事をお諭し下された事がある。
◆
いまゝでわからハゑらいとゆうたれど
これからさきハをれるはかりや ( 3号089)
註釈 89
今までは親神の教を聞いていなくても、ただ人間思案で知恵や技術だけの優れた者を偉いと言うていたが、今後は、そのような者も、人間思案を捨て、親神の真意を悟ってつき順う(したがっ)て来る。
註
をれるとは、人間思案の我を折って、親神様の真意に懐(なつ)いてくるの意。
◆
にほんみよちいさいよふにをもたれど
ねがあらハればをそれいるぞや ( 3号090)
註釈 90
今までは、親神の教の説き始められる所を軽く思い侮(あなど)っていたであろうが、親神の真意が表へ現れて、人々の心がたすけ一条に澄み切って来たならば、何人も皆懐(なつか)しく思い慕わずにはおれぬようになる。
・
もとなるハちいさいよふでねがえらい
とのよな事も元をしるなり ( 5号043)
註釈 43
木の根元は枝先に比べてかさびくいが、木にとっては最も大切なところであるから、枝葉の事を明かにするには、何でも、先ずその根元を究めなければならぬ。
註
人間のちえや力のみに頼らず、親神の真意を悟るように、との御教示である。
ぢつやとてほふがへらいとをもうなよ
こゝろのまことこれがしんぢつ ( 5号044)
註釈 44
術や法と言うても、それに力があるのではなく、それを用いる者の心の誠真実、これが真の力となるのである。
にんけんハあざないものであるからに
めづらし事をほふなぞとゆう ( 5号045)
註釈 45
人間は浅はかな者であるから、少し変わった事でもすると、直ぐ法や術やなどと言うてまどうてしまう。
いまゝでハ神があらハれでたるとて
まだしんぢつをしりたものなし ( 5号046)
註釈 46
これまでも、親神が自ら表へ現れて珍しいたすけをしていたが、世間の人々は未だに法か術かのように思うて、真実の心の理によって救かる、という事を知らない。
このさきハどのよな事もしんじつを
をしへてをいた事であるなら ( 5号047)
註釈 47-48
今後は、どのような事でも、真実を教えて置いた上で、何も彼も自由自在に親神の働きを現して見せよう。
それからハ神のはたらきなにもかも
ぢうよじざいをしてみせるでな ( 5号048)
註釈 47-48
しんぢつの神のはたらきしかけたら
せかい一れつ心すみきる ( 5号049)
註釈 49(なし)
はたらきもいかなる事とをもうかな
心うけとりしだいかやしを ( 5号050)
註釈 50
親神の自由自在の働きと言えば、どんな不思議な事をするのかと思うであろうが、親神は人間の真実の心を見定め、直ぐそれに応じてかやしをするのである。
このかやしなにの事やとをもうかな
みちのりせんりへだてありても ( 5号051)
註釈 51
このかやしと言うても、どうしてかやすのであろうと、思うか知れないが、たとい道のり千里、2千里隔たってあっても、親神が人間の心を見定め次第、それにむくいるのである。
この事ハなにをゆうてもをもふても
うけとりしだいすぐにかやしを ( 5号052)
註釈 52
この親神のかやしという事は、たとい口で言い心に思うた些細なものであっても、その言葉その心を親神が受け取り次第、直ぐにかやしをするのである。
このかやしなんの事やとをもうなよ
せんあくともにみなかやすてな ( 5号053)
註釈 53(なし)
よき事をゆうてもあしきをもふても
そのまゝすくにかやす事なり ( 5号054)
註釈 54(なし)
この事をみへきたならば一れつわ
どんなものでもみなすみわたる ( 5号055)
註釈 55
親神の自由自在のかやしが実現し、その道理が人々に分かって来たならば、何人も皆一様に天理を悟り、自然に心澄みわたるようになる。
・・・・
以上です。
自分なりに思うところを書きたいと思ったのですが、その前に5号の解説が「続ひとことはなし」にありますので、それを次に投稿して、その後に思うところを書く事にします。
とりあえず、今回はここまでにします。
陽気ぐらし実現の糧になりますように。。。
今日も一日よろしくお願いいたします。
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