浅井リョウさんは、何か、忘れていたものを思い出させてくれるような、そんな不思議な透明感、空気感が漂う文章を書く人のようです。
最近は、読書力というか集中力なのか、めっきり落ちて、長い文章を読むのが相当しんどくなってしまいました。
読んでも、内容をすぐ忘れてしまうし。
そんな状態ですから、この本でさえも休み休み読んでいます。
何人かの、女子高校生の視点から書かれた短編集の形になっているので、そういう意味では読みやすいです。
もう廃校になってしまう、高校の最後の卒業式の日の女子高生の心模様。
女子高校生が少女と呼べるものなのかどうか、それもちょっと疑問ではありますが、大人のようで子どものようで。
それとも、今打ち込みながらふと思いついたのですが、高校は卒業するけれど(卒業させられるけれど。廃校になるけれど)、少女であることは卒業しない、と言う意味?をかけているのでしょうか。
高校を卒業するということは、中学や小学校とは違い、就職する人、大学へ行く人、専門学校へ行く人、それぞれが違った道へと旅立っていくことです。
大人への入り口、少女時代の終わりということなのかもしれません。
私が一番共感できたのは、一番最初に掲載されている「エンドロール」。
先生に片思いしてしまったり、一度だけ見た、先生の奥さんの写真そっくりの髪形になるように頑張ったり、先生に会うために毎週頑張って本を読んで図書館に通ったり。
私の出た高校は、古い学校でおじいさんおばあさん先生ばっかりで、そんなロマンスは起こりようがなかったけれど、休み時間に図書館に入り浸ってた私には、そんな記憶があったような錯覚を起こさせる。
私は、「私」のように「好きでした。」なんてことは、先生にも片思いの人にも告白したことはなかったけれど。
最近は、読書力というか集中力なのか、めっきり落ちて、長い文章を読むのが相当しんどくなってしまいました。
読んでも、内容をすぐ忘れてしまうし。
そんな状態ですから、この本でさえも休み休み読んでいます。
何人かの、女子高校生の視点から書かれた短編集の形になっているので、そういう意味では読みやすいです。
もう廃校になってしまう、高校の最後の卒業式の日の女子高生の心模様。
女子高校生が少女と呼べるものなのかどうか、それもちょっと疑問ではありますが、大人のようで子どものようで。
それとも、今打ち込みながらふと思いついたのですが、高校は卒業するけれど(卒業させられるけれど。廃校になるけれど)、少女であることは卒業しない、と言う意味?をかけているのでしょうか。
高校を卒業するということは、中学や小学校とは違い、就職する人、大学へ行く人、専門学校へ行く人、それぞれが違った道へと旅立っていくことです。
大人への入り口、少女時代の終わりということなのかもしれません。
私が一番共感できたのは、一番最初に掲載されている「エンドロール」。
先生に片思いしてしまったり、一度だけ見た、先生の奥さんの写真そっくりの髪形になるように頑張ったり、先生に会うために毎週頑張って本を読んで図書館に通ったり。
私の出た高校は、古い学校でおじいさんおばあさん先生ばっかりで、そんなロマンスは起こりようがなかったけれど、休み時間に図書館に入り浸ってた私には、そんな記憶があったような錯覚を起こさせる。
私は、「私」のように「好きでした。」なんてことは、先生にも片思いの人にも告白したことはなかったけれど。
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