テレビのコマーシャルで見る○美屋の「のりたま」は憧れだった。
めったに買ってもらえなかった。
「すき焼き」ふりかけはもっと貴重品だった。
だって、家ですき焼きを食べることなどまれだったし、食べても豚肉だったような気がする。
だから、すき焼きふりかけを食べて、本物の牛肉のすき焼きはこんな味なんだろうな、と想像していた。
伯母が何年かに一度くれる
ふりかけは本当においしかった。
なんという名前かは忘れてしまったけれど。
かつお味で、松のみ(?)か何か、変わったものが入っていた。
方や、子どもたちにとって
ふりかけは、ご飯が進まないときのお助けである。
食欲のないときやおかずが気に入らないとき、さらさらとかけて、さっさと食べてしまう。
「いつまで食べてんの!」怒られないようにするためだ。
だから、
ふりかけでカルシウムなどの栄養が取れたら、一石二鳥なんだけどな、と思う。
忙しい朝に、おいしいふりかけがあれば、お母さんもちょっとおなまけができようというものだ。
通宝海苔株式会社
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