「ウリナリ芸能人社交ダンス部日本一に絶対なるぞスペシャル」を見て

私この番組が好きで、だいたい毎年見ています。（この時期でないときもあったような…）

社交ダンスへの憧れ、美しさ、そして何より忙しい芸能人の方々が少ない時間を割いて頑張る姿が素晴らしいと思います。

「それが仕事」と言ってしまえばそれまでですが、それだけではない、「成長する人間の美しさ」を感じます。

今年注目したのは「金子貴俊さん」。
ドラマで何度か見たことのある俳優さんです。
榊原郁恵さんとペアを組んでスタンダードに挑戦し、見事優勝で一級を獲得しました。

去年も同じペアで出場していたようなのですが、余り印象にない。
どうやら去年は郁恵お姉さまに頼りきりで、余り頑張らなかったらしい。

今年も、一次予選では緊張がありあり、顔がこわばっています。
ところが、二次予選、準決勝と場数を踏むごとに余裕が出てだんだんと力を発揮。郁恵さんをちゃんとリードして、凛々しい顔になってきます。

優勝で一級を獲得したときの涙顔には、私も涙を誘われました。

そして、いよいよ全日本団体戦。
一級を獲得した自信が溢れるダンスは、回を追うごとに輝きを増してきます。
準決勝での「僕を見てくれと思いました。」というダンスには貫禄さえ感じました。

「練習がきつくて、手を抜きたいと思ったこともあったが、渡辺さんがマッサージを受けてからも練習する姿を見てもっと頑張らなきゃと思いました。」

限界に挑戦し、やりきった姿。
そしてその力を出し切れたすがすがしい笑顔。
よかったですねぇ。
追っかけになるほどではないけれど、ちょっとファンになったかもしれません。



流した汗　流した涙　報われて
　　　　　　　形になるとは　限らないけど

悔しさも　いつか実となり　花が咲く
　　　　　　　　それがいつかは　わからないけど

「このフロア　僕のものだ」と　言い切った
　　　　　　　　力出しきれた　清清しい顔

頑張って　それでもできぬ　情けなさ
　　　　　　　　励ましくれる　仲間の優しさ