優緋のブログ

HN変えましたので、ブログ名も変えました。

「ゆとり教育」について私の考え

2005-08-03 22:46:14 | おもいつくまま
私は学習塾で指導助手のアルバイトをしています。
そこで感じることは、子供たちの落ち着きのなさです。

先生が注意してもおしゃべりをやめることができず、うろうろと動き回ったり、奇声を発する子もいます。
集中してプリントに取り組めない子供が何人もいます。

ところが、夏休みに入ってみると子供たちの様子が違うのです。
集中して学習に取り組み、無駄話をする子供が激減しました。

「ああ、普段子供たちは疲れているのだ。」と思いました。
週5日制になったために、学校から帰る時間が遅くなっています。
5時間、6時間授業の日が増えたためです。

一方、基礎的な学習の繰り返し(掛け算の九九や音読、暗誦、計算練習など)は不足し、根気が失われていると思われます。
子供たちは少し面倒な問題になるとすぐに「めんどくさい」といいます。

ゆとりを持って「考える力を育てる」はずが考えようとする意欲を失っているのが現状ではないでしょうか。
これは「ほめる教育」も原因のひとつと思います。

総合学習においても、「調べ学習」に力を入れているはずなのに、実際子供たちは辞書を引くのも嫌がります。
すぐ人に聞き、自分で考えたり調べたりしません。
インターネットにすぐ頼りたがり、本で調べようとしません。

結局型どおりの「調べ学習」「発表」に陥ってしまっているように思われてなりません。

小中学校においては国語、算数(数学)にもっと力を入れて基礎学力を高めるべきと思います。
本が読めない、計算ができないでは何も興味の持ちようがありません。
自分のしたいことが見つからない若者が増えているのも基礎学力の低下に原因があるのではないでしょうか。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (フィールドおやじ)
2005-08-05 22:42:42
ふぁ~~~~い・・・・!



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だめですよぉ~ (阿波の局)
2005-08-05 21:18:07
>なんだか「手遅れ」な気がするんだよ・・・。



そういいつつも、

>「それを言っちゃぁおしめぇよ・・・」

と思っていらっしゃるんでしょう?



「絶望することはいつでもできる。」

最近読んだ本にありました。

そう思ってがんばらないと。

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これはコメントせねば! (フィールドおやじ)
2005-08-05 00:36:20
俺が、4年続けて総合の時間を教えに手弁当で行っていた小学校の先生に対して、些細なことなのですが「えっ?何もわかってなかったの?」と思うことがありました・・・。

 娘の高校で講演するのもやめました・・・。

 観察会も、もう、5年近くやってませんし、他人の就職の口利きもとっくにやめました・・・。

 専門学校の講師依頼も、片っ端から断っています。



とにかく「おせっかい」はもう、やめた!



「環境教育のセンス」も、「やる気」も、「チョイスする能力」も本人の資質の問題だ。それを教育する親と環境も含めてね。

 あ~ぁ、いっちゃったぁ!

教鞭を取る者が「それを言っちゃぁおしめぇよ・・・」なんだけどね・・・なんだか「手遅れ」な気がするんだよ・・・。

 
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