あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

ビニールハウスの中の温泉

2016-12-23 | 源泉調査
温泉熱を利用したビニールハウス内に浴室がありました。
湯船に栓をしなくても、バルブからの湯量が凄いため温泉がすぐ溜まります。透明でやや金気を帯びたツルツル感のある単純温泉と推測されます。温度は適温やや温め40℃程。


https://youtu.be/6g4TykCLhjM

神様の湯 鷺の湯

2015-02-15 | 源泉調査
その昔、ここは湿地帯でガス水がボコボコと自噴し、まるで温泉のようでした。

明治の初め頃、傷ついた一羽の鷺が其処に浸かり傷を癒して飛び立つのを見て、住民は自噴していた井戸を掘り万病の薬として利用するようになりました。

これが鷺の湯の由来です。

現在は田園の汚染の関係で煮沸してから一部の住民が使っています。
賽銭箱があるので、寸志を入れておきましょう。

調査日:2015年2月11日(再訪)
場所 新潟県秋葉区一之瀬集落

某山中の源泉

2014-08-30 | 源泉調査
とある某山中の源泉を樽に貯めて入浴しました。
(管理者の許可済)
37~38℃位の温めの源泉で硫黄臭、酸味、少たまご味のする温泉。少スベスベ感もあり、小川を眺めながらの爽快な入浴となりました。



まえやまの湯(仮称)

2014-04-08 | 源泉調査
今年初めて源泉を発見しました。
天然ガスと共に湧出する未利用源泉です。所有者の許可を得てを源泉を採取させて頂きました。この井戸について調査に来たのは私が初めてと云うので、まえやまの湯と命名しました。
薄黄色の鉄味、少炭酸塩味渋み、独特の芳香臭がして少スベスベします。温度は20℃前後。個人の御宅なので、場所は非公開ですが、M温泉を発見した時と同じような微かな匂いがして昔を思いだしました。





課題の源泉調査②

2013-07-26 | 源泉調査
場所は某所有名観光地。
おや、あれは何だろう。。?

ズ~ムcamera

何かがパイプからドバドバ流れ出して、オレンジ色に変わっている箇所があります。近くまで行って見ましょう。

付近まで行き観察すると温度は冷たいようですが金気臭、少硫黄臭、微渋みがします。透明ですがオレンジの湯華が多量に沈殿しています。

たどって行くと源泉小屋がありました。
ここから多量に流れ出した源泉は川に捨てられており未利用のようでした。パイプも途中で途切れていました。

このあと、想定外に?源泉に片足がズボッとハマリ浸かってしまいました^^;
仕方がないので、目の前のカフェに立ち寄り、カフェを利用すると汲める湧水で汚れを洗ってかぼちゃプリンと湧水で入れたコ-ヒ-でお茶にしました^^;

課題の源泉調査①

2013-07-21 | 源泉調査
温泉仲間と源泉調査に行きました。
この温泉地は、ほぼ10年ぶりの訪問でした。

析出物に覆われた巨大な源泉井戸

30℃位の温い源泉がチョロチョロ湧出していました。
オレンジの湯華が多量に沈殿しており強塩味・渋味のする源泉でした。


梶山元湯

2012-05-10 | 源泉調査

これは、2011年10月10日に行った時の記録です。

ダム工事は着々と進んでいました。

初めは岩をよじ登って、途中は左側に括り付けられているロープを頼りに登りました。

温泉の滝は、ヌルヌルしていて非常に滑りやすいです。

洞窟の奥から、適温やや温めの温泉が滾々と湧き出ていました。
この洞窟には、コウモリが住んでいるとか?
なんだか薄気味悪いです。スベスベする湯で泉質は良いようですが。。^^;
後日ネットで画像を確認してみたところ、私が浸かっている場所は綺麗に掃除してあったようですが。。赤茶色の湯の花が薄く底に積もっていました。
(源泉名:梶山湯川温泉)



目の湯 源吉の湯

2011-06-29 | 源泉調査

幕末から明治にかけて存在していた鉱泉。

源吉の湯は目の湯と呼ばれ目の悪い人に鉱泉を浸してやると
治るとされ、その効能は2代、3代と言い伝えられたそうです。
戦で自決した金津国吉の奥方、旭御前の慈悲の涙が
湧いて出て目の薬となり人助けをしているのだろうという
言い伝えもありました。

残念ながら、トンネルの掘削で 大量の出水があって以来、
鉱泉湯量も激減してしまったそうです。
昭和35年に今のお地蔵さまを祀ったお堂が再建されました。

実際に汲んでみましたが無色透明で特に特徴なく?ですが
歴史的に興味深く感じた探索でした。

2011.6月追記

再探索したところ、河原に源泉パイプがあり
硫黄臭のする未利用源泉が垂れ流しになっていました。

A源泉とS源泉

2006-06-02 | 源泉調査

田んぼの中にある垂れ流し。32.8℃の少塩味、少苦味、微硫黄?臭のある湯口は気泡の漂う温泉。

配管に近くとゴゴッと源泉が湧出している音がする。周辺の住民は埋め立てられた、と言っているが源泉は生きている。30℃前半の少塩味、少苦味、少硫黄臭のする温泉。湯口は気泡が漂っている。

調査日 2005.10月

煮坪(にえつぼ)

2005-02-12 | 源泉調査
煮坪は油田の発祥にともなった記念碑的な石油井である。
この油田の全盛期には水と石油と大量のガスが混ざり合って1メートル余りも沸々と噴きあがり、その様があたかも物を煮る音に似ていたことから煮坪と呼ばれるようになったという。
煮坪こそ石油の灯をともした原点であり、日本の石油史にあっても記念碑的な史跡である。