あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

中子沢温泉 羽川荘 

2013-06-17 | 新潟の温泉
施設老朽化のため、H25年12月で閉館予定の中子沢温泉 羽川荘に行きました。
新潟県内では珍しい二酸化炭素とラジウムを含む泉質。温度が低い為、浴室内の温泉は循環され無色透明で、分析書ほどの泉質は感じられませんが建物から少し離れた源泉スタンドの源泉は析出物も見られ、なかなかのものです。

源泉スタンド
施設の方の許可を得て、源泉を汲ませて頂きました。
飲泉すると、炭酸味、渋味、金気臭のする透明な源泉でしたが、井戸周辺に付着した赤い析出物が印象的でした。この源泉の噂を聞いて宿泊に来るお客様もおられるということでした。



泉質:含二酸化炭素・弱放射能-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 13.2度
入湯日:2013.6月

住所:新潟県魚沼市中子沢1372
電話:025-792-6627
日帰り入浴:10時~20時 500円 第二・四火曜日定休

今回は温泉博士で無料

四万温泉 中生館

2013-06-13 | 関東の温泉

夏季限定混浴露天風呂かじかの湯
四万温泉の温泉街から離れた最奥に位置する中生館。
開放的な露天風呂かじかの湯は、やや温めの湯加減。2つある浴槽のうち、奥は使われていない様子なので手前の浴槽に入浴。湯口からも源泉は注がれていますが、良く観察すると熱い湯が足元からジワジワと湧出しているのを体感することが出来ます。
(水着、バスタオル巻き可)

入湯日:2013.6月

住所:群馬県吾妻郡中之条町四万乙4374
TEL:0279-64-2336
日帰り入浴:500円 10時~14時 要電話確認

今回は温泉博士で無料。
※一時期、入浴客のマナ-が悪かった為日帰り入浴を止めていたが一昨年より再開したとのこと。




古遠部温泉(宿泊編)

2013-06-03 | 青森の温泉

湯量豊富に自噴する掛け流しの温泉が自慢の湯治宿。
国道282号より無舗装の道を1キロほど走ると、辿り着きます。

「某プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の「日本の小宿部門」に古遠部温泉が選ばれた時は驚きましたが、変わらぬ佇まいに安堵しました。相変わらず駐車場が狭いので注意が必要です。

近年、改装したお部屋。ポット、お茶セット、テレビ、感想を綴ったノ-ト、鏡など。エアコン、冷蔵庫はありません。トイレ(館内に2ヶ所、玄関脇にあるポットントイレ^^;と洋式のトイレあり)と洗面所、冷蔵庫は共同。自販機は館内にあり値段も変わらず良心的です。

訪問時は春だと言うのにまだ残雪がありました。
夕食は17時15分に広間で頂きます。

岩魚の昆布締め、岩魚の塩焼き、きりたんぽ鍋、こごめの胡麻和え、うど、自家製の漬物

サクサク揚げたての天婦羅。噂通りの美味しい食事。

この時、たまたま同じ席で、女性一人で温泉巡りをしているという東京のSさんと出会い、温泉の話で意気投合。森田、光風、あすなろ、嶽、湯段温泉など、数年前に行った温泉とほぼ同じで思わず話が弾みます。

温泉は夜8時~8時半、朝5時~5時半は清掃の為入浴できませんがそれ以外はいつでも入浴可能。1分間に毎分500リットルの湯が床を流れ去ります。夜は独占状態で(トド寝)が楽しめます^^;



温泉の析出物の丘

朝食は7時頃。ご飯はセルフサ-ビスで。手作りのがんもどきのような物が美味しい。貝の味噌汁も意外性があって良いです。この値段で十分満足です。部屋に戻ると布団が下げてありスト-ブが置かれていました。また、食後は部屋までコ-ヒ-を運んで頂けます。
一時は廃業も考えられたそうですが、多少値上げをしてでも経営を続けたいとの意向がかかれてありました。
東京のSさんより一足早く宿を出て出発。無事に秘湯に辿り着けることを祈りながら。。


住所:青森県南郡碇ヶ関村大字碇ヶ関字西碇ヶ関山1-467
電話: 0172-46-2533

泉質:含土類・石膏-食塩泉
日帰り入浴:¥300  8:30~20:00
宿泊: ¥7,500~ 湯治 ¥2,400~

2013年4月宿泊利用 7,700円 楽天トラベルを利用。