あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

湯の峰温泉 旅館あづまや

2010-12-24 | 近畿の温泉
開湯は1,800年と伝わる温泉地、湯の峰温泉の中でも一際目を引く建物の旅館あづまや。

民宿あづまや荘に宿泊すると、こちらのお風呂に夕方6:00以降~、翌朝~9:00迄無料で入浴することが出来ました。

内湯・風情ある浴室と風格のある槙風呂
源泉温度92.5℃ 自家源泉(環湯)を加水掛け流し。飲泉可能。
含食塩重曹-硫黄泉。無色透明、少たまご味、微渋み

左:さまし湯 源泉を適温に冷まして掛け流し。薄白濁、少硫黄臭、たまご味・少塩味、渋み 隣にある天然蒸風呂を眺めて
右:貸切風呂 空いていれば鍵を掛けて入浴できます。2ヵ所あり。弱く掛け流し。透明・薄茶湯華、少硫黄臭、たまご味・少塩味、渋み

男女入れ替え後の翌朝の内湯
脱衣場に分析表があり別源泉のようです。公式HPでは自家源泉3本となっています。環湯源泉とほぼ同じ感触ですが、こちらのさまし湯は透明でした。

薄ブルーに見える露天風呂
入浴時は紅葉とのコントラストが奇麗でした。白い湯華が多く掛け流しでした。

入湯日:2010.11月

住所:和歌山県田辺市本宮町湯の峰122
TEL:0735-42-0012
日帰り入浴:PM1:00~PM3:00 700円
※今回は民宿あづまや荘に宿泊して無料。

川湯温泉 仙人風呂

2010-12-24 | 近畿の温泉
毎年11月頃~2月末まで大塔川を堰き止めて入浴できる季節限定の無料露天風呂。

河原のあちこちから温泉がポコポコ湧いています。

源泉温度73℃の単純泉に川の水を引き入れて40℃前後に調整しています。大規模な自然湧出泉に感動です。
基本的に期間中は無休ですが降雨量により利用できない場合があるので熊野本宮観光協会のHP等で要確認のこと。

入湯日:2010.11月

住所:和歌山県田辺市本宮町川湯
TEL:0735-42-0735(熊野本宮観光協会)
入浴時間:午前6時半~午後10時まで 無料 P50台無料
男女別の簡易更衣室あり。コインロッカーなし。

熊野本宮観光協会HP
http://www.hongu.jp/index.html

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湯元山荘湯ノ口温泉

2010-12-20 | 近畿の温泉
三重県の山奥、鹿入温泉から旧紀州鉱山のトロッコ列車に乗って湯元山荘湯ノ口温泉に行きました。

トロッコに乗って10分。車でも行く事が出来ます。

湧出量は毎分1,200Lの豊富な源泉を湯元山荘では毎分320Lの供給量で源泉掛け流しです。

内湯と露天風呂、家族風呂があります。
薄黄色で黒と赤茶湯華が多く、微金気硫黄臭のする温泉。
とても入浴感が良いです。

家族風呂は内鍵を閉めると貸切にできる仕組み。
蛇口からは常に適温の源泉が流れ浴槽の湯は溢れ出していました。

入湯日:2010.11月

住所:三重県熊野市紀和町湯ノ口10
TEL:05979-7-1126
日帰り入浴:9~21時 400円
トロッコ往復と温泉のセット券 600円
泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物泉

※休憩室はありますが食堂はなく売店にはカップラーメン程度しか置いていないのでご注意ください。
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赤倉温泉 赤倉観光ホテル(食事編)

2010-12-19 | 新潟の温泉
赤倉観光ホテルの夕食と朝食は選択することが出来ます。
夕食はフレンチレストラン「ソルビエ」にて洋食、旬菜ダイニング「白樺」にて懐石料理及び鍋料理の中から選択でき、私は懐石料理を選択しました。

妙高冠雪 晩秋~初冬へ

温もり:丸大根ふろふき  季菜:名残松茸ほうれん草浸しなど

椀盛:百合根饅頭 つる菜  焼肴:アマカツオの枯朴葉包み焼

波音:鬼柚子をくりぬいた器にお刺身
鬼柚子は静岡の系列店(吉奈温泉 東府や)より取り寄せたものだそうです。

蒸物:尼鯛かぶら蒸し  油物:真鱈親子揚 白子が美味しかった

山の幸:茸すいとん かんずり添え
かんずりとはこの地方の辛味調味料。地茸、越の鶏、蕎麦の実と具たくさん。新米の矢代産コシヒカリとともに。
水菓子は柚子シャーベットと果物。その他、誕生日ということで果物の盛り合わせをルームサービスして頂きました。

翌朝・・ダイアモンド斑尾を眺めて
秋から冬にかけて見ることが出来るそうです。

朝食は洋食(アメリカンブレックファーストorヘルシーブレックファースト)か和食を選択します。私はヘルシーブレックファーストを選びました。(433kcal)

メインはスチーム野菜と蒸し鶏のサラダ仕立て。野菜が美味しいです。ホテルメイドのパン。白いパンは米粉パン。湧き水で入れたコーヒーも美味しかったです。



赤倉温泉 赤倉観光ホテル(宿泊編)

2010-12-17 | 新潟の温泉
創業は昭和12年、標高1,000メートルに建つ赤倉温泉の老舗ホテル。2009.12月に新館がオープンしました。

新館の半露天風呂付客室に宿泊。床暖房、ガス式暖炉付。
部屋のお風呂は温泉で、妙高の湧き水が部屋に引かれています。symbol4

新館にある「天空水上テラス」

大浴場露天風呂からの絶景
掛け流しの温泉は透明で白と黒色の湯華が多く漂い、焦げ硫黄臭、甘味、渋苦味がします。
肌触りは優しくトロリとして少すべすべ感がある温泉です。

テラス前には水盤があり、開放感があります。部屋の露天風呂は扉を移動すると仕切ることが出来るタイプ。部屋のお風呂は24時間入浴可能。

湯華多く、掛け流し。夜の雰囲気も幻想的。

遠く野尻湖が輝いて見えます。
H21の分析表が大浴場に掲示してあり、源泉は北地獄谷
泉質はカルシウム・ナトリウム・マグネシウム硫酸塩・炭酸水素塩泉
51.1℃ 3,400L/分(自然湧出)
 家族風呂
H10の分析表が家族風呂にあり比較すると
51.1℃ 2,047L/分と1,000L/分以上も10年前より湧出量が増加しています。
湯華が多く配管が詰まりやすいので今後改善していただき
貴重な自然湧出温泉を提供していただきたいと思いました。

入湯日:2010.12月

住所:新潟県妙高市田切216
TEL:0255-87-2501
一泊二食付平日2名宿泊利用。
部屋のCLARINSのアメニティは持ち帰り可。
ランチ付日帰り入浴等各種プランあり。
※ご注意:12/18~全館完全禁煙になります。

赤倉観光ホテルのHP
http://www.akr-hotel.com/

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下風呂温泉 まるほん旅館

2010-12-14 | 青森の温泉
大湯共同浴湯前にある、まるほん旅館に宿泊しました。

海と大湯が見える12畳程の部屋。
民宿のような家族的な雰囲気の宿。
トイレ、洗面所は共同。エアコンはありません。
男女別の小さな内湯は階段を下りた先にあります。

大湯から引湯した白濁湯が掛け流し。

良く観察するとこんなところに源泉コックがありました。

クリーム色の湯華が舞い上がる。
入浴時は強烈に熱かったので不本意ながら加水してかき混ぜます。強硫黄臭のする濃厚な温泉。酸味、たまご味、少塩味のする
(酸性)含硫黄・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。

地元の海の幸をふんだんに使った料理をお部屋で。

下北産のウニ、マグロ・ホタテ・サーモンなどの刺身
鱈の酒粕汁や林檎の天婦羅、スルメイカのマヨネーズ添え等美味しかったです。
朝食のイカ刺しやセルフサービスのコーヒーも嬉しかったです。

入湯日:2010・9月

住所:青森県下北郡風間浦村下風呂
TEL:0175-36-2330
宿泊利用:料金は一泊二食付8550円~
画像は10650円のプラン
※宿泊者の入浴は22時30分まで。



下風呂温泉 佐々木旅館

2010-12-12 | 青森の温泉
下風呂温泉 新湯共同浴場に程近い佐々木旅館。
H22.7月にリフォームされた青森ヒバの浴槽1つのみで新湯の源泉を引湯し、掛け流しにしています。

温泉手形利用で朝食前に訪問しました。
朝早くの立ち寄り入浴にもかかわらず快く対応していただけました。
1つしかない浴室は原則として男女交代制ですが訪問時は鍵をかけて家族風呂として利用させて頂きました。朝一番の入浴者だったようで強烈に熱かったので不本意ながら少量加水させて頂きます。
透明でやや白濁し、細かい白湯華が多く漂っています。
硫黄臭よりヒバの清々しい香りが勝っています。
酸味・塩味・微苦味?だし汁味?個性的な味覚がします。
肌触りはトロりとしてよい湯でした。

入湯日:2010・9月

住所:青森県下北郡風間浦村字下風呂81-6  
℡:0175-36-2525
宿泊者限定の温泉手形3ヶ所800円を利用。
入浴時間:7~21時
泉質:含硫黄・ナトリウム塩化物泉(新湯)


下風呂温泉大湯

2010-12-08 | 青森の温泉
青森県の下北半島の端にある下風呂温泉。
津軽海峡に面しており遠く北海道が望めます。
憧れだった大湯共同湯、まるほん旅館に宿泊して
朝一番を狙ってダッシュです。

朝一の大湯の浴室の風情は素晴らしく感動ものです。
掛け流しの浴槽は熱めと温めに分かれていますが、どちらも激熱なので湯口に栓をして加水します。
この日は寒い日で、冷えた体にジーーンとと効きます!
強硫黄臭がして透明な湯に細かい湯華が多く舞い白濁しています。大湯系の酸性・含硫酸ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉です。
朝風呂にぴったりでシャッキリ目が覚めました。

入湯日:2010.9月

住所:青森県下北郡風間浦村大字下風呂97
TEL:0175-36-2824
日帰入浴:7~21時 8~21時(11~3月)
月曜日定休 300円


某温泉 岩の湯

2010-12-06 | 秋田の温泉
ここは以前は旅館として営業されていたそうですが
現在は休業し、ご夫婦とも普段は働いておられるため
在宅時のみ有料で入浴させて頂けます。
観光協会で電話番号と場所を教えていただき、電話確認の上
訪問しました。
岩の湯の名の通り、岩盤の底の白く析出している割れ目から
適温の源泉が湧きだしています。浴槽は2つあり、もうひとつは
共同浴場と同じ源泉とのことです。
足元自噴の湯は透明で白い湯華と薄茶湯華が漂い少硫黄臭がして
少たまご味・微塩味のする含硫黄・ナトリウム塩化物泉です。
また、岩の脇からも白く析出して温い湯が沸いています。
温友さんの間では「もののけ温泉」と呼ばれるほど
壁にはシダ植物や苔が付着して神秘的な雰囲気です。

ご夫婦といろいろお話させて頂き、またお茶まで頂いて
長年の夢が叶い感激の一湯でした。

入湯日:2010.9月
入浴料金:200円


下風呂温泉足湯と大間鉄道未成線跡

2010-12-05 | 青森の温泉
幻の大間鉄道未成線跡を修復・整備して
「鉄道アーチ橋メモリアルロード」として観光客向けに
無料開放されている遊歩道と足湯。

足湯の源泉は野辺地2号 
ホウ酸ー含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物泉
強硫黄臭がして薄灰色濁り、灰色の細かい湯華が多い
珍しい灰色の温泉。アーチ橋直下のさつき荘と同源泉。
透明度は10センチ位。

宿泊者のみ購入できる「下風呂温泉手形」
800円で3箇所湯巡りできます。

国道279号から見る、二枚橋の橋梁

入湯日:2010.9月
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青荷温泉(宿泊編)

2010-12-05 | 青森の温泉
ランプの宿として有名な秘湯の一軒宿
新幹線の青森駅開通に伴い、新青森駅~黒石温泉郷間の
無料シャトルバス「黒石こけし号」が運行され便利になった
青荷温泉をご紹介します。

ほのかなランプの灯り

本館と離れがあり利用したのは画像の本館の部屋。
部屋には、テレビはもちろんコンセントもありません。
しかし自家発電で誘導灯など最低限度の電気は確保されて
います。部屋には内鍵しかなく外へ出るときは金庫に貴重品を
入れます。トイレは共同ですがウォシュレットあり。
布団はセルフサービスです。携帯は圏外。
「温泉以外何もない贅沢」を楽しみましょう。

食事は朝食(7:30~)夕食(18:00~20:00)とも大広間で。
ご飯や味噌汁はセルフサービス。
ランプの薄明かりの中、迫力の三味線ライブを聞きながらの食事で
宿泊客の皆さんと雰囲気を楽しみました。

別棟にある「健六の湯」
総ヒバ造りの浴室。シャワーやカランはなく上がり湯のみ。
無色透明で少湯の香のする単純温泉が掛け流し。
湯上りは肌がさらさらします。女性のみ露天風呂(釜風呂)あり。

内湯(男女別)

滝見の湯の内湯(男女別)
滝見の湯露天風呂
滝見の湯露天風呂は夏季限定。
温度は温め。細かい薄茶色の湯華あり。滝を眺めながら。
有名な混浴露天風呂は9月末まで工事中でした。

入湯日:2010.9月

住所:青森県黒石市大字沖浦字青荷沢滝ノ上1の7
℡ 0172-54-8588
宿泊料金:一泊二食付き 9,600円(税込)
通年営業 夏期料金
日帰り入浴:10~15時 500円 冬季は予約制
公式HP http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/index.htm
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六日町温泉かわら崎湯元館

2010-12-03 | 新潟の温泉
数年前、宿のすぐ隣で温泉掘削の櫓を見て以来
気になっていた「六日町温泉かわら崎湯元館」
日帰り入浴は困難でなかなか入浴する機会がありませんでしたが
今回は事前に電話連絡で確認のうえ訪問し、やっと入浴することが
できました。

ここの宿は全室露天風呂付客室でしかも
源泉100パーセント掛け流しの「日本温泉遺産を守る会」の宿。
週末の予約もなかなかとり辛い人気宿だそうです。
館内はレトロなポスターが飾ってあったりと工夫され
ほのぼのとした雰囲気が漂っています。

日帰り入浴が出来るのはこじんまりとした内湯と露天風呂。
温泉は少硫黄臭がして透明でゼリー状の白と茶色の湯華が
漂っています。
湯口には飲泉コップあり、少塩たまご味、微金気味がする
つるすべの湯です。
他の六日町温泉よりも新鮮で泉質の良さに驚きます。
H19年3月の分析表では六日町温泉第14号井、単純温泉。

カランは2つしかないので混んでいる時は譲り合って使用します。

余談ですが訪問時、玄関前の源泉垂れ流しが流れて
踏み石のクボミに鯉?の稚魚が大量発生していてびっくりしました^^
こんな環境で生き抜く生命力に感動。。

住所:新潟県南魚沼市六日町272
TEL:025-772-2438
日帰り入浴:15~20時 650円 
今回は「温泉博士」の温泉手形で無料

入湯日:2010.10月

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