幕末から明治にかけて存在していた鉱泉。
源吉の湯は目の湯と呼ばれ目の悪い人に鉱泉を浸してやると
治るとされ、その効能は2代、3代と言い伝えられたそうです。
戦で自決した金津国吉の奥方、旭御前の慈悲の涙が
湧いて出て目の薬となり人助けをしているのだろうという
言い伝えもありました。
残念ながら、トンネルの掘削で 大量の出水があって以来、
鉱泉湯量も激減してしまったそうです。
昭和35年に今のお地蔵さまを祀ったお堂が再建されました。
実際に汲んでみましたが無色透明で特に特徴なく?ですが
歴史的に興味深く感じた探索でした。
2011.6月追記
再探索したところ、河原に源泉パイプがあり
硫黄臭のする未利用源泉が垂れ流しになっていました。