あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

湯田上温泉その昔

2006-02-25 | 新潟の温泉
その昔、湯田上温泉は現在の湯田上温泉街から少し奥まった狭い路地の急な坂道にある温泉街でした。

そして、その小さな温泉街には共同湯や宿が営業していたのです。
現在は建物のみ存在しています。

 
↑当時の湯元だったという建物。看板でそれと分かる程度。苔むした石段を下っていくと湯小屋の湯があります。雪害で屋根が崩れていました。

前回訪問時は無臭でしたが、今回はここから微々硫黄臭が感じられた様な気がしました。この湯小屋の湯は開湯当時の湯田上温泉の源泉であり、現在は使用されていません。無色透明無味無臭の鉱泉のようで温泉の規定かどうかは定かではありません。注意:入浴施設ではありません。水溜りのような物です。

調査日:2004.9月、2006.2月再訪




大野鉱泉 大野館

2006-02-23 | 新潟の温泉
大野鉱泉は昔から上杉謙信ゆかりの宿として語り継がれています。館内には看板が掲げられており、それによると栃尾には長尾影虎の居城が当時存在し湯の沢から湧く薬湯が多くの将兵を救ったと記述されています。
源泉は宿の裏にある通称寺山の山肌から湧き、旅館の縁の下にある手掘り井戸に溜まっていたのだそうです。

玄関前には屋根付きの飲泉所の様な物があり、無色透明、微々硫黄臭、無味のすべすべする冷鉱泉がチョロチョロ出ていますが、裏には動力ポンプがあるので、現在は自噴ではないのでしょう。

年に4回ちょうど季節の変わり目には湯が一週間ほど黒くなったのだそうです。

日帰入浴 500円  不定休 要電話 0258-52-2512

参考文献より一部引用

※現在は営業をしていません。


湯沢温泉その昔

2006-02-20 | 新潟の温泉
越後関川温泉郷湯沢温泉は温泉意外何もない小さな温泉地です。ですがその昔はタンクローリーで温泉を販売するほど、栄えた湯治場でした。

当時の湯山商事が村役場と契約して、このタンクから午前と午後、2台のタンクローリーで温泉を汲んで契約家庭に供給していた。現在は使用されていない。

訪問時、源泉を管理している方とお会いして動力ポンプを見せて頂いた。主に温泉街の方面で使用しているとのこと。
私のお勧めはこちら。↓
http://www7a.biglobe.ne.jp/~fumiko/niigata/yuzawa/yuzawa.html
尚、近くにはコンクリートの素朴な共同湯があり、温泉ファンにはそちらも良いかもしれません。

湯沢温泉共同浴場 150円 6-21時 
調査日:2004.6月

参考文献より一部引用

鉄輪温泉谷の湯

2006-02-20 | 大分の温泉
ここを訪問した当初は、谷の湯はまだ別府温泉道の施設に加入していない時でした。周囲の湯煙のロケーションもすごいですが、鄙びた渋い外観にも驚きでした。この付近は温泉独特の臭いが漂います。

コンクリートの浴槽には微塩味、微金気ある湯があるのみです。ですがその鄙びとレアぽい感じがなんとも言えない共同湯でした。

6:30~22時 80円 
2003.9月 訪問



浜脇温泉新玉旅館

2006-02-18 | 貸切風呂のある温泉
浜脇温泉で貴重な独自源泉を所有する新玉旅館に宿泊しました。また、皆様とお会いできてうれしかったです。私はお酒はまったく飲めませんが宿の方に注意されるほど話が弾みましたね。
新玉旅館はゆーとぴあ浜脇の目と鼻の先にあり、別府温泉道の湯巡りをした日が懐かしく思います。周辺は浜脇独特の雰囲気が漂う風景です。

3つある貸切家族風呂は当日は2つしか使用できないようでしたが追加料金無料で24時間入浴可能なのが良いですね。

薄茶湯華漂う薄褐色の湯は微塩味、微エグ味、微渋みがして掛け流し。あとで、宿の方から分析表を拝見すると微量の鉄分等を含む弱食塩泉でした。

1泊朝食付きで5900円。家庭的で栄養バランスの取れた朝食で湯巡りがスタートしたのでした。


浜脇温泉東町温泉

2006-02-14 | 大分の温泉
レトロなJR東別府駅から坂を下って徒歩1~2分。
知らなければ通り過ぎてしまいそうな外観の共同湯です。

浜脇温泉に宿泊して早朝に歩いて立ち寄りました。
料金箱にお金を入れて階段を下っていくと予想外に大きな空間が広がります。脱衣場の目の前は小判型の湯船が鎮座しています。
  
泉質は浜脇温泉と同じ単純温泉と簡単な表示がありました。
無色透明無味無臭の温泉は訪問時、湯口が塞がれて溜め湯状態で適温でした。
高い天井を見上げながら浸かっていると、電車の音がガタン、ゴトン。
温泉からあがった後は、風情ある町並みを散策したのでした。

日帰り入浴 6時~22時30分 100円





篠原温泉 

2006-02-10 | 大分の温泉
篠原温泉はのんびりした田舎にありながら国道や駅からのアクセスが大変便利で安く泉質も素晴らしい地元の共同湯です。

泉質は含食塩・ボウ硝・重曹泉。
綺麗な透明薄黄色で湯口は硫黄臭が漂い、少たまご味、少渋味がします。浸かって、体を擦るとヌルツルします。
男女別の浴槽内は下がつながっています。
「ここはシャワーなどないけど、一番良い温泉だよ。」と
地元の方は笑顔で言いました。


大分県由布市挾間町篠原
日帰り入浴 9~20時 100円

※残念ながら2013年に廃業されたそうです。

大鶴温泉 夢想之湯

2006-02-08 | 大分の温泉
玖珠町にはたくさんの日帰り温泉入浴施設があり、観光協会のパンフレット片手に湯巡りが楽しめます。
大鶴温泉はこのパンフレットには記載されていませんが、一般利用も可能な温泉です。(情報提供:赤坂@大分さん)

大きな源泉タンクが目印。
温泉マークがとてもいい雰囲気です。

無人なので脱衣場脇の料金箱にお金を入れます。
あくまでも地元の方の温泉なのでマナーを守りましょう。
トタン屋根の岩風呂風の湯船のみで、無色透明無味無臭の温泉がパイプから少量ずつ掛け流されていました。

地元の方としばし温泉談議。
素朴な温泉に心も体も温まりました。

日帰り入浴 15~22時 100円

玖珠温泉 北乃園温泉

2006-02-06 | 大分の温泉
玖珠温泉 北乃園温泉は玖珠町の国道210号玖珠消防署付近にある温泉施設です。(情報提供:赤坂@大分さん)
アパート前の駐車場は駐車禁止。橋の上辺りに停めましょう。

料金箱にお金を入れ中に入ると、ふわんと香るやわらかいアブラ臭。光を浴びてなんとも綺麗な薄黄色の湯。泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉。温泉の香りが印象的でした。

竹を上手く利用した浴室。

対岸の個人のお宅の大きな源泉タンクもちょっぴり気になりました。

住所:玖珠町大字塚脇441-2
TEL:0973-72-0284
日帰り入浴 10~22時 200円

※2011.4月 記事の一部を書き換え

天狗松裕花

2006-02-03 | 熊本の温泉
目的の温泉が宿泊者優先のため入浴できず、そこの従業員の方が薦めてくださった岳の湯・地獄谷温泉天狗松裕花に行きました。ここはコインタイマー式貸切家族風呂がメインのようで周辺にはお洒落なカフェや地獄蒸しの釜もあり、湯煙が漂いとても雰囲気があります。

貸切家族風呂はちょっと高いので、男女別の露天風呂に行きました。

透明ですがうっすらブルーにも見える温泉は微塩味がします。開放感のある素敵な露天風呂です。家族連れに人気の温泉でした。

含硫黄・ナトリウム塩化物泉
日帰り入浴 男女別露天風呂 8~23時 500円 毎月第3水休
岳の湯・地獄谷温泉天狗松裕花HP


日平温泉源流の湯

2006-02-02 | 熊本の温泉
日平温泉源流の湯は山川温泉の東側に位置し、貸別荘きんこんかんにて管理している貸切露天風呂で一人500円で日帰り入浴も出来ます。

駐車場から「大人の階段」を下り貸切露天風呂の「エノハの湯」に行くと湯船には湯が掛け流され、保温シートで覆われていました。他に「イワナの湯」もあります。

近くにスタッフがいない場合は、電話ボックスからインターホンを
使用するとスタッフと会話できます。

薄褐色の土類系の40℃の湯の表面には膜や赤茶湯華が漂っており、微甘味微渋み、エグ味、湯口は微アブラ臭もします。
(画像は2005.12月入湯時のもの。公式HPを拝見すると現在は温泉の色が変わっているようです)
 
エノハの湯は100年経たスス竹を壁に使ってあります。
壁の絵は阿羅こんしん氏の画です。

住所:熊本県阿蘇郡小国町北里字日平1435-3
日帰り入浴:10時~17時
貸別荘きんこんかんTEL 0967-46-5678 
きんこんかんHP

カフェ藁は移転準備中。カフェ藁HP

2011.2月文章の一部を改正。