あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

黒切田鉱泉

2006-07-25 | 新潟の温泉
黒切田(くろぎった)鉱泉は栃尾の小向(こむかい)地区に昔からある鉱泉です。この鉱泉は病に効くといい県内外から多くの人々が汲みに訪れます。
訪問時は砂防ダムの工事が行われており道路は手前で通行止め。この駐車場から細い登山道があり30分くらい歩くと沢にでるのでここを渡渉します。10分くらいで源泉の汲み場に到着です。

体感14~15℃の少硫黄臭の鉱泉が湧出しています。

この鉱泉を求め、リュックを担ぎペットボトルを持参して一時は1~2時間待ちの行列が出来た事もあったそうですが訪問時は2~3人程度でした。
鉱泉自体にはそれ程特徴があるとは感じられませんでした。

2004.6月訪問

津和野塩井戸

2006-07-21 | 山陰の温泉
津和野の町並みや太鼓谷稲荷神社を観光後、津和野塩井戸に行きました。
 
1000本の赤い鳥居のトンネルと水路を泳ぐ錦鯉

昔からあるという川沿いの塩井戸。
残念ながら温度はありませんが河原のあちらこちらから、源泉がぽこぽこ湧いており、温泉の成分で出来た析出物の小山は一見の価値があります。

訪問時は4月の下旬。蚊やアブもおらず、ぽかぽかの小春日和でした。

木部谷温泉松乃湯

2006-07-18 | 山陰の温泉
木部谷温泉は、島根県でも山口県との県境近くに位置する山奥の秘湯です。津和野を観光した後、宿泊で利用しました。

温泉施設と食堂を付設する本館。
奥に見える建物は宿泊者専用の新館。

部屋にはトイレ、洗面所完備。
1泊2食付7,000円(税込)でした。(平日利用)

敷地内にある間欠泉。25分に1回位の間隔で5分間程、自然湧出する。しゅわしゅわと徐々に盛り上がっていく細かい気泡を目の前で見るのは感動の一言!緩やかな傾斜を下って源泉は自然に浴槽に向かって流れ込んでいく。
 内湯。
右のバルブをひねると非加熱の源泉がドバドバ。左のバルブを回すと蒸気熱で加温される仕組み。
成分総計7,878mg/kg。
鉄分を28.7g含む赤茶色の温泉。遊離二酸化炭素は1,220mgで強い炭酸味と金気臭がインパクトあります。
(含二酸化炭素・ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)
また、新鮮なのでしょう、バルブをひねった瞬間、微硫黄臭も感知できます。床の析出物もなかなかです。
タオルをつけるとすぐ赤茶色になります。宿では浴室前にタオルがありますのでそれを使ってくださいとのことでした。
宿泊しても日帰り入浴と同じ入浴時間ですが朝はゆったりできるのでぜひ朝風呂をお勧め!
夕食。
天然鮎の甘露煮(子持ち),ボタン鍋、山菜の酢味噌和え、ぜんまいと蕗の煮物、茶碗蒸し、刺身、特に画像左の手造り牛乳豆腐はぜひお勧めです!
地元の食材を使った料理が美味しいです。
女将さんの楽しいお話も聞けますよ。

住所 島根県鹿足郡柿木村木部谷
日帰り入浴 350円
営業時間 7:30~19:30
電話 08567-9-2617

H18.4月訪問



普代温泉田上町老人憩いの家心起園

2006-07-14 | 新潟の温泉
普代温泉、田上町老人憩いの家心起園は道路工事の際、湧出した新源泉を使用しており、一般の入浴も可能となっています。浴槽内は循環ですが、蛇口からは薄黄緑色、塩味と微金気臭のするナトリウム塩化物泉が掛け流しとなっています。

蛇口からの源泉はかなりぬるく感じます。
カランは5つ、うちシャワーがあるのは1つのみ。こじんまりした内湯です。ここは老人憩いの家ですので、地元の老人方でいつも満員。
休憩室でまったりされていますので訪問の際はあくまでそれを念頭にしてくださいね。

駐車場が狭いので、周辺の施設の迷惑にならないようご注意ください。

日帰り入浴 町外 400円
時間 10~16時 月曜定休日
2005.8月 2006.2月再訪

中の湯(泥湯)

2006-07-07 | 福島の温泉
磐梯山の登山口の途中にある廃業した温泉宿跡に温泉がポコポコ自噴して湯沼となっています。周辺は濃厚な硫黄臭が漂います。

画像手前の2つの小さなボッケは激熱で奥の沼は冷たいです。本来はこの真ん中のボッケに沢水を混ぜたりして適温に調整するのですが、私が行ったときはあまりにも熱そうでしたので奥の小さい窪みに持参した桶で沼の湯を混ぜたり、枯れ草をかき出して掃除して寝そべって浸かってみました。底には白っぽい泥が多く溜まっており、熱いです。

湯沼は薄ブルー白濁ですが、かき混ぜると薄グレー白濁になります。
濃厚な泥湯。
私の目の前を登山客は少し羨ましそうに??眺めて行きました。(^^;

注意:脱衣場もないまったくの野湯です。