あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

湯川温泉龍王閣

2006-06-24 | 北陸の温泉
湯川温泉龍王閣は石川県能登半島の根元に位置し、周りは海で囲まれた山里にひっそりと佇む秘湯です。以前から、ずっと行きたいと思っており今回やっと行く機会が出来ました。

ここは接骨院を付設する珍しい温泉。
ですが最近は営業はされていないとの事です。

強塩味のナトリウム・カルシウム塩化物泉は源泉温度51.3℃。ですが加水せず熱交換器で温度を下げ、循環併用の掛け流しになっています。
成分総計19.23gのなかなか濃厚な湯は温まりが良いです。
この温泉に、週2回は通うというご婦人としばしまったり。
こんな辺鄙な場所にある湯川温泉龍王閣さんは最近、某TV番組で紹介されたそうです。まさに「ふだん着の温泉」ですね。

日帰り入浴 500円

湯ノ花温泉 石湯

2006-06-20 | 福島の温泉
湯ノ花温泉の共同湯の一つ石湯は、やはり木賊の共同湯のように川に向かって下っていくとある鄙びた混浴の湯小屋です。

近付きびっくり。巨大な岩が湯小屋に突き刺さっています。

箱の中に料金を入れると、シンプルな熱い内湯と板を隔てた川沿いに温めの湯船があり、熱さに慣れない人はここで体を慣らしてから隣の熱い内湯に入るといい、と入浴中の老人のご夫婦に教えてもらいました。

岩側と右側の浴槽内の2箇所から57.6℃の弱アルカリ性単純温泉が少しずつ自噴しています。とにかく、熱い湯です!しかも、混浴なので浴槽から出れば丸見えです。共同湯ですのでバスタオル等も巻けませんので女性には難易度が高いかもしれません。私はタオル1枚で隠してなんとかしました。

温泉の分析表をメモっていると、お爺さんが「勉強熱心だねえ。」と声を掛けた。「素敵な温泉、どうも有り難うございました!さようなら!!」
私は奇跡的な湯小屋とお爺さんに手を振って別れました。

湯ノ花温泉 石湯
協力金 200円以上
夜8~9時は地元専用タイム。
石湯に下る手前の小さな空き地は手前の住民の駐車場です。
私は住民のご好意で停めさせていただきましたが、本来は湯ノ花温泉に入ってはじめに右側にある大きな橋を渡った広い空き地に停めてください、とのこと。



木賊温泉共同湯

2006-06-19 | 福島の温泉
すぐ隣が川というロケーション。訪問時は雪解けシーズンということもあり湯小屋が流されそうです。事実、一週間前は湯船にまで川の水が流れ込み温くて入浴不可だったそうです。

ここは、男女混浴の内湯のみ。手前右に女性の着替え場所があり、ここから扉を開けて浴室に行く事が出来ます。訪問時はお爺さん、お父さんと思われる方と、男の子が。バスタオルを巻いて「すいませーん、失礼しまーす!!」

浴室は天然の岩を利用した岩風呂のようになっており、2つ湯船が。
画像の湯船のパイプからと足元の石の間からポコポコと45℃の熱めの湯が自噴しています。隣の湯船にはこの湯が流れ込み、少し温めで微白濁していました。
透明で白湯華が漂い微かに硫黄の臭い。微たまご味もする単純温泉です。
湯小屋の雰囲気にしばしまったり。
木賊温泉共同湯の向こう側に小さく見えるのは、有名な井筒屋さんです。

木賊温泉共同湯 協力金として200円以上。
売店前に数台駐車場有、そこから階段を下り川沿いを歩きます。





大塩温泉 民宿たつみ荘

2006-06-13 | 福島の温泉
奥会津の秘湯、大塩温泉。 民宿たつみ荘はその共同湯のすぐ隣にあります。ここに、春の雪解けのシーズンになると湧出する季節限定の露天風呂があります。足元からボコボコ炭酸が湧き上がり天然のジャグジーです。
例年では4月中旬~5月上旬位までだそうですが今年は長く湧出していたそうです。



訪問時は独占状態でしたので只見川の景色と温泉を堪能しました。
ここはテレビ等で紹介され、全国からたくさんの人たちが入りに来たそうです。無料ですが、たつみ荘の敷地内ですので一言断ってから入浴してくださいね、とのことでした。
野湯に近いので脱衣場もない混浴ですが、女性の方はたつみ荘さんに相談してみてください。私はご好意で部屋を貸していただきここで着替えをしてバスタオルを巻いて行きました。

入浴後もいろいろとお話を伺いました。
ここは一人旅にやさしい宿だから、いつでも入りにおいで、と女将さん。
宿泊は1泊2食付で6,825円(税込)で季節限定の露天風呂の時期は季節の山菜などを出すそうです。民宿の風呂には温泉はありませんがすぐ隣には共同湯があります。
また来年、温泉とたつみ荘さんのご主人、女将さんに会いに行きたいなあと思いました。
付近にある明治時代からの炭酸井戸。

大塩温泉共同湯の案内はこちら。↓
http://www7a.biglobe.ne.jp/~fumiko/kengai/fukushima/ooshio/ooshio.htm

大塩温泉 民宿たつみ荘
福島県大沼郡金山町大塩3106-2
TEL 0241-56-4158
*季節限定の露天風呂の湧出時期は電話で確認のこと。


黒薙温泉

2006-06-09 | 北陸の温泉
宇奈月温泉からトロッコ列車に乗って20分の黒薙駅に立ち寄りました。
 
黒薙温泉は通常は左側の遊歩道を登り20分かかるそうですが、この時は特別許可で右側の工事車両用トンネルを通り徒歩7~8分で行く事が出来ました。

宿の佇まいに見惚れます。
黒薙温泉露天風呂
 
天女の湯(女性露天風呂)

天女の湯露天風呂から見た、河原や洞窟から噴出す高温の源泉は圧巻でした。宇奈月温泉はここからパイプで引き湯されます。


駐車料金1日 普通車900円
宇奈月ー黒薙 トロッコ列車往復 普通車両960円
(満席時、往路乗車不可の注意書きあり)
黒薙温泉旅館 日帰り入浴 内湯、露天風呂500円
天女の湯は11-13時 清掃中
黒薙温泉宿泊者は天女の湯は男性の入浴時間帯あり。
名剣温泉は残雪の為通行不可。(7月~)




A源泉とS源泉

2006-06-02 | 源泉調査

田んぼの中にある垂れ流し。32.8℃の少塩味、少苦味、微硫黄?臭のある湯口は気泡の漂う温泉。

配管に近くとゴゴッと源泉が湧出している音がする。周辺の住民は埋め立てられた、と言っているが源泉は生きている。30℃前半の少塩味、少苦味、少硫黄臭のする温泉。湯口は気泡が漂っている。

調査日 2005.10月