あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

湯ノ沢温泉 藤里町農村環境改善センター

2015-09-17 | 秋田の温泉
秋田県 藤里町 湯ノ沢温泉

白神山地世界遺産センターを過ぎると、和みの湯に向かう途中に藤里町農村環境改善センターという建物があります。ひっそりとした外観からは想像できませんが、独自源泉を掛け流しで利用しており一般の入浴も可能となっています。(27年8月現在)

和みの湯の女将さんから、この藤里町農村環境改善センターが来年頃、老人施設になるらしい、そうなると外来入浴できるか分からない・・・とお聞きして、訪問しました。

男女別の内湯のみですが、浴室に入ると微かにアブラ臭?のような香りがして、和みの湯とは違った個性のある温泉でした。非加熱、非加水、適温掛け流しでツルツル感のある弱食塩泉で、温めですが、ゆっくり浸かっていると体が火照ってきます。

施設の方に伺うと、建物のすぐ裏手に源泉があるとのことでした。

住所:秋田県山本郡藤里町藤琴字上湯ノ沢16
TEL:0185-79-1379
時間:9:00-21:00
料金:300円

和みの湯(湯ノ沢温泉)宿泊編

2015-09-06 | 秋田の温泉

秋田県藤里町 白神山地の麓、湯ノ沢温泉の最奥にある秘湯に宿泊しました。

宿から100メートルにある銚子の滝。



夕方の一瞬,光が差し込んで幻想的な景色を見ることが出来ました。

動画をクリックしてご覧ください。

鍵付きの部屋 小川のせせらぎが心地よい。エアコンがありましたが涼しかったので使用しませんでした。

夕食は18時に食事処で。手作りの料理はどれも美味しく特に、きりたんぽ鍋が美味しかったです。畑で取ってきたセリがシャキシャキ新鮮でした。

浴室は男女日替わりで交代。温め硫黄臭のする泡付き源泉浴槽がある内湯と露天風呂と加温浴槽がある内湯。両方を楽しむためには、やはり宿泊が良いです。

画像は後者のほうです。

共同の洗面所とトイレ。

食事処。お変わり自由。コーヒーがあるのがうれしい。

朝食。

源泉ポンプ小屋の前の坂を上がっていくと来年春にオープン予定の温泉カフェ予定地があります。パンケーキで人気の店だそうです。今年は登山道の閉鎖でお客様が減り経営が苦しいとのことでした。温泉も宿のご主人もとても良い人なので、是非応援したいと思いました。

休憩所で寛ぐサクラちゃん

「後ろにあるのは熊の骨だワン!」


住所:秋田県山本郡藤里町藤琴字下湯の沢62

電話番号: 0185-79-2710

二ツ井白神インターチェンジ下車 国道7号線経由 県道317号線を北上、白神山地世界遺産センター前のT字路を東へ、奥最寄 バス停秋北バス「ゆとりあ藤里停留場」二ツ井駅より車で25分位(送迎可要事前連絡)

入館料(日帰入浴):350円
営業時間 宿泊者 6:00~21:00 日帰入浴 9:00~21:00
一泊二食 8,400円 素泊 4,000円
冬季も営業していますが事前問い合わせが確実です。

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秋田駒ヶ岳温泉

2015-02-01 | 秋田の温泉
水沢温泉郷 秋田駒ヶ岳温泉は旧山荘ももしろから鶴の湯が経営する宿になりました。こだわりは秋田駒ヶ岳の中腹から自噴する源泉を空気に触れることなく水沢川沿いに引き湯した自家源泉を加水加温無し掛け流しにしているところです。





日帰り入浴500円、休憩料金は別途1,000円。11時~14時までは、そば五郎で地蕎麦を頂けます。
白濁というか薄ブルーグリーンの神秘的な色の温泉が内湯、露天風呂とも掛け流しになっています。ぷーんと硫黄の香りがして、飲泉すると仄かな酸味と少たまご味がします。

底に細かい白湯華が沈殿しています。露天風呂は森に囲まれ、解放感に包まれています。とても素敵な温泉に出会えました。

浴室にあった平成17年の分析書と公式HPでは、微妙に泉質が違うので両方のものを書かせて頂きます。

公式HPの温泉分析書
泉質 含硫黄ーカルシウム・マグネシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
(旧泉質名 含石膏・正苦味・食塩ー硫化水素泉)(低張性・弱酸性・高温泉)

浴室の分析書(平成17年)
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
(旧泉質名: 含食塩・重炭酸土類ー石膏泉)
pH6.5

住所:秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野80-68
電話:0187-46-2688
日帰り入浴時間 9:00~19:00 定休日 水曜日

駒ヶ岳温泉公式HP
http://www.komagatake.com/

入湯日:2015年1月





湯の沢温泉 湯元和みの湯

2014-12-16 | 秋田の温泉

白神山地の麓、湯の沢温泉郷の最奥にある湯元和みの湯。

詳細地図

看板犬 手前から柴犬のナナ、ケン、マリの3ワンちゃんズ。
普段は優しいワンコ達ですが、お猿軍団20匹を追い返してくれたこともあったそうです。

女将さんと看板猫のサクラちゃん、奥にいるのがチャチャ
和みの湯の動物たちに会いに来るお客様も多いとか。

パパと娘ですが、恋人のように仲良しです。

源泉掛け流しの内湯。泉質は含芒硝一食塩泉。ほのかに硫黄臭が漂います。

浴槽の底から源泉が投入されていますが、ホースからも、源泉が出ます。
気泡がびっしり付きヌル湯ですがとても気持ち良い温泉です。

奥が加熱浴槽で手前が源泉浴槽です。

男女別の浴室は日替わりで交代。片方のみ露天風呂があります。

帰りに女将さんから湧き水で育てたクレソンを頂きました。
温泉も心も和む、和みの湯。薪ストーブの前で女将さんとのおしゃべりも良いものですね。


秋田県山本郡藤里町藤琴字下湯の沢62

電話番号0185-79-2710

県道317号線を北上、白神山地世界遺産センター前のT字路を東へ、奥最寄バス停秋北バス「ゆとりあ藤里停留場」

入館料(日帰入浴):350円
営業時間 宿泊者 7:00~22:00 日帰入浴 9:00~21:00
一泊二食 8,400円 素泊 4,000円
冬季も営業していますが事前問い合わせが確実です。


安楽温泉

2014-12-01 | 秋田の温泉
秋田県 由利本荘市中心部からも近いながら風情のある一軒宿。
以前は、のみ不可宿でしたが近年リニューアルしました。

温泉は笹濁りのにごり湯。泉質は含ヨウ素‐食塩泉で内湯、露天風呂とも掛け流しです。
これからの季節は特に体がポカポカ芯まで温まります。
こじんまりしていますがサウナもあり。

夜は特に竹林がライトアップされて素敵です。



安楽温泉直営 レストランすぎの木では和食、洋食等お手頃価格で食事ができます。

住所:秋田県由利本荘市大堤下4
TEL:0184-22-0637
日帰り入浴時間:12時~20時 600円
公式HP
http://www.anrakuonsen.com/

秋の宮温泉郷 宝寿温泉

2014-09-23 | 秋田の温泉
9月の湯巡りから
秋田県 秋の宮温泉郷 宝寿温泉

にごり湯、ぬるーい源泉掛け流し半露天風呂で長湯出来ます。
泉質は含食塩ー芒硝泉。成分総計2,325.9mg/kg金気臭のある肌に滑らかな温泉です。冬季休業なので入浴できるのはあとわずかですよ~。


入浴券はラフォーレ栗駒で購入。


看板犬のベッキーちゃんがとっても人懐っこいです。初対面でペロペロされちゃいました(≧▽≦)こちらで食事をすると入浴料金が100円値引きの400円で入浴できます。

電話; 0183-56-2733
住所:湯沢市秋ノ宮字畑45
日帰り入浴:8時~17時 500円




かすみ温泉

2014-09-23 | 秋田の温泉
9月の湯巡りから

秋田県 由利本荘市 かすみ温泉

なかなか情報がネット上になく。。営業しているのか不安でしたがちゃんと営業してましたよ。12.1℃の単純硫黄泉で循環ですが、鉱泉の蛇口あり、硫黄臭たっぷりツルツルの温泉を掛け流して堪能できます。

今回は朝食付き4,500円利用でしたが暖かい朝食を部屋まで持って頂きました。庭でとれた山椒の醤油漬けなどきらりとセンスが光るおかずもあり、何より女将さんの暖かいおもてなしが心に嬉しい。


ちなみに宿の裏にある天然記念物に指定されているカスミ桜は、樹齢400年以上の桜で、カスミ桜が満開の頃(5月上旬)になると、浴室からも眺めることができます。

住所: 由利本荘市葛岡字落合43
‪電話: 0184-66-2418‬

日帰り入浴300円。素泊は3,500円。冬季も営業していますよ~とのことです。
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日景温泉8月末で閉館

2014-08-24 | 秋田の温泉
秋田県大館市にある日景温泉は建物の老朽化などを理由に今年8月末で閉館します。121年の歴史に終止符を打つことになった温泉に再訪、惜別入浴しました。
日景温泉は、特に秋田県の人々に親しまれている温泉です。白濁、スベスベのぬる湯、硫化水素ガス、ガツンとくる。やっぱり良い湯です。再開を願いながら日景温泉を後にしました。


看板猫の茶々丸にやっと会える♪玄関でお客様をお出迎え。








笠矢の湯

2012-09-05 | 秋田の温泉
200年前に菅江真澄が「男鹿の鈴風」で涌出の記録を残している源泉。
東日本大震災の後、涌出量が増えたことが話題になり
有志が作成した野湯。波打ち際に有るので荒天候になると
埋まってしまう温泉。30度前半、透明で赤茶湯華が多く、金気臭がします。舐めてみると甘味と渋みを感じます。
海岸の地中からわきだす、スベスベ湯!


金ヶ崎源泉

2012-08-28 | 秋田の温泉
男鹿半島の海辺。
入口。ここから歩きます。
少し歩くと急な崖っぷちに出ます。
この周辺は、釣りをする人が意外に多く、このロープをつたって降りて行きます。
サンダル履きで犬を連れた家族が降りてきたときは、ビックリしました。
とても危険なので真似をしないように!
しっかりとした装備で!
海岸から自噴している源泉。下からポコポコわきだしています。
薄黄色、黄色い湯華多く、塩味+だし汁味、すべすべする温泉です。
その時の状態によって温泉の温度が変わるので注意が必要です。

入湯日:2011.7月




一泊2日で青森へ!黄金崎不老ふ死温泉など。

2011-11-15 | 秋田の温泉
新潟港から秋田港まで深夜便のフェリーに乗って
一泊2日で秋田の秘湯を守る会・杣(そま)温泉、黄金崎不老ふ死温泉(宿泊)などに駆け足で行って参りました^^;
ピックアップして簡単にご紹介いたします♪

杣(そま)温泉 混浴露天風呂
源泉、復活してよかったですね♪

別所共同浴場
カーナビがなかったら、とても分からないような場所にありました。
浸かっていると、気泡がうっすらと体中について
入浴感が素晴らしい温泉でした。温泉の温度も絶妙に感じました。

黄金崎不老ふ死温泉 混浴露天風呂
(再訪)
以前、日帰り入浴した際は混浴のひょうたん型のお風呂に入れなかったので宿泊してリベンジです。こちらのほうが広いのになぜか、温泉の温度が熱めでこの時期には調度良かったです。女湯は温めでした。湯船独占!気持ちいい~!

こんなところも立ち寄って。。

男鹿温泉 雄山閣
(再訪)
なまはげの湯口から、ボコボコッと温泉が飛び出ます♪



某温泉 岩の湯

2010-12-06 | 秋田の温泉
ここは以前は旅館として営業されていたそうですが
現在は休業し、ご夫婦とも普段は働いておられるため
在宅時のみ有料で入浴させて頂けます。
観光協会で電話番号と場所を教えていただき、電話確認の上
訪問しました。
岩の湯の名の通り、岩盤の底の白く析出している割れ目から
適温の源泉が湧きだしています。浴槽は2つあり、もうひとつは
共同浴場と同じ源泉とのことです。
足元自噴の湯は透明で白い湯華と薄茶湯華が漂い少硫黄臭がして
少たまご味・微塩味のする含硫黄・ナトリウム塩化物泉です。
また、岩の脇からも白く析出して温い湯が沸いています。
温友さんの間では「もののけ温泉」と呼ばれるほど
壁にはシダ植物や苔が付着して神秘的な雰囲気です。

ご夫婦といろいろお話させて頂き、またお茶まで頂いて
長年の夢が叶い感激の一湯でした。

入湯日:2010.9月
入浴料金:200円


青森の秘湯 青荷温泉と秋田の秘湯 鶴の湯でプチ湯治

2010-10-01 | 秋田の温泉
青森の秘湯 ランプの宿、青荷温泉と秋田の秘湯 鶴の湯に宿泊しました。
青荷温泉はランプの薄あかりの中で食事、入浴体験。秘湯を楽しむ工夫を凝らした宿でした。露天風呂の滝見の湯は季節限定で入浴可能、透明で細かい薄茶湯華漂う湯でさらっとした湯でした。混浴露天風呂は9月末まで工事中。トイレ共同ですがシャワートイレ完備は@_@


乳頭温泉郷 鶴の湯は
自炊部屋でしたが部屋も清潔で食後に布団も敷いてあり
トイレ共同ですがシャワートイレ完備@_@
季節限定、宿泊者専用露天風呂は
足元湧出ではないですが、意外な場所にあることと
小川のすぐそばというロケーションが良かったです。
泉質は大白の湯に似た良い yuでした。



川全体が強酸性の温泉、川原毛大湯滝~須川温泉~花巻温泉郷

2010-08-31 | 秋田の温泉
遅い夏季休暇をとり久々に秋田~岩手方面へ行きました。
行きは下道で山形方面より自走し、途中、真室川温泉にある
森林鉄道のトロッコを見学&立ち寄り入浴。
秋の宮温泉郷~泥湯~川原毛大湯滝~小安峡温泉を再訪し須川温泉の
湯治部に宿泊。須川温泉は夜涼しく月を眺めながらの露天風呂も良かったです。
翌日、栗駒山荘に立ち寄り入浴し一気に花巻温泉郷へ。山の神、新鉛、高倉山、渡り温泉など未湯を訪問し、岩手最古の湯、台温泉をはしご湯して中嶋旅館に宿泊。山で採ってきたという、まつたけの土瓶蒸しやフグのたたきなどを一万円台で堪能しました。
帰路の途中、以前から気になっていた畑の沢鉱泉たまご湯に立ち寄り
B級雰囲気を楽しみました。


画像は川原毛大湯滝

一本松温泉たつこの湯

2007-02-08 | 秋田の温泉
黒湯温泉の上部を30分くらい登り、沢を渡ります。
すると、河原から温泉が湧出しているのを発見できます。

残念ながらこの日は増水の為水没しており入浴不可の状態でした。さらに登っていきます。すると、「一本松温泉跡地」と看板がたてられた場所にでます。この周辺は硫黄臭が漂い、あちこちから源泉がポコポコと湧出しています。目指す一本松温泉たつこの湯がありました。

想像よりこじんまりした野湯ですが岩盤や足元からも少しずつ熱い湯が湧出しているのを感じます。白濁ですがかき混ぜるとベージュになり、泥が底に溜まっていました。強苦味、少酸味、たまご味のするなかなか強力な湯で浸かっていると肌がピリピリとしてきました。この周辺は登山道の途中にもあちこちで湯が湧出しているようでした。

備考:脱衣場もないまったくの野湯です。

入湯日:2006.7月