あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

藤七温泉 彩雲荘

2005-10-29 | 岩手の温泉
藤七温泉 彩雲荘は標高1,400mに位置する温泉です。
宿泊してぜひご来光を露天風呂から眺めましょう。

露天風呂からの眺めは男性側のほうが良く女性は本来は入れませんが宿の方が「今だった良いよ」と許可頂きこちらも入らせていただきました。

宿の山側の露天風呂には足元湧出の泥湯が点在しています。画像手前が混浴露天風呂、その向こうの石で囲ってあるのが混浴の泥湯。

その混浴の泥湯の上にはすぐ側からも足元からも源泉が湧きだすワイルドな露天。

この露天風呂から見下ろした画像。奥にある小屋が女性専用の風呂。

女性専用露天風呂。ここも足元からポコポコ。

pH 2.8の酸性硫黄泉が朝風呂にジンジン感じます!紅葉の泥湯最高です。藤七温泉は来月より冬季閉鎖となります。

藤七温泉彩雲荘HP http://www.toshichi.com/index.html



湯ノ倉温泉 湯栄館

2005-10-23 | 宮城の温泉
湯ノ倉温泉は温湯温泉から更に奥の砂利道の林道を車で3kmほど進みそこから更に意外に急な20分ほど山道を登ってたどり着く秘湯です。
赤いつり橋の次の赤い橋がある場所に車を止めて歩きます。道は結構きついです。

突然目の前に建物が現れます。
ここは、混浴の露天風呂と男女別の内湯があります。水着は禁止ですがバスタオルはOKですので着替えて露天風呂へ向かいます。

目の前が川の最高のロケーション。意外と熱い温泉なのでトドになったり、涼んだり。打たせ湯にあたったり。

ちなみに何もないところですので、飲料水ぐらいは持っていった方が良いかも。

荒湯地獄と片山地獄

2005-10-21 | 宮城の温泉
有名秘湯の荒湯地獄と片山地獄。鳴子では今までなぜか未湯でした。詳細などまったく皆無。おまけに女性の単独行で当然無理だと思っていたからです。しかし、車と徒歩数十分で簡単にアプローチできるのは鳴子の素晴らしいところでしょう。
荒湯地獄はたどり着くと視界に地獄が広がります。誰かが目印につけた赤いリボンが温泉のある場所を示していました。10分程地獄を下っていくと小川のような強酸性、硫黄臭の源泉の川が湯滝となり露天風呂となっていました。よく見るとあちこちからクリーム色の湯華が付着した源泉が流れ込んでいます。誰かが作った青いビニールシートの湯船は沢水が引き込んであったものの激熱でした。ので湯滝のほうに浸かりました。浅目ながら41~2℃の適温の源泉は最高でした。
なぜ、もっと早く行かなかったのだろうと思いました。私のお気に入りベストテンにはいる温泉だと思います。脱衣場はありませんが、独占状態でしたので思い切り野湯を堪能しました。
片山地獄は鬼首地熱発電所周辺の地獄のことですが、当然ながら地熱発電所の敷地内の地獄は立ち入り禁止です。とある道を掻き分けて行くとV字型の地形の沢にでました。沢の上に登山道らしき跡があり杭が残っていました。高さがあり滑りやすいので注意が必要です。適当な場所で沢まで降りて行きます。湯は適温で40℃位の強酸性の青白い湯川が素晴らしいロケーションで流れています。

のちにここが奥の院地獄と呼ばれる野湯であることは帰宅後に知ったのでした。




清津峡温泉せとぐち

2005-10-20 | 新潟の温泉
清津峡温泉せとぐちに個室付きの日帰りプランで利用しました。いつも心配をかけている両親にご苦労様の感謝の思いを込めてのお祝いです。
渓谷に佇む民家のような一軒宿。とても静かなところです。

囲炉裏の部屋でヤマゴボウの繋ぎのそばセットと別注文で熊鍋を頼みました。熊鍋は肉が思っていたより軟らかく、臭みもなく甘味噌仕立てでとてもおいしかったです。今の時期ですと魚沼産の新米を使った定食もお勧めです。

個室は旧館の角部屋でした。お茶菓子に手作りのようなミニ笹団子がついていました。食後のコーヒーを部屋で頂きながらとても落ち着いた時間を過すことが出来ました。
また、敷地内には昔、近所の人が湯治していたという30℃の自噴源泉が毎分50~70リットル湧出しています。


予約の際はこちらのHPを印刷すると割引となります。
http://www2.ocn.ne.jp/~setoguti/2higaeri/2higaeri.html




中田さんちの温泉

2005-10-19 | 青森の温泉
ここは以前は寸志で開放していた温泉なのですが、今は近所の地元の方が鍵を持参してはいる個人専となっています。特別にご好意で入浴させていただきました。
バルブから常に弱く源泉が掛け流しとなっておりぬるめで気持ちの良い温泉でした。分析表も掲示してあり泉質はナトリウム・カルシウム硫酸塩泉です。


某管理事務所の湯小屋

2005-10-18 | 宮城の温泉
早朝に、とある源泉を眺めていると、この源泉を管理しているらしい方が作業をしておられました。
「ここの源泉を管理されている方ですか?」
わたしが、いろいろ訪ねていると
「ここで会ったのも何かの縁だから、うちの事務所の湯小屋に入っていきなさい。私たちが仕事が終わった後はいるものだが、ここの源泉をひいてきているんだよ。」
なんて、有難いお言葉でしょう!某管理事務所まで案内していただきました。
「私はこれから仕事に行くから、入っていきなさい。お金はいらないから。」と湯小屋を指して言いました。
透明な湯には白湯華が多数浮んで弱く掛け流しになっておりました。私は何度もお礼を言いました。


某温泉

2005-10-17 | 青森の温泉
以前の湯小屋は完全に崩落し、残骸に植物が絡まっていました。できれば、湯小屋があったときに訪問したかったです。
誰かが置いたこのポリバスの湯は無色透明無味無臭、ぬるめながらしばらく浸かっていると細かい気泡がびっしりと付き、つるっとした感触が気持ちよいです。
やはり、良い湯なのだなあ、と感動していたのでした。

相乗温泉 羽州路の宿あいのり

2005-10-15 | 青森の温泉
秋元温泉に行った後、相乗温泉 羽州路の宿あいのりに行きました。グループホームやマンションなどの福祉施設と併設しており、まだ新しい建物です。

無色透明の単純温泉(2,3,4号源泉)と薄褐色の含鉄食塩泉(1号源泉)の2源泉あり内湯は単純温泉を加水掛け流し、露天風呂は単純温泉を非加水掛け流し

屋根付きの小さな露天風呂は含鉄食塩泉を非加水掛け流していました。Feは12g含み赤茶湯花が浴槽のふちにべっとりと付着していました。よく観察すると湯口からは金気臭とともに少炭酸刺激臭を感じました。

私はこちらの方が気に入りました。
6~20時 300円


咲花温泉 平左ェ門

2005-10-15 | 新潟の温泉
久しぶりに咲花温泉平左ェ門に行きました。
ずいぶん以前に、循環との書き込みがあり気になっていたので確認の為に行きました。ご主人に伺ったところ露天風呂は冬季のみ加熱循環しますが湯口は源泉を掛け流しにしてあり、本来の意味の循環ではないとのことでした。


M温泉

2005-10-15 | 新潟の温泉
稲刈りの終わったM温泉に行きました。
20数度のナトリウム塩化物泉が新鮮な気泡とともに湧出しています。
以前より若干湯の温度が下がったような印象を受けました。
このまま、いつかは枯渇してしまうのかと思うと少々寂しい感じがしました。


※2009~2010頃、M温泉はなくなり更地になりました。

古遠部温泉

2005-10-12 | 青森の温泉
数年前に訪れた青森の古遠部温泉
再訪し、立ち寄るとこんな鄙びた秘湯には少し不似合いな一人の若くてかわいらしい女性の方が私に話しかけてきました。
「この周辺の温泉は、皆このように熱い温泉なのですか?」
たしかにこの周辺の温泉は、津軽湯ノ沢温泉 湯の沢山荘や、なりや旅館、秋元温泉など成分が濃くて熱い湯が集中しています。夏には源泉温度が41,2℃の古遠部温泉さえ、普通の人には熱く感じてしまうのかもしれません。湯口付近ではゴボゴボと炭酸金気臭を放つ多量掛け流しの温泉が画像の浴槽下から湯口となりにある小さな排水溝に向かって、綺麗な半円を描きながら湯がザアザアと流れ去っていきます。その特等席で桶を枕にトドとなり床に寝そべり、背中を流れる湯を堪能しました。
話しかけてきた女性の方はこの数日古遠部温泉で湯治をされているそうです。平日でも多くの若い湯治客がいることに改めて驚きを感じます。
「もし、ぬるい温泉がお好きでしたら」
日景温泉で湯治なさってはいかがですか?あそこは主にアトピーなどの皮膚病に効く温泉だそうですがぬるめでこの時期には気持ちよい温泉ですよ。」
と私はその女性の方に教えてあげました。







谷地温泉と蔦温泉

2005-10-07 | 青森の温泉
憧れの谷地温泉と蔦温泉に行きました。
あまりにも有名な秘湯、谷地温泉。
某ホテルのシャトルバスは行ってしまった後でしたのでさほど混雑していませんでした。

周辺の温泉に比べると泉質的にはそれほどインパクトはありませんが、強酸性泉の後に浸かるとやわらかくてとても気持ちの良い温泉です。

38℃のぬるめの浴槽と加熱浴槽を交互に浸かるのですがぬるめの浴槽にじっくり浸かっていると硫黄の成分が肌に染み込んでいくような感じです。

蔦温泉は泉響の湯に入りました。
有名な足元自噴の温泉です。意外に熱い無色透明の源泉で時々ぽこぽこと湯がでてきます。

画像右の浴槽から湯がひたひたと流れ去るので床に寝そべってトドになり背中を流れる湯を堪能しました。
谷地温泉と蔦温泉は、これが湯治の名湯と言われる由縁なのだなあ、としみじみ思いました。