あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

酸ヶ湯新湯

2005-09-30 | 青森の温泉
酸ヶ湯温泉近くにある遊歩道は途中から通行止めになっています。(H17.9月現在)

しかし、そこをどんどん谷底に向かって下っていきます。道はかなり荒れていて草を掻き分け進みます。このような谷底に向かって下る道を今年は何度通ったことでしょう。川原毛大湯滝岩間の噴泉塔などと頭の中はデジャブの感覚です。
20分位でしょうか、目の前に小屋らしきものが見え手前には激熱の湯の川になっています。
付近には赤茶色や黄土色、緑色の湯華が積もっています。

適温箇所は、通行止めになった現在ではありません。
激熱なので持参の桶に汲んでしばらく冷ましてから浴びました(^^;;

ここまでくると修行のようですね。しかし、100%源泉の湯の川がどうどうと流れていく様はすごいです!
つるっとした強酸性泉で浸した足の裏の皮がぺロッとむけて瞬時に水虫が治っていました。





矢立温泉 赤湯

2005-09-29 | 秋田の温泉
アクトバートって何処??かと思ったら赤湯の名称が変わったのですね。とても鄙びた温泉でなんだか赤湯の方が私的にはぴったりします。

呼んでも誰もでてきません、常連らしきおばちゃんが一人だけです。仕方なく料金だけ窓口において置きました。

おばちゃん「ここの温泉は赤くて服やタオルが汚れるけど昔からいい温泉だよ」

床を見れば温泉の良さが分かります。土っぽい金気臭のする食塩泉でした。

新三川温泉 寿の湯

2005-09-25 | 新潟の温泉
久しぶりに湯治と親孝行をかねて?両親と新三川温泉 寿の湯に行きました。新三川温泉you&湯のすぐ隣に出来たまだ新しい温泉施設です。同一源泉ですがこちらは薄黄色で湯口付近は微硫黄臭、少塩味、少鉄味がします。(飲泉許可はまだ出ていません)浴槽は2つに分かれていて湯口に近い方が熱め、反対が温めとなっています。掛け流しでポカポカよく温まる温泉です。Feは1mg以下ですがろ過をしていないのでこんなにも温泉は変わるのだなあ、と改めて感じました。隣のyou&湯も利用すると500円、寿の湯のみは300円で6~9,12~21時 第三火曜日定休です。



日景温泉

2005-09-21 | 秋田の温泉
憧れの日景温泉に宿泊しました。日景温泉は特に青森、秋田の人々に親しまれている湯治宿です。別棟の湯治客舎 日栄館に若い女の子がけっこういてびっくりしました。
白濁、硫黄臭の温泉らしい温泉。全体的にぬるめなのでゆっくり浸かることが出来ます。特に写真の湯治部の小さな浴槽が素晴らしいです。

絶妙な湯加減で思わず「ふう~」とため息が出てしまいます。柔らかくてとても気持ちよい温泉です。
混浴露天風呂はかなりぬるめで男女の浴室に挟まれそれぞれから出入りできるようになっています。女性専用タイムは19~20時、6~7時です。

私は旅館部のテレビ、冷蔵庫なしの部屋で8,550円でしたが小川の流れを聞き外の庭を眺めていると本当に落ち着き癒されます。

今度は湯治部に泊まって連泊したいと思うようなそんな宿でした。湯治部の浴槽は私のお気に入りのおそらくベスト10に入る温泉でしょう。
ところで、夜温泉に入っていたら足が真っ黒になっていて驚きました。八甲田のあそこは鉄分を含んでいるのかしら??


板柳温泉

2005-09-19 | 青森の温泉
JR五能線板柳駅前にある板柳温泉は家族風呂のりんご風呂に入りたくて日帰り入浴施設裏の旅館部に行きました。旅館部の方は400円ですが男女別の浴室と5つの家族風呂(角風呂、岩風呂、寝風呂、りんご風呂、家族風呂)があり鍵付きで貸切にできる様になっています。ここもつるつるぬるぬるとした食塩泉で男女別の浴槽のほうが状態が良く体中に気泡がびっしりとつきました。第一第三水曜日休

この建物裏が旅館部

細野・相沢温泉 山の湯

2005-09-19 | 青森の温泉
青森のR7沿いにある道の駅浪岡アップルヒルで地図と大体の場所を教えて頂き、山の家隣にある山の湯へ行きました。職員の方は「ここから10キロ程山の中にあるよ」と少し心配顔です。ずいぶん山の中を走りました。
ここの温泉はそれほど期待していなかったのですが良い意味で裏切られたというか、先制パンチをガーン!とくらったような、そんな良い温泉でした。透明薄黄の6グラムほどの食塩泉なのですが浸かるとつるつるぬるぬるして体中に気泡がびっしりとつきます。湯口付近は硫黄臭と微アブラ臭微金気臭もして存在感があり、過熱掛け流しながらすごい温泉だと思ってしまいました。温泉からあがった後は隣の山の家で地元の方の隙間を見つけて道の駅で買った五平餅とお茶をパクつき休憩をとったのでした。


※2014年3月31日に閉館になったとのことです。

※2014年7月現在再開したとのことです。


白馬龍神温泉

2005-09-09 | 青森の温泉
浴室の戸をあけて、うろこ状になった床を見て「湯の沢温泉でわの湯」とはまた違った析出物にうっとりしてしまいました。幾重にも重なった分厚い析出物を浴槽に入りながら思わずなでなでして触ってしまいました。(^^;;
泉質は薄赤褐色で赤茶湯花多数浮遊の含ボウ硝食塩泉。
外の露天風呂は加水で赤茶色になっていました。



古苦竹温泉あかしや荘

2005-09-09 | 秋田の温泉
ここは老人憩いの家の温泉なので観光や風情を求める人には向かないかと思います。私はここの泉質に興味を持ち行きました。泉質は薄赤褐色、金気臭、渋みのする含ボウ硝・土類炭酸鉄泉です。(成分総計5,745mg/kg  29℃) 分析表の隣には温度のある炭酸鉄泉とあり、過熱掛け流しですがFe 27.7mg/kgの割にはインパクトが弱い?という印象でした。


岩木温泉

2005-09-08 | 青森の温泉
岩木温泉は岩木山神社の境内にある温泉です。
外観は民家のよう、浴室は湯治場の雰囲気が残っていて渋いです。NHK大河ドラマいのちのロケ地になったようで脱衣場には切抜きが貼ってあります。温泉自体は成分が薄い感じ。分析表が古くかすれて読めないので良く分かりませんが薄いだし汁のような味覚です。カランもなく、掛け湯用の湯が流されています。とにかく雰囲気が渋い温泉です。300円


能代温泉はまなす荘

2005-09-08 | 秋田の温泉
能代温泉はまなす荘はアットホームな地元の銭湯と言う感じ。あいさつはきちんとしましょうね。温泉は無色透明無味無臭の25℃の単純泉ですが、ひょうたん型のタイル張りの湯船にはぬるめですべすべする気持ちよい温泉が掛け流しです。8:30-21 250円


新岩間温泉 山崎旅館

2005-09-07 | 北陸の温泉
新岩間温泉 山崎旅館は昨年から秘湯を守る会に入会されたそうです。
岩間の噴泉塔は山崎旅館から往復4時間の登山ですので宿泊しました。新岩間温泉と名乗っていますが源泉は山崎旅館から片道1時間の所にある岩間温泉元湯と同一源泉です。この源泉は白山一里野温泉にも引かれています。ここに混浴の無料の露天風呂があり周辺でくつろぐ人が大勢います。岩間の噴泉塔は登山道の1/3以上が崩落していて、ここから更に1時間位かかりました。
山崎旅館は旅館と言うより山小屋に近いです。なるほど昔は山小屋として営業していたそうです。今では使用されていませんが奥に漆塗りの柱で趣のある部屋がありました。男女別の内湯と混浴露天風呂があり、内湯は少加水、露天風呂は非加水、ともに掛け流しです。
古い館内はとても静か。地元の素材を使った食事(岩魚のそろばん、熊の刺身、鹿の陶板焼き、山菜)がとてもおいしかったです。山奥の秘湯ですので営業期間は5月中旬~11月中旬までです。 日帰り入浴も500円で出来ます。

*現在は休業中。

男鹿温泉湯元雄山閣

2005-09-07 | 秋田の温泉
男鹿温泉は秋田の景勝地、男鹿半島にある温泉地です。
何軒か宿がありますが、たまたま目に付いたのが雄山閣でした。湯元雄山閣の内湯に入ると、なんとなまはげの口がパイプになっておりそこからブシュブシュ!!と源泉が噴出しています。看板には男鹿大地震の後に12ヵ所から温泉が湧出し、湯の海になったとか。階段を下りていくと露天風呂が。表面に膜が張っておりふちは析出物で固まっています。食塩泉ですがだし汁味がして膜張や析出物からカルシウムやマグネシウムも含むと分かり個性を感じます。


蔵王温泉 大平ホテル

2005-09-06 | 山形の温泉
以前宿泊利用して温泉が良かった記憶の大平ホテルを再訪しました。位置的には蔵王温泉大露天風呂の下にあたりますが独自源泉です。内湯の外に2つの露天風呂、最上高湯辻屋の湯と庭園露天の湯があり最上高湯辻屋の湯は男女交代制で利用できるようです。両方に入りました。状態としては最上高湯辻屋の湯が湯が新鮮でよいです。
酸性含二酸化炭素硫黄アルミニウム硫酸塩泉 
成分総計 5,541mg/kg pH 1.5