> 前々回の,「◇ITエンジニアの「今」を想う。。。」の続編をやりたいのですが...
> 今回はフリーランスと云う「ジョブスタイル」の是否についてお話を聞きたい。。。
「ジョブスタイル」と云うものは,「是否」ではなくて「選択」の問題だと思いますよ。。。
自論から言ってしまうと,私たちの学生時代には殆ど「選択」の余地が無かった...
企業に就職をしない事=一人前の成人とは見なされない事であって,フリーという選択
肢は無いも同然だった。。。
> Bro も最初はメーカー系のソフト会社に就職するところからスタートしたのですよね。
> で,何故,フリーというスタイルに方向転換したのですか?
繰り返しますが,我々の時代には未だ「フリーエンジニア」と云う「ジョブスタイル」は,一般
に認知されたものでは無かったです。
従って積極的に「選択した」のではなく,成り行きで「そう成った」にすぎない...
> でもBro は20代後半の時に,既に年収900万近く稼いでいたって聞きましたよ!
それは殆ど「瞬間最大風速」の話ですよ。バブルの入り口の時代ですからね...
だから「成り行き」なのです。たまたま,再就職先を慎重に選択している間に始めたアルバ
イトで,あっという間に成功してしまった。。。
> アルバイトでも,その時には「フリーエンジニア」に成っていた訳でしょ?
当時,ようやく「契約社員」と云う雇用形態が広まり始めたんです。。。
技術スキルがあれば,「契約期間」内は正社員以上に給与が貰えた...本人はアルバ
イトのつもりでも,収入は立派に「個人事業主」と呼べる水準に達した。。。
> でも,それなら雇う側は「正社員」として雇用した方が,ずっと割安に雇えますよね...
昔は「正社員」ならば,「終身雇用」が大前提としてありましたからね。
労使双方ともが,その時の勢いだけで簡単に決断できなかった。。。
> なるほど...景気に左右されやすいIT業界には,都合のよい制度ですね。
> 考えてみると。。。
だから急速に普及して行ったんです。その内「年俸制社員」などの制度も工夫されて,
「年功序列賃金」も崩れ始めた...
> そのくせ「終身雇用制」だけは,しぶとく残り続けていますよね。。。日本的慣行として。
「終身雇用」が無くなってしまうと,「正社員」である事の意味もメリットも無くなってしまう
からではないですか...?
> 「正社員」のメリットは,「雇用」を会社が保障してくれている事...?
少なくとも,経営者はその様に心掛けているはず,ですよね?
> でも会社自体が潰れてしまっては,保障もくそも無いですけどね。。。
そこですよ,結局。。。
バブル崩壊以降,あれほど盤石に見えていた一流企業の変遷を眼のあたりにして,リス
トラの波があちこちでブームになる中,本当に会社は「終身雇用」を真剣に守れるのか
が疑問視されるように変化しました。。。
> どうせ会社が「終身雇用」を守れないのであれば,「フリーランス」と云うジョブスタイルに
> 魅力と価値が感じられる時代になった...?
少なくとも,労使双方にとって「選択肢」は広がりましたよね。
> 何かあまり積極的な「進歩」とは受け取れないんですが...
> 結局,経営環境が以前より厳しくなってきている事が,雇用形態のオプションを広げて
> いるのだと云う...
事実そうでしょう。雇う側も雇われる側も,時代の変化に適応しようとして,自らの意識や
行動を変化させて行く。。。
> では,フリーでやりたいと考える技術者が増えているのは,そこにどんなメリットを感じて
> いるのでしょうか?単純に収入でしょうか?
若い人の場合,収入面の要素は必ずあると思います。
生涯賃金はともかくとして,当座の月収はそれこそ毎月がボーナスの様に錯覚する面が
あるでしょう。。。
でも本当に年収が増えるかどうかは,それこそ個人差がでる...
> 「雇用」が保障されている訳ではないからですね。。。
> 次回は,もう一歩突っ込んで,「フリー」を選択する理由,選択しない理由について考
> えてみたいので,また付き合って下さい。
まだ,話を続けるんですか...ま,いいか...どうせ暇だし。。。
> 今回はフリーランスと云う「ジョブスタイル」の是否についてお話を聞きたい。。。
「ジョブスタイル」と云うものは,「是否」ではなくて「選択」の問題だと思いますよ。。。
自論から言ってしまうと,私たちの学生時代には殆ど「選択」の余地が無かった...
企業に就職をしない事=一人前の成人とは見なされない事であって,フリーという選択
肢は無いも同然だった。。。
> Bro も最初はメーカー系のソフト会社に就職するところからスタートしたのですよね。
> で,何故,フリーというスタイルに方向転換したのですか?
繰り返しますが,我々の時代には未だ「フリーエンジニア」と云う「ジョブスタイル」は,一般
に認知されたものでは無かったです。
従って積極的に「選択した」のではなく,成り行きで「そう成った」にすぎない...
> でもBro は20代後半の時に,既に年収900万近く稼いでいたって聞きましたよ!
それは殆ど「瞬間最大風速」の話ですよ。バブルの入り口の時代ですからね...
だから「成り行き」なのです。たまたま,再就職先を慎重に選択している間に始めたアルバ
イトで,あっという間に成功してしまった。。。
> アルバイトでも,その時には「フリーエンジニア」に成っていた訳でしょ?
当時,ようやく「契約社員」と云う雇用形態が広まり始めたんです。。。
技術スキルがあれば,「契約期間」内は正社員以上に給与が貰えた...本人はアルバ
イトのつもりでも,収入は立派に「個人事業主」と呼べる水準に達した。。。
> でも,それなら雇う側は「正社員」として雇用した方が,ずっと割安に雇えますよね...
昔は「正社員」ならば,「終身雇用」が大前提としてありましたからね。
労使双方ともが,その時の勢いだけで簡単に決断できなかった。。。
> なるほど...景気に左右されやすいIT業界には,都合のよい制度ですね。
> 考えてみると。。。
だから急速に普及して行ったんです。その内「年俸制社員」などの制度も工夫されて,
「年功序列賃金」も崩れ始めた...
> そのくせ「終身雇用制」だけは,しぶとく残り続けていますよね。。。日本的慣行として。
「終身雇用」が無くなってしまうと,「正社員」である事の意味もメリットも無くなってしまう
からではないですか...?
> 「正社員」のメリットは,「雇用」を会社が保障してくれている事...?
少なくとも,経営者はその様に心掛けているはず,ですよね?
> でも会社自体が潰れてしまっては,保障もくそも無いですけどね。。。
そこですよ,結局。。。
バブル崩壊以降,あれほど盤石に見えていた一流企業の変遷を眼のあたりにして,リス
トラの波があちこちでブームになる中,本当に会社は「終身雇用」を真剣に守れるのか
が疑問視されるように変化しました。。。
> どうせ会社が「終身雇用」を守れないのであれば,「フリーランス」と云うジョブスタイルに
> 魅力と価値が感じられる時代になった...?
少なくとも,労使双方にとって「選択肢」は広がりましたよね。
> 何かあまり積極的な「進歩」とは受け取れないんですが...
> 結局,経営環境が以前より厳しくなってきている事が,雇用形態のオプションを広げて
> いるのだと云う...
事実そうでしょう。雇う側も雇われる側も,時代の変化に適応しようとして,自らの意識や
行動を変化させて行く。。。
> では,フリーでやりたいと考える技術者が増えているのは,そこにどんなメリットを感じて
> いるのでしょうか?単純に収入でしょうか?
若い人の場合,収入面の要素は必ずあると思います。
生涯賃金はともかくとして,当座の月収はそれこそ毎月がボーナスの様に錯覚する面が
あるでしょう。。。
でも本当に年収が増えるかどうかは,それこそ個人差がでる...
> 「雇用」が保障されている訳ではないからですね。。。
> 次回は,もう一歩突っ込んで,「フリー」を選択する理由,選択しない理由について考
> えてみたいので,また付き合って下さい。
まだ,話を続けるんですか...ま,いいか...どうせ暇だし。。。