ブロブロガー@くつログ

Proと呼ばれたい...そして日々悪戦苦闘する
Brofessional な職業人の安息の日誌

◇胃潰瘍再検,そしてK・ポパー再読。

2008-07-19 | 哲学
> 胃カメラ飲んだんですって?...胃潰瘍,完治してました?

自覚症状無いし,もう完治したはずと思って行ったんですがね...わずかに残ってました。

> それは残念でした...でも,ほぼ回復が確認できたなら,良かったですね。

でも,もう一度胃カメラ飲むのか?と思ってヒヤヒヤでしたよ。。。もう二度と飲みたくない!


> 鼻から入れる内視鏡は無かったんですか?最初の検査は鼻からでしたよね...?

近所の病院を探し回ったんですがねぇ...結局,大学病院まで行って,死ぬかと
思うほど苦しい思いをしてきました。。。
本当に十倍苦しいですよ!口から入れる胃カメラは...


> 「二度とやりたくない!」と言う人,多いですものね。。。
> ところで,カール・ポパーの本を読んだんですって...?


ええ,倉庫の書棚に「果てしなき探求-知的自伝」が残ってました...学生時代の本。

> もう読んだんですか?...科学性に関する Bro の疑問は解けたの??

読み始めると夢中になって,さっき主要な箇所は概ね読んでしまいました。
「反証可能性」が「科学理論」を見極める重要な要素らしいのですが...
確率的な要素を含む「予測理論」に適用するには,結構困難なものを感じる。。。

> ???...

2回目の内視鏡検査の結果が,1回目の検査結果よりも大幅に病状の改善を示唆し
ていたとしても,それだけでは病気の完治を確実に予測するものではないですよね...
せいぜい治療法の妥当性に対する「確信」を強化したにすぎない。。。
しかし逆に,1回目よりも2回目が悪化しているのであれば,治療法の誤りを断定する事
ができるのか?...

> なるほど...確率が絡むと,「反証」も統計学的になって,面倒な手続きが必要か..
> むしろ「経口的内視鏡検査」よりも「経鼻的」な方法の方が望ましいと云う,比較選択的
> な方法の方が簡単ではないですか?...

そうすると,「あまり当たらない科学的予測」よりも「良く当たる占い」の方が望ましい事に
なったりします...


> ポパーの見解はどうなんですか?

ポパー理論の要点を簡略に理解するには,このサイトの説明が非常に分かり易くて,優
れていると思うのでぜひ参考にして下さい。。。

> 。。。なるほどっ!分かり易いです!


でもね...結局最後にはポパーの嫌いな「観念論」の立場に後退してしまうんですよね
...やっばり。。。

> う~ん。。。深いですねぇ。。。哲学は...


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【AI時代の錬金学Ⅱ】

https://note.com/zen_kawakami/m/m612f486eeab8

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