世の中には、知らない事が山のようにありますが、
それでも、由緒あるこのお菓子、長い歴史を持つにもかかわらず、
先日初めて知りました。
秋のある日、同窓会の方のご縁で奈良の信貴山玉蔵院へ行った時に頂いた、
亀屋清永の「清浄歓喜団」
無知な私だけが知らなかったのかと思えば、ほとんどの方はご存知ないようです。ほっ
「清浄歓喜団」という名の唐菓子の一種
お味は、こしあんに「清め」の意味を持つ7種類のお香を練り込み米粉、小麦粉で作りました生地を
金袋型に包み純正の胡麻油で二十分、揚げて作ったお菓子 … だそうです。
略してお団と言い、遠く奈良時代、遣唐使により我国に伝えられた唐菓子の一種で、数多い京菓子の中で、
千年の歴史を昔の姿そのまま、今なお保存されているものの一つ。
唐菓子とは「からくだもの」と呼ばれ、仏教と共に我国へ伝わり、天台宗、真言宗などの密教のお供えもので、
当時は、とても一般庶民は口にすることは出来ず、貴族のみに与えられたもの … だそうです。
説明書きにあるように、食べる前にもう一度軽く焼いてみました。 オーブントースターで
いや~、もう~、いい香りがそこら辺にいっぱい。
お香のようです。
千年のお味、しかと頂きました。 感謝感激
ただ、このお菓子に興味を持っていろいろ調べていると、
下世話な話で申し訳ないのですが、どうも1個500円のようなのです。
京都のデパートでも売っているようなので、確かめに行ってきました。
うわっ、ほんとだー
貴重な上に高価なお菓子をありがとうございました。 今更かい
それではまた~