先日、2月の季節の上生菓子を求めて老松へ行ってきました。
昨年は大丸京都店で買ったのですが、
今年は、いっそのこと嵐山の茶房でいただこうと思い行ってきたのです。
数年前までは、嵐山は海外からの旅行客でいっぱいでしたので、
なかなか足が向かなかったのですが、
今はむしろ往時の頃が懐かしいくらいかもしれません。
阪急嵐山から、一路、上生菓子を目指して速足で進みます。
他には目もくれず。
閉店時間が迫っていたのです
有識菓子御調進所 老松 嵐山店
写真も撮るのを忘れて中に入ってしまいましたので、お借りしました
茶房
広い一面の窓から、中庭を眺めながらお茶や上生菓子をいただきます。
閉店時間間際に入ったので、出る頃にはお客様は皆帰られていました。
一人静かに過ごせました。
ほうじ茶と椿餅
源氏物語にも登場する日本最古の和菓子ではと言われている椿餅。
毎年2月だけのお楽しみです。
二枚の椿の葉に挟まれて、なんて可愛らしいのでしょう。
道明寺粉もこし餡もお上品。
う~ん、どうしようどうしよう
やっぱり、もう一つ頼もうかしら
北野の梅
老松は北野天満宮の近くに本店がありますから、縁を感じる名です。
やはり梅の時期には、こちらのこなし製の梅に限ります。
ちょうど5分割には職人の腕の見せ所。
夕暮れの迫ってきた渡月橋
最近は、どこでもぱっと行って、ささっと帰ることにしています。
誰とも話さず、蜜にもならない。
でも、ちょっと寂しいですかね。
そろそろ人恋しい毎日です。
それではまた~