あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

劇場版「荒野に希望の灯をともす」を第七藝術劇場で観てきました~

2022-09-21 13:29:40 | 楽しいこと

大阪、十三の第七藝術劇場にて、「荒野に希望の灯をともす」が8月から公開されています。

ご存知のように、アフガニスタンやパキスタンで苦しんでいる人々を救うために生涯をかけた

医師、中村哲さんのドキュメンタリー映画です。

これは、どうしても見ておきたいと思い、少し前に行ってきました。

 

劇場版「荒野に希望の灯をともす」

 

上映映画館は第七藝術劇場ということで、

「なかなかシブい映画を上映する映画館、七芸」として、名前は聞いたことがあるのですが、

行くのは初めてです。

ちょっと不安でしたが、駅から近いと聞いていたので、迷わず行くことができました。

 

第七藝術劇場の入るビル

ボーリングのピンが、わかりやすい目印となっています。

 

第七藝術劇場 入口

これは…て、鉄の扉

上映作品もシブければ、入口の扉もシブい

 

 

劇場への扉

こちらも鉄の扉

チケットは対面販売のみ。

古き良き時代の名残を体感できて、上映前にすでに感激。

 

劇場内は、新しくて、心持ち広く快適な座りごごちの椅子でした。

上映が始まり、ナレーターの石橋蓮司さんの声が重みがあり、さらに心に響きます。

 

中村医師は、アフガニスタンやパキスタンで35年にわたり、

病気や戦乱に苦しむ人々に寄り添いながら命を救い、生きる手助けをしてきた人です。

「人間は、自然の中の動物のひとつであり、自然からわずかな恵みをもらって生きていけばよい」

わずかな恵み…そう、わずかな恵みなのですね、自分勝手にたくさん搾取しようとしてはいけないのですね。

自然に対して傲慢な人間の行いへ、この頃の自然災害が警鐘を鳴らしているのかもしれません。

もし、毎日食べる食物が育ち、水を飲むことができれば、傭兵となってテロを引き起こすことはなく、

家族のいる村に帰り、戦いを終わらせることができる。

そう考え、中村医師は砂漠に用水路を引き、緑の大地へと変えていくのです。

井戸を掘り、用水路を建設している、まさにその最中も米軍の攻撃ヘリコプターは上空を飛んでいました。

「彼らは殺すために空を飛び、我々は生きるために地面を掘る。」

心にささる言葉でした。

 

これまで、テレビでも何度かドキュメンタリーが放映され、見る機会がありましたが、

あらためて、映画として見ると、伝わってくるものが大きいと思います。

中村医師の言葉に感銘を受けたまま、帰路につきました。

 

それではまた~


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