「読書」カテゴリーの出だしは毎回同じ。
読書が大好きで、という訳でもないのですが、
はい、正直に申せばむしろテレビの方が好きです
1ヶ月に1~2冊?、もう少し多いですかね?、ぼちぼち読んでいます。
シニアに足を突っ込んでからは、もっぱら図書館でお借りするか、
ジム仲間から回ってきた本を、好む好まざるにかかわらず読んでいます。
今回はエッセイがお好きで、必ず本屋さんでお買い上げされるジム仲間からお借りした本が2冊。
1冊目は磯田道史著「歴史の愉しみ方」
歴女って言うにはおこがましいのですが、
歴史が好きなので、とっても面白くて何度も読み返しました。
1つのお話が2~3ページと短いので、たくさんの小咄を楽しませていただきました。
特に興味深かったのは、「殿様のお世話マニュアル」の章
磯田先生は、奥様との会話から殿様はお湯で手洗いしてたのだろうか?と疑問を抱き、
古文書を探し回って調べます。
『殿様は、朝起床すると、まずうがい。
朝食が済むと、またうがい。
朝から湯殿で手足も洗う。』
へ~~~
清潔第一、
今のコロナ禍においてのお手本のような生活を何百年も前から日常的にされていたのですね。
さすがニッポン
もう1話ご紹介。
「関が原見物作法」の章
東海道新幹線に乗る時は作法があるらしい
『東京から乗る時は徳川家康に、新大阪から乗る時は石田三成になったつもりで乗り込む。』
新大阪から京都などは馴染みの沿線なので、
特にJR山崎あたりの描写がよくわかり、とても面白かったです。
『目の前にサントリー山崎蒸留所が見えてきたら、その裏手が天王山』
そうそう。
さらに滋賀県へと進み、
『にっくき井伊家の彦根は町自体見なかったことにして、
米原を過ぎると「小早川はひきょう」と一声叫ぶ。』
とにかく爆笑でした。
本を読んで以来、JR京都線に乗る時は「石田三成になる」です。
もう1冊は、
佐藤愛子著「老残のたのしみ 日々是上機嫌」
現代の日本を憂い、怒って、それを楽しみとしている元気はつらつ佐藤先生のエッセイです。
面白くて痛快ではあるのですが、
ただそれだけではなく、考えさせられることも多い内容でした。
それではまた~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます