まだ寒さが残る早春の頃、対馬と壱岐へ行ってきました、の続きです。
1日目 午後
引き続き、厳原を徒歩で回って観光しています。
徒歩圏内でたくさんの観光地があります。
厳原八幡宮神社
御祭神は応神天皇、神功皇后…ここまでは日本全国、馴染みのある神社の一つかと思ったのですが、
こちらの境内社の一つは小西マリア様を御祭神としています。
え、マリア様?
そう、名前からおわかりのように、キリシタンを信仰した小西行長公の長女で、
初代対馬藩主の宗義智公に嫁がれた方です。
が、しかし、
関ヶ原の戦いで西軍が大敗、逆賊の娘となり、宗義智公は離縁せざるをえなくなったのです。
なんとなんと悲しい運命。
その霊魂を慰めようと神社が建立されたそうです。
しかし、日本では何でも神様になり祀られている、とは聞いていましたが、
キリシタンが御祭神とは驚きでした。
また、同じように安徳天皇も祀られています。
壇ノ浦の戦いで入水されましたが、生き残り、ここ対馬にたどり着かれた伝説が残ります。
対馬、数々の伝説に歴史が息づく島、知れば知るほど面白いです。
武家屋敷の面影が残る中村地区へと歩いて行きました。
道の両側に残る石垣
ここは城下町なのだと、あらためて実感します。
武家屋敷の面影を残す門と石垣
美しい石垣が町の中に連なります。
半井桃水館の門前
半井桃水館
半井桃水の生家跡に建つ対馬市の交流館
では、
半井桃水とは? いったいどんな方なのでしょうか?
明治期の作家で、樋口一葉の師であり、思慕の対象としての人物。
すみません、まったく存じ上げておりませんでした
館内の見事な天井、素晴らしい交流館です。
1日目 夕刻
そろそろ晩ご飯の時間となりました。
こちらもホテルから少し歩いた所にあります。
味処 千両
カウンター席
ツアーの団体様ですので、3Fの広間へ行きました。
さすが島、新鮮な地魚のお料理がたくさん並んでいます。
穴子丼
対馬は穴子が名物です。ふわふわ。
名物「ろくべえ」
サツマイモを発酵して作る麺のことのようです。
初体験の「ろくべえ」は、モチモチとした触感で、また食べたくなります。
デザート
風情ある川沿いをのんびり歩いてホテルへと帰りました。
今晩から2泊する東横イン
2017年オープンの比較的新しいホテルで、14階建ては対馬一高いとか。
シングルルーム
1人1部屋でもツインとお値段同じだったので、夫婦別々にシングルルームにしました。
ビジネスホテルのクラスだとツインルームは狭めなので、これがなかなか快適なのです。
2日目 朝
無料の朝食
こちらに加えて、パンやご飯、お味噌汁などがありました。
普段は朝ご飯を食べないので、これで十分。
本日も元気よく、新しいことがいっぱいの対馬観光へ行ってきます。
次回へ続く
それではまた~
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