定例会などと仰々しく呼んでいる、数十年来の友人たちとの月一回のお出かけ日。
今月は、バブル期の贅を尽くしたゴージャスさをとどめるホテルとして有名な
ホテル川久でお泊りしてきました。
一時は経営難から倒産、バブルの負の遺産と言われましたが、
その後再建して2020年7月にミュージアムとしても公開されることとなったそうです。
噂には聞いていたホテル川久、JR大阪にできた新駅から特急くろしおに乗って行ってきま~す。
JR大阪 うめきた新駅
七夕飾りとくろしおパンダ号がお出迎え
これが噂の最新顔認証システム
なるほど~としげしげと眺め、もちろん普通の改札を通りました
特急くろしおに乗って2時間半、白浜に到着です。
電車内の座席をひっくり返して4人席にしてもよくなったので、
お弁当タイムを食べながらおしゃべりタイムは延々と続いたのでした。
ちょっとだけ車窓からの景色も楽しみました…ちょっとだけ
白浜駅
久しぶりに白浜に降り立つと、ここもパンダあちらもパンダになっていました。
駅前にホテル川久のシャトルバスがお迎えにきていました。
15分くらい走ったでしょうか?ホテル到着です。
ええ~ お城です、宮殿です
なんとなく知ってはいましたが、間近で見ると迫力が違います。
門
陽の光に照らされた瓦が黄金のように輝いています。
モザイクのように配置された煉瓦もステキです
黄金に輝く瓦に塀の彫刻も見事
この瓦、紫禁城と同じ老中黄の瑠璃瓦だそうです。
黄色い瓦は皇帝以外使うことが許されなかったのですが、
何度も何度も中国に通い、やっと許可が出たそうです。
当時一枚10万円の瓦を、47万枚使用
お城のようなホテル川久
40年前の総工費はなんと400億円
あまりに大きくて写真に納まらないので、わかりやすいように画像をお借りしました
ホテル内へ
エントランスホール
入るなり、光り輝く大広間に卒倒しそうでした。
眩い高天井に、何本も林立している印象的な巨大円柱。
これはもうヴェルサイユ宮殿にも引けを取らないかも、なんて思ってしまいました。
エントランスホールの金箔天井
最大の連続して金箔押しされた天井としてギネス世界記録に認定されています。
石膏擬石技法と呼ばれる特殊技法で作られた柱
大理石のようですが大理石を使い丸くすると継ぎ接ぎが目立つので、
別の方法を探されたそうです。
1本1億円、24本並んでいます。
驚くばかりです
ローマンモザイクの床
1cm角のモザイクをイタリアのモザイク職人が1枚ずつ手作業で床に埋め込んだそうです。
これ、ヨーロッパの遺跡にありますよね
この後、ミュージアムツアーがあるので参加しましたので、
またこちらは別記事でUPしますね。
その前に、ウエルカムドリンクをいただきにロビーラウンジへ行きました。
上階から写したロビーラウンジ
たくさんのシャンデリアが並んでいて、とてもきれいでした。
そして天井は、アルハンブラ宮殿かと思うような細工を施された壁。
内観
天井も高く、美しいシャンデリアが輝いていました。
紀州梅ジュースとナッツやスナック、マーブルチョコなどご自由にどうぞ。
ちょうど小腹が空いて喉も渇いていたところ、グッドタイミング。
なにしろ、スケール違いのゴージャスさにお口あんぐりでしたから、
喉も渇くってもんです。
それではそろそろお部屋の方へ行きましょう。
田辺湾に面している全室オーシャンビューでスイートルームのようです。
ベッドルーム
ベッドはシモンズ社製、こちらのシャンデリアも素晴らしい。
和室
障子を開けるとオーシャンビュー
小さな和室
もうお布団が敷いてありました。
パウダールーム
白い洗面と鏡がとてもステキでした。
パウダールームの奥にバスルーム
白浜は歴史ある温泉地、ですので館内には大きな温泉施設もあります。
2016年にリニューアルされたようで、とてもモダンなインテリアで邸宅風の温泉サロンでした。
お部屋に入ったまでなのですが、今回はここまで。
次回へ続く
それではまた~
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