あやめな日々 in OSAKA

広島女学院同窓会大阪支部の活動をゆる~く報告&プライベートを気ままにひとりごと

京の冬の旅 妙心寺「明智風呂」特別公開へ行ってきました~

2020-01-26 14:42:41 | 京都へのお出かけ

数十年来の友人たちとの月一回のお出かけ日、

「おからはうす」でのランチの後は、

本日の目的である妙心寺「明智風呂」の特別公開へ行きました。

 

 

妙心寺北門

 

案内も出ています。

 

広大な境内を歩いて行きます。

日本らしい趣が感じられる雨上がりの石畳。

オバ様たちの小咄はおいといて、

中心地から少し離れると、京都らしい風情を感じるには十分です。

 

法堂への渡り廊下をくぐり抜けて仏殿へ。

 

仏殿

本殿にあたる仏殿は初公開だそうです。

妙心寺に縁のあった明智光秀の位牌が安置されています。

一番前に出してありました。

戒名を見ようとしたのですが、暗くて良くは見えませんでした。

過去帳?が前側に広げてありました。

明智の文字が入っていました

 

浴室「明智風呂」

光秀亡き後5年、叔父の密宗(みっそう)和尚が菩提を弔うために建立したとされています。

確かに、天下の謀反人の光秀、その菩提を弔うなんて大っぴらにはできません。

逆賊の汚名を洗い流すために浴室を建立されたようです。

 

こちらの建物は、江戸時代に入り再建されています。

 

唯一残る、創建当時の蟇股

 

明智風呂

蒸し風呂様式、つまりはサウナです。

前面の板敷きの床は洗い場で、お湯が流れるように斜めになっています。

 

かつては、毎年命日の6月14日には施浴、人々にお風呂を開放する、が行われていたそうです。

 

 

外に井戸があり、竹筒を通って水が流れてきます。

 

追い炊きもできます。

 

こちらは、お着かえの間

 

浴室の隣にある鐘楼

お風呂の用意ができたら鐘を撞くのだそうです。

立派な鐘楼ですね~

普通のお寺だったら、主な鐘でもこれほど大きくはないと思います。

お風呂がわいたよ~、の合図の鐘がこれほど立派なのは何故に?

ま~た明智=天海和尚説へと妄想モード突入。

お~い、戻ってこ~い。

 

歴史って、勝者のものだからミステリアスな部分が多くて面白い。

だから、歴史的建造物を見たり、説明を聞いたりするのはとっても楽しいです。

残念なのは、すぐに忘れてしまうこと

ま、毎回初めて見て初めて聞くようで新鮮この上ない

と言うことにしておきましょう。

 

それではまた~


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