世界文化遺産の白川郷と五箇山へは、今回初めて行きます。
一日でどちらも行けて、五箇山は二つの集落に行く、
でも、フリータイムばかりのバスツアーを見つけてひとり参加しています。
道中、後光が差しているような光景に出会いました。
今度は朝霧です。
なんと幻想的な景色の中を走って来たのでしょう。
隠れ里へ行く雰囲気が漂ってきました。
五箇山相倉合掌造り集落に到着しました。
世界遺産登録記念碑
すぐ後ろに集落全景撮影スポット登り口があるので、登って行きました。
徒歩5分。
すぐだと思っていたのですが、シニアは息が切れます。
ちょっとキツイかも
5分以上は登ったと思いますよ。
相倉合掌造り集落
日本の原風景、素晴らしい景色を見ることができました。
やはり登って良かったです、登るべきです
そうですね、景観は貴重な財産ですね。
朝靄が山の斜面を流れていきます。
宿 勇助は見学可能
相倉民俗館
中に入って見学しました。
1F いろり
2Fへ
昔ははしごを使っていたそうです。
道具類などが展示されています。
2Fの窓を開けて外の景色を見る
受付の方が「窓を開けて外を見たらいいよ。また別の景色が見えるよ」と
おすすめしてくださいました。
そうですね、ここで住んでいたら、と想像して眺めました。
観光客も多くなく、のんびりと小道を歩きながら、
静かにこの雰囲気に浸ることができました。
五箇山は前田家がおさめる加賀藩領。
一方、白川郷は飛騨高山の領地、つまりは天領、幕府がおさめていました。
同じ合掌造り集落と言っても、文化が違うのだそうです。
素人なので違っているかもしれませんが、大雑把な感じではそのように理解しています。
五箇山では、前田家が秘かに塩硝、つまりは火薬の原料を作らせていました。
隠れ里には、平家の落人伝説も残っているそうです。
歴史はやはり面白い。
次にバスに乗って少々、菅沼合掌造り集落へ行きました。
菅沼は、展望広場の駐車場に着くので、ちょうど絶景撮影ポイントとなります。
エレベーターもありますが、急な階段を下りて行きました。
塩硝の館
五箇山の一大産業、塩硝作りの道具や工程を展示。
実際にお住まいのようです。
レトロな消火栓が風景に溶け込んで。
水も澄んでいます。
上の展望駐車場へ上がろうとエレベーターを目指します。
思ったよりもずっとずっと長いトンネルです。
ふと思い出して、エレベーター乗り場を通り越して行ってみました。
かごのわたし
五箇山では橋をかけることが許されていなかったため、
対岸とは大繩を張ってこの籠で渡っていたとか。
加賀藩の流刑地にもなっていたので、罪人もこれで渡ったそうです。
かごのわたしの籠
下を見たら… ひ~、怖いでしょうね~
今はこうして簡単に来られますが、
かつては「陸の孤島」「隠れ里」と呼ばれた地に実際に来られて良かったです。
来てみないとわからなかったことが、たくさんあります。
では、もう一つの合掌造り集落、白川郷へ出発です。
次回へ続く
それではまた~
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