肉!肉!!

2008年11月03日 | 美味しいお店
平泉から一旦一関のホテルに戻って、夕食へ。

なぜか知らないけど、みんな肉モード。
ホテルの近くに美味しいステーキを食べられそうなお店をサーチして行ってみたら、お休み
この辺りは日曜日、ほとんど店が休みなんだそうです。
そんなんじゃ、良い店探せそうにない!こうなったら我が家の近く、「道の駅かわさき」の近くにある焼き肉屋まで車出していこう!!せっかくだから美味しい物食べたいじゃんと満場一致。

一関から車で20分。
道の駅かわさきの向かいにある「丑舎 格の進」に到着。
ここの肉、地元のいわい牛っていう和牛なので新鮮で美味しいんだ。



とにかくお腹いっぱい肉を食べたい!と、食欲に任せて頼みまくり、片っ端からどんどん食べる。
いつもの通り、肉を写真に撮ろうと思っていたのに、目の前に食べ物が来るとすっからかんに忘れてしまった。
今回はステーキ盛りとかステーキと上カルビの盛り合わせとか豪華にいきました~
法事が無事終わった打ち上げだからね。
良い肉を頼んだからお皿も豪快。大木盛りって名前が付いた盛り合わせは本当に大木にお肉が乗ってきた!



何も乗ってない大木~。あー写真に撮らなかったのが惜しい!!

最後にクッパと冷麺を頼んでみんなで分けて、デザートにはぶどうシャーベットとチョコレートアイスで締め。
ふ~、味もお腹も満足満足。

平泉を歩いて、美味しいお肉食べて、良い日だったなぁ

平泉めぐり おまけ

2008年11月03日 | 旅スポット
帰り道に義経堂ってのがあったので寄ってみました。

入場料がいるみたいだったけど、係のおじさんが掃除に行ってるから出るときに払えばいいよって地元観光客の人が言っていた。
では遠慮なく、入らせていただきます~。

階段を上がって右側に松尾芭蕉の句碑がありました。



「夏草や 兵共が 夢の跡」

有名な句ですね。こんな所にあるとは。。。中尊寺にあるんだとばっかり思っていて、探しましたよ!



義経堂からの眺め。北上川と平野を一望できます。

義経堂は、義経終焉の地と言われています。
一方で、北海道まで逃げ延びてモンゴルの名将チンギス・ハーンとなったとか、いろいろ説があるんだよね。

本当のことは誰も知らない。今生きている人は直接見たことがないんだもん、当たり前だよね。
それが歴史の面白いところ!

で、入場料ですが・・・出てきたら受付は閉まっていておじさんもいなかった。
今回は「どうもありがとう!」ってことにしました。おおきに~

平泉めぐり2

2008年11月03日 | 旅スポット
中尊寺の駐車場で出迎えてくれたのは、おみやげ屋さんの店頭に並んでいたこのカエルたち!!
あまりにも可愛くて写真撮っちゃいました。

この日は大分歩いてたけど最後の一踏ん張り。
中尊寺本殿にたどり着くまで、鳥居をくぐってから600メートル。金色堂までは800メートル!
ずっと結構急な上り坂。父、息が切れてる・・・。太り過ぎじゃ。

中尊寺って言うと金色堂ばっかりが有名だけど、本殿も立派なんだよ。
そこに行き着くまでにも薬師如来堂とか大日如来堂とかたくさん拝むところがあるんだから。
有名な歌が刻まれてる碑もあるし、見所満載です。
どんどん登っていくから、見晴らしも良いんだよ



本殿に到着ー!



ラッキーなことにこの時は人が居ませんでした。
お参りが済んだとたんに、ツアーガイドさん率いる団体様がどっさりやってきて満員状態でした。ふー、タイミング良かった!

次に、中尊寺の宝物を展示してある讃衡蔵(さんこうぞう)へ。薬師如来像に出迎えられて奧に行くと、藤原氏が実際に使っていた枕とか着物とかが展示してありました。
とにかく人が多くてゆっくり見られなかった・・・。ここはまた改めて来よう!

いよいよ金色堂へ。
私は金色のお堂がババーンと建っているのかと思っていたの。でも「あれが金色堂だよ」って言われた方を見ると、ちょっと新しめの何の変哲もない白壁の建物がある。「えー?金色じゃないじゃん!」っていうと、「金色堂を覆っている覆堂なんだよ。あの中にすっぽり金色堂が入っているの!しかも今はガラス張りになってるんだよ。」

え?お堂をお堂が囲ってるの??しかもガラス張りっていったいなんのこっちゃ?!
全く想像つかずにとにかく見れば分かるからって言われて中に入ってみると、おーーー!なるほどぉ。
ガラス張りになった金色堂がある!しかも正面にはちゃんとロウソクがともっていてお参りできるようになっている。

ん?なんでお線香が??金色堂ってそんなにありがたいの??ってバカな質問ばっかりしていたら、解説をちゃんと聞けと言われた。なんと!この金色堂の下に藤原4代のミイラが本当に眠っていると言うではないか!!
ひょえー!全然知らなかった。だから金色堂って有名なのね。
鎌倉幕府からも人目置かれていた藤原氏の権力ってやっぱりただならぬものだったんだね。
歴史の勉強になりますわ・・・っていうか日本史知らなすぎでした。

金色堂のとなりに、旧覆堂があって中に入れるようになっていました。
発見当時は覆堂がかなり痛んでいて、風さらしだった金色堂も随分傷んでいたみたい。



これは舞殿。立派だった。
明治天皇が座って鑑賞した場所っていうのも残っていました。



平泉の歴史は藤原氏の栄華そのものなんですね。昔を思い浮かべながらゆっくりめぐると面白いねー。
平泉の歴史だけじゃなくて、その時代背景も一緒にわかっているともっと楽しいかもって思いました。
勉強し直してまた遊びに行きたいと思います

平泉名物

2008年11月03日 | 旅スポット
やっぱり古い街は蕎麦が名物なのかなぁ。

ガイドで調べたらお蕎麦が名物みたい。
わんこそばのお店が平泉駅の周辺にあるみたい。でも「泉そば」ってのはちょっと違うみたい。
注文してから打つらしいその蕎麦を食べることにしてお店を探した。

駅前に古い店構えの「泉そば」はありました。
店の奥の座敷に通された。そこに床の間があって義経の像とか古い掛け軸とか、いかにも曰く付きの品物が並んでました。



のれんには泉そばの由来も。



スタンダードなメニューもあるんだけど、なんといってもこの店の名物は店の名と同じ「泉そば」。
すべてそば粉を使って作られているという蕎麦の定食。
この定食は源義経が平泉に着いた際、偶然にも西行法師との初対面を果たし、藤原秀衡の三男・泉三郎と三方で食べたお蕎麦の定食を再現したものなんだとか・・・。

この蕎麦、注文してから打つから出てくるまで時間かかるんだ。その間、手持ちぶさたにならないようにとそば粉で作られた落雁とそば茶が出てくる。空いたお腹を落ち着ける意味でもすごく良い組み合わせ。


落雁にはそれぞれに西行法師、源義経、泉三郎の名が入っていた。

待つこと15分ほどで、定食が出てきました。



奧の海苔巻きが蕎麦の刺身、そのとなりが蕎麦のごま和え、そしてメインのかけそばと上がりにそば湯。
定食を持ってきたご主人が蕎麦の由来と食べ方をおしゃべりしてくれました。お蕎麦が伸びちゃうから食べながら聞くのよ。
義経を供養するとき一緒お祓いしてもらったお酒を杯に一杯ずつ振る舞ってくれて、旅の安全を祈願してくれました。

あっさりとしたかけそば。きっと昔から変わらない味なんだろうな。
薄口だから濃口が得意な人には物足りないかもしれない。

最後のそば湯がとろっとしてて美味しかったなー。
そばのごま和え、意外といけます。今度やってみよう。

腹ごしらえも済んだら、いよいよこの日の最終目的地、中尊寺へ!


平泉めぐり1

2008年11月03日 | 旅スポット
法事が終わって解散後、我が家は平泉めぐりに出かけました。
私が一度も平泉に行ったことがなかったのと(こんなに何回も一関に来てるのに!)、両親が結婚前に伯父さんに連れてきてもらって案内してもらった思い出の場所で、もう一度ゆっくり見てみたいと言ってたので。

毛越寺を目指す途中、左の崖に大仏が!!



どうやらここも平泉の名所みたい。
「達谷窟毘沙門堂」(西光寺)
武家の崇敬を集めてきた古刹だそうです。
昔、父と母が来たときより随分風化して大仏が薄くなってしまっていると言っていました。

お堂の中にはたくさんのお不動様が安置されていました。



次に毛越寺へ。
実は中尊寺しか知らなかったのですが、毛越寺もすごく広くて立派なお寺でした。
庭園が素晴らしい!今は建物の土台跡しか残ってないけど煌びやかだっただろうなー。
極楽浄土をイメージして作られたとか。
平泉の権力の証ですね。


こんなに広かったんだ!


本堂。この日はたまたま本堂を公開していたので、中に上がることができました。


ご本尊は薬師如来でした。


紅葉が始まっていました!赤と緑のコントラストが綺麗でしょ~。


春になるとこの水路の上流から短歌が書かれた紙船を流して、十二単を着た人が順番に拾って歌を詠むお祭りがあるんだって。平安時代の歌遊びみたい。優雅だろうなぁ。


晴れてたらもっと綺麗な景色だろうな。ほんと広いよね~。

のんびり見て回って1時間強かかりました。いい散歩になります!
さて、お腹空いた。平泉名物の美味しい物は何でしょう?!美味しい物発見アンテナを張ってランチへ!

法事、無事終了

2008年11月03日 | Weblog
冊子作りも無事終えて、いざ一関へ。

まずはお墓参り。いち早く行って掃除を済ませてご一行様が来るのを待つ。
程なくして大型バスが到着!ぞろぞろと人が出てくる出てくる。
「こんなにいたっけか?!でもみんな知ってる顔だからそうなんだよなぁ。」と人数の多さに改めて驚いた。

お墓参りをして、お供えしたお団子やらおこわやらを食べて供養。
お墓の前で賑やかに宴会して、ご先祖様もさぞかし楽しかったことでしょう。
でも、これは序の口。
これから全員で温泉宿に行ってお泊まり宴会。
今回の会場は厳美渓のいつくし園。

宿に着いたらまずは温泉で長旅の疲れを癒す。気持ちいいね~。ちょっと硫黄の香がする透明の温泉。
お肌がつるつるになる。良いお湯だ!

ちょっと休んで落ち着いたら、お座敷で大宴会!久しぶりに40人の親戚たちが集まった。
いとこが結婚して子供が生まれて人数が増えてる。さすがいとこの子ども達、会ってすぐみんな仲良くなって、子ども達は勝手に遊んでいた。子ども達もこんなに大勢の大人に囲まれることはないし、みんなから声をかけてもらえるのが嬉しいみたいで興奮してました。

大人はひとしきりお料理を食べると、家族の近況報告を一通りしながら、お酒を注ぎに歩いたり、詩吟を歌ったりして
久しぶりの会合を楽しんでいました。
みんな年を取って、遠出したり泊まったりするのがだんだんできなくなると思うから、今年集まれたのは良かったなーと思います。

宴会の最後にはみんなで歌を歌って三本締めで終了。みんなが元気で集まれたこと、これからも元気に生きていく活力をみんなからもらえたことに感謝です

次の日の午前中は、家のご先祖について研究している人が今までに分かったことを講義してくれて、その時代背景とか、周りの人との関わりがよく分かりました。
この後は、そのまま家に帰る家族、近くの叔母さんちに寄ってお茶飲む家族、せっかくだからこの辺りを観光する家族とそれぞれ散って行きました。

大きな法事はこれで最後だし、年齢的にもう集まるのはきついかなーとおもうと寂しい気もします。
でも時の流れには逆らえないので仕方ないですね。
とにかく、無事に終わって、みんなの元気な顔に会えたから良かったです。
ちびっ子達は次会うときまで私の顔覚えててくれるかなー。きっと無理だよねぇ

旅館の玄関に弁慶と義経の顔抜きがあったので、両親にやらせました。



このアホアホな写真も良い思い出になりそうです