ギリギリ?!

2008年11月05日 | 旅スポット
途中に寄った温泉に着いたときに、電話があった。
この夜に泊まることになってた宿の人からだったんだけど、
「今夜、冷え込むから道が凍結します。蒸の湯ゲートを5時で閉める予定だったのですが、もっと早く閉めると連絡が来たので今どこにいるのかと・・・」

え?!凍結ー??ゲートって何?!

慌てて今いる場所を言ったら温泉入ってから上がってきても大丈夫だって。
ふー、良かった。

この晩の宿は後生掛からさらに山を上がったところにある蒸の湯(ふけのゆ)。

八幡平温泉の秘湯で、11月第一週の週末で今年の営業は終わりだそうです。
そう、冬期は行けない温泉なんです!今回はギリギリセーフ!
この蒸の湯から山頂に上がる道が凍結するからゲートを閉めるそうで、山頂の反対側(岩手側)にいたらたどり着けないところでした。

宿に入る前に周りを見渡すと、本当に大自然。
山と木と温泉から立ち上る湯煙しか見えない!





木の囲いの向こうに露天風呂があるのでしょうね・・・。

この辺り、夜は真っ暗だよね?一応ランプ台があるから明かりが灯るのかな?
でも寒すぎて外に出たくないかも。
とか思いながらチェックインしにフロントへ。。。

「今日は本当に冷え込んでます。ここ最近で一番寒いかな。
山頂は雪になってるそうですよ。今日は平日ということと、天気も影響して
今晩お泊まりになるのは、お客様のみです。」

山頂は雪かー。どおりで寒いと思った・・・、

・・・・え?泊まるのうちらだけ?!この広い宿に???

ひゃー、すごすぎる。後にも先にもこんな経験できないでしょう。
宿を貸し切り!内風呂も露天風呂もぜーんぶ使いたい放題。
お風呂はもちろん24時間OKだしー。超贅沢!!

日暮れも早いので、夕飯も早くしましょうと言ってくれて、5時半に食事。

それまで内風呂で暖まった。部屋もヒーター入れっぱなしにするくらい寒い!
ここの温泉は後生掛よりとろっとした感じかな。同じく白濁の硫黄泉。
内風呂一つと露天風呂一つ。この露天が気持ちいい!大自然パノラマです。

暖まって部屋着で食堂へ。広い食事処にぽつーんだったけど、
食事は豪華!山菜料理のフルコース。
温泉で作った地ビールでかんぱーい!!

豚と野菜のしゃぶしゃぶ、山菜と秋野菜と菊の天ぷら、煮込み料理、和え物などなど。川魚の塩焼きもあったな。どれも郷土料理で珍しい物ばかり。美味しくって片っ端から平らげた。
締めは山菜おこわとおみそ汁。
超お腹いっぱい!!
あー、料理の写真がない~。後で別口でアップします。
ごちそう特集組まないとダメね。

あまりの美味しさに手が止められず、完食したお連れ様は部屋に帰ってから動けず。
お腹いっぱいすぎて温泉にも入れなくて、8時くらいからそのまま寝てました。

私はもちろん元気で、もう一度内風呂に入ったんだけど、木造の建物特有のすきま風が寒くて湯船から出られない!辛うじて髪の毛だけ洗ったけど凍えるかと思った。

内風呂でこんなに寒いなら、野天風呂に行くなんて無理だぁ。
しかも
「今日は風が強いからランタン灯さないので、行くときは懐中電灯を貸しますので」
って。。。そこまでして一人で行きたくないし、お連れ様も可哀想なので内風呂でゆっくり暖まって早寝したのでした。

だって、寒くて起きてる方が無理だったんだもん。

野天風呂は明朝のお楽しみ

観光、食事と来たら

2008年11月05日 | 旅スポット
東北に来て、観光して美味しい物を食べたら、次は温泉でしょう!

十和田湖から秋田の鹿角を抜けて裏側から八幡平へ登る。
目指すは八幡平温泉。
この辺りは温泉が点在していて、全て泉源が違うから温泉の名前も違う。
そしてすべて一軒宿。

本当は玉川温泉にも寄ってみたかったけど、いくら温泉でもふきっさらしの岩場にゴロゴロ寝っ転がるのは勘弁!!
ってことで、その先にある後生掛温泉に立ち寄り風呂しました。

宿の真下に湯畑があるから温泉は沸かしなしで掛け流し。


旅館部と自炊部に分かれている。元々は長期滞在する湯治場なんです。
お湯は白濁の硫黄泉で、かなりpHが低いです。傷口は染みるし、長く浸かってるとピリピリする。でもすべすべになります。

お風呂は浴槽が中に4つ、露天風呂もあります。
打たせ湯もあったり、浴槽の一つは泥湯だし!
地熱を利用したサウナもあるし、変わっているのは一人で入る箱蒸し風呂。
一人だけ入れる広さに区切った木の箱があって、扉を開けて入って首だけ箱の上から出して前の扉を閉めると上がってくる蒸気で蒸し風呂状態になる。

端から見てると木の箱から頭だけ出てるので変なんだけど、入ってる本人はとても気持ちが良いのでお構いなし。

こんな感じでスパのようにいろんなお風呂を楽しめて面白いです。
風呂場内は全て板張りだし、建物も木でできてるからものすごく良い雰囲気の温泉だよ!

のんびり温泉に浸かって、やーーっと芯から温まれました。
上がった後も身体がぽかぽか。

神経痛とかリウマチに効果があるらしいけど、分かるような気がしました。

さて、夕方近くになってきて寒くなってきたから今晩の宿に向かうとしましょう。
宿はここからさらに山を登ります!

暖まるね~。

2008年11月04日 | 美味しい物
十和田湖散策ですっかり身体が冷えてしまった。
というか、お腹が空いてたから寒かったと言った方がいいかも。

とにかく身体が温まる物を食べよう。
せっかくならこの辺の名物を!店先ではきりたんぽやニジマスの塩焼きを売っていてかなり引かれたけど、とにかく店に入りたかった。風も強かったし。

名物の暖かい食べ物と言えば、これよね!

稲庭うどん!!

本来はつけ麺で食べるところだけど、そんなこと言ってられない。
暖かくしても美味しいのは確かだしね!
はぁ~、おいしーい。ホッとする味。
冷えた身体に染みるねぇ!どんどん身体の中から暖まる。

ところで・・・十和田湖って青森県じゃなかったっけ?!
なのに、きりたんぽに稲庭うどんなの?これって秋田名物じゃん!!

美味しかったから、まぁいっか。

ちゃんと観光

2008年11月04日 | 旅スポット
十和田神社を後にして、湖畔までは林の中の遊歩道を歩く。

程なくして乙女の像の前に到着!
おー!これがそうなのか、観光名所だよなぁ。久しぶりにのんびり観光してる気分に浸った。

平日で人も少なかったから好きなように写真も撮れる。
ここに来て初めて知ったんだけど、乙女の像って高村光太郎作なんだね!!


ここからは湖畔を歩いてみた。
あー、お天気だったらもっと景色が良いんだろうな。
でも、雲間から差した光も一瞬見えた青空も綺麗だったよ!



紅葉はもう終わりに近かったな。葉が落ち始めていました。
もう冬はすぐそこまできている十和田湖でした。フリース着てたのに寒かったー!

さらに北上

2008年11月04日 | 旅スポット
翌日、ゴルフコースに出た両親とは別行動。

車は持って行かれてしまったので、とりあえず盛岡まで新幹線移動。
そこからは、久しぶりのレンタカー。
今回はマツダ「デミオ」と共にドライブです。

まず目指したのは十和田湖。紅葉真っ盛りなはず。
盛岡から高速に乗って十和田湖近くのインターまで行ったんだけど、その途中の景色が素晴らしかった!山全体が燃えるように色づいて、この景色だけでも十分満足。

十和田湖畔の休屋に立ち寄って車を止めて散策開始。
車を降りたときは雨が降っていたけど、歩き始めたら止んだ!ラッキー。
この近くにある十和田神社にお参りして、その後湖畔を散歩して戻ってくることにした。

神社までの道は林の中を巨大な杉の木を縫うように歩く山林道。雨が上がったばかりだからぬかるんでるし滑るし結構危険。でも想像したよりも近くて、すぐに着いた。
すごく古い神社!趣あります。木彫りの社が素晴らしい!

お参りして反対から出て帰ろうとしたら、山の上に向かって手を合わせてるおばちゃんが。上に何かあるのかなと思ったら脇に看板がある。
矢印が山の上を指していて、「奥の院徒歩20分」と書いてある。
その階段は石の階段じゃなくてすでにアスレチックコースのような丸太階段・・・。
登り口の脇にはこんな説明があった。



むぅぅ。かなりそそられる。でも20分って結構あるよねぇ。
結局好奇心には敵わず、行くことにした。

急な階段を登っていくと「熊に注意」の看板が・・・。ひょえー!!マジかよ?!
でもひるまず進む。途中から階段はなくなって足を乗せられそうな石を選んで登る。傍らには捕まるためのロープがあるし。もうこれって山登り状態じゃ?!

予想以上のきつい道を上がったところにちょっとした広場があった。
そして小さい祠も。湖は真下に見える。占場はここから湖畔に繋がるはしごを降りると行けるらしい。。。一気に80メートル降りる細い鉄のはしご!雨上がりで滑りそうだし、さすがにやめておいた。

景色を眺めて、さぁ帰ろうと思ったときにちょっと気になる所があった。
見上げるくらいの高さに巨石がゴロゴロ。その一番てっぺんには石の祠が・・・。
もしや、ここが霊場か?!てっぺんに上れるようにはしごがあるし。



もちろん上りました。
確かに・・・気が集中している場所。この石は鏡石かもね。
一番大きな石にはたくさんお賽銭が挟まっていました。



ずっとこの土地を見守っている古くからの水神様です。
ご挨拶して、旅の安全をお願いして帰ってきました。

帰り道がまた大変だったんだけどね。

肉!肉!!

2008年11月03日 | 美味しいお店
平泉から一旦一関のホテルに戻って、夕食へ。

なぜか知らないけど、みんな肉モード。
ホテルの近くに美味しいステーキを食べられそうなお店をサーチして行ってみたら、お休み
この辺りは日曜日、ほとんど店が休みなんだそうです。
そんなんじゃ、良い店探せそうにない!こうなったら我が家の近く、「道の駅かわさき」の近くにある焼き肉屋まで車出していこう!!せっかくだから美味しい物食べたいじゃんと満場一致。

一関から車で20分。
道の駅かわさきの向かいにある「丑舎 格の進」に到着。
ここの肉、地元のいわい牛っていう和牛なので新鮮で美味しいんだ。



とにかくお腹いっぱい肉を食べたい!と、食欲に任せて頼みまくり、片っ端からどんどん食べる。
いつもの通り、肉を写真に撮ろうと思っていたのに、目の前に食べ物が来るとすっからかんに忘れてしまった。
今回はステーキ盛りとかステーキと上カルビの盛り合わせとか豪華にいきました~
法事が無事終わった打ち上げだからね。
良い肉を頼んだからお皿も豪快。大木盛りって名前が付いた盛り合わせは本当に大木にお肉が乗ってきた!



何も乗ってない大木~。あー写真に撮らなかったのが惜しい!!

最後にクッパと冷麺を頼んでみんなで分けて、デザートにはぶどうシャーベットとチョコレートアイスで締め。
ふ~、味もお腹も満足満足。

平泉を歩いて、美味しいお肉食べて、良い日だったなぁ

平泉めぐり おまけ

2008年11月03日 | 旅スポット
帰り道に義経堂ってのがあったので寄ってみました。

入場料がいるみたいだったけど、係のおじさんが掃除に行ってるから出るときに払えばいいよって地元観光客の人が言っていた。
では遠慮なく、入らせていただきます~。

階段を上がって右側に松尾芭蕉の句碑がありました。



「夏草や 兵共が 夢の跡」

有名な句ですね。こんな所にあるとは。。。中尊寺にあるんだとばっかり思っていて、探しましたよ!



義経堂からの眺め。北上川と平野を一望できます。

義経堂は、義経終焉の地と言われています。
一方で、北海道まで逃げ延びてモンゴルの名将チンギス・ハーンとなったとか、いろいろ説があるんだよね。

本当のことは誰も知らない。今生きている人は直接見たことがないんだもん、当たり前だよね。
それが歴史の面白いところ!

で、入場料ですが・・・出てきたら受付は閉まっていておじさんもいなかった。
今回は「どうもありがとう!」ってことにしました。おおきに~

平泉めぐり2

2008年11月03日 | 旅スポット
中尊寺の駐車場で出迎えてくれたのは、おみやげ屋さんの店頭に並んでいたこのカエルたち!!
あまりにも可愛くて写真撮っちゃいました。

この日は大分歩いてたけど最後の一踏ん張り。
中尊寺本殿にたどり着くまで、鳥居をくぐってから600メートル。金色堂までは800メートル!
ずっと結構急な上り坂。父、息が切れてる・・・。太り過ぎじゃ。

中尊寺って言うと金色堂ばっかりが有名だけど、本殿も立派なんだよ。
そこに行き着くまでにも薬師如来堂とか大日如来堂とかたくさん拝むところがあるんだから。
有名な歌が刻まれてる碑もあるし、見所満載です。
どんどん登っていくから、見晴らしも良いんだよ



本殿に到着ー!



ラッキーなことにこの時は人が居ませんでした。
お参りが済んだとたんに、ツアーガイドさん率いる団体様がどっさりやってきて満員状態でした。ふー、タイミング良かった!

次に、中尊寺の宝物を展示してある讃衡蔵(さんこうぞう)へ。薬師如来像に出迎えられて奧に行くと、藤原氏が実際に使っていた枕とか着物とかが展示してありました。
とにかく人が多くてゆっくり見られなかった・・・。ここはまた改めて来よう!

いよいよ金色堂へ。
私は金色のお堂がババーンと建っているのかと思っていたの。でも「あれが金色堂だよ」って言われた方を見ると、ちょっと新しめの何の変哲もない白壁の建物がある。「えー?金色じゃないじゃん!」っていうと、「金色堂を覆っている覆堂なんだよ。あの中にすっぽり金色堂が入っているの!しかも今はガラス張りになってるんだよ。」

え?お堂をお堂が囲ってるの??しかもガラス張りっていったいなんのこっちゃ?!
全く想像つかずにとにかく見れば分かるからって言われて中に入ってみると、おーーー!なるほどぉ。
ガラス張りになった金色堂がある!しかも正面にはちゃんとロウソクがともっていてお参りできるようになっている。

ん?なんでお線香が??金色堂ってそんなにありがたいの??ってバカな質問ばっかりしていたら、解説をちゃんと聞けと言われた。なんと!この金色堂の下に藤原4代のミイラが本当に眠っていると言うではないか!!
ひょえー!全然知らなかった。だから金色堂って有名なのね。
鎌倉幕府からも人目置かれていた藤原氏の権力ってやっぱりただならぬものだったんだね。
歴史の勉強になりますわ・・・っていうか日本史知らなすぎでした。

金色堂のとなりに、旧覆堂があって中に入れるようになっていました。
発見当時は覆堂がかなり痛んでいて、風さらしだった金色堂も随分傷んでいたみたい。



これは舞殿。立派だった。
明治天皇が座って鑑賞した場所っていうのも残っていました。



平泉の歴史は藤原氏の栄華そのものなんですね。昔を思い浮かべながらゆっくりめぐると面白いねー。
平泉の歴史だけじゃなくて、その時代背景も一緒にわかっているともっと楽しいかもって思いました。
勉強し直してまた遊びに行きたいと思います

平泉名物

2008年11月03日 | 旅スポット
やっぱり古い街は蕎麦が名物なのかなぁ。

ガイドで調べたらお蕎麦が名物みたい。
わんこそばのお店が平泉駅の周辺にあるみたい。でも「泉そば」ってのはちょっと違うみたい。
注文してから打つらしいその蕎麦を食べることにしてお店を探した。

駅前に古い店構えの「泉そば」はありました。
店の奥の座敷に通された。そこに床の間があって義経の像とか古い掛け軸とか、いかにも曰く付きの品物が並んでました。



のれんには泉そばの由来も。



スタンダードなメニューもあるんだけど、なんといってもこの店の名物は店の名と同じ「泉そば」。
すべてそば粉を使って作られているという蕎麦の定食。
この定食は源義経が平泉に着いた際、偶然にも西行法師との初対面を果たし、藤原秀衡の三男・泉三郎と三方で食べたお蕎麦の定食を再現したものなんだとか・・・。

この蕎麦、注文してから打つから出てくるまで時間かかるんだ。その間、手持ちぶさたにならないようにとそば粉で作られた落雁とそば茶が出てくる。空いたお腹を落ち着ける意味でもすごく良い組み合わせ。


落雁にはそれぞれに西行法師、源義経、泉三郎の名が入っていた。

待つこと15分ほどで、定食が出てきました。



奧の海苔巻きが蕎麦の刺身、そのとなりが蕎麦のごま和え、そしてメインのかけそばと上がりにそば湯。
定食を持ってきたご主人が蕎麦の由来と食べ方をおしゃべりしてくれました。お蕎麦が伸びちゃうから食べながら聞くのよ。
義経を供養するとき一緒お祓いしてもらったお酒を杯に一杯ずつ振る舞ってくれて、旅の安全を祈願してくれました。

あっさりとしたかけそば。きっと昔から変わらない味なんだろうな。
薄口だから濃口が得意な人には物足りないかもしれない。

最後のそば湯がとろっとしてて美味しかったなー。
そばのごま和え、意外といけます。今度やってみよう。

腹ごしらえも済んだら、いよいよこの日の最終目的地、中尊寺へ!


平泉めぐり1

2008年11月03日 | 旅スポット
法事が終わって解散後、我が家は平泉めぐりに出かけました。
私が一度も平泉に行ったことがなかったのと(こんなに何回も一関に来てるのに!)、両親が結婚前に伯父さんに連れてきてもらって案内してもらった思い出の場所で、もう一度ゆっくり見てみたいと言ってたので。

毛越寺を目指す途中、左の崖に大仏が!!



どうやらここも平泉の名所みたい。
「達谷窟毘沙門堂」(西光寺)
武家の崇敬を集めてきた古刹だそうです。
昔、父と母が来たときより随分風化して大仏が薄くなってしまっていると言っていました。

お堂の中にはたくさんのお不動様が安置されていました。



次に毛越寺へ。
実は中尊寺しか知らなかったのですが、毛越寺もすごく広くて立派なお寺でした。
庭園が素晴らしい!今は建物の土台跡しか残ってないけど煌びやかだっただろうなー。
極楽浄土をイメージして作られたとか。
平泉の権力の証ですね。


こんなに広かったんだ!


本堂。この日はたまたま本堂を公開していたので、中に上がることができました。


ご本尊は薬師如来でした。


紅葉が始まっていました!赤と緑のコントラストが綺麗でしょ~。


春になるとこの水路の上流から短歌が書かれた紙船を流して、十二単を着た人が順番に拾って歌を詠むお祭りがあるんだって。平安時代の歌遊びみたい。優雅だろうなぁ。


晴れてたらもっと綺麗な景色だろうな。ほんと広いよね~。

のんびり見て回って1時間強かかりました。いい散歩になります!
さて、お腹空いた。平泉名物の美味しい物は何でしょう?!美味しい物発見アンテナを張ってランチへ!

法事、無事終了

2008年11月03日 | Weblog
冊子作りも無事終えて、いざ一関へ。

まずはお墓参り。いち早く行って掃除を済ませてご一行様が来るのを待つ。
程なくして大型バスが到着!ぞろぞろと人が出てくる出てくる。
「こんなにいたっけか?!でもみんな知ってる顔だからそうなんだよなぁ。」と人数の多さに改めて驚いた。

お墓参りをして、お供えしたお団子やらおこわやらを食べて供養。
お墓の前で賑やかに宴会して、ご先祖様もさぞかし楽しかったことでしょう。
でも、これは序の口。
これから全員で温泉宿に行ってお泊まり宴会。
今回の会場は厳美渓のいつくし園。

宿に着いたらまずは温泉で長旅の疲れを癒す。気持ちいいね~。ちょっと硫黄の香がする透明の温泉。
お肌がつるつるになる。良いお湯だ!

ちょっと休んで落ち着いたら、お座敷で大宴会!久しぶりに40人の親戚たちが集まった。
いとこが結婚して子供が生まれて人数が増えてる。さすがいとこの子ども達、会ってすぐみんな仲良くなって、子ども達は勝手に遊んでいた。子ども達もこんなに大勢の大人に囲まれることはないし、みんなから声をかけてもらえるのが嬉しいみたいで興奮してました。

大人はひとしきりお料理を食べると、家族の近況報告を一通りしながら、お酒を注ぎに歩いたり、詩吟を歌ったりして
久しぶりの会合を楽しんでいました。
みんな年を取って、遠出したり泊まったりするのがだんだんできなくなると思うから、今年集まれたのは良かったなーと思います。

宴会の最後にはみんなで歌を歌って三本締めで終了。みんなが元気で集まれたこと、これからも元気に生きていく活力をみんなからもらえたことに感謝です

次の日の午前中は、家のご先祖について研究している人が今までに分かったことを講義してくれて、その時代背景とか、周りの人との関わりがよく分かりました。
この後は、そのまま家に帰る家族、近くの叔母さんちに寄ってお茶飲む家族、せっかくだからこの辺りを観光する家族とそれぞれ散って行きました。

大きな法事はこれで最後だし、年齢的にもう集まるのはきついかなーとおもうと寂しい気もします。
でも時の流れには逆らえないので仕方ないですね。
とにかく、無事に終わって、みんなの元気な顔に会えたから良かったです。
ちびっ子達は次会うときまで私の顔覚えててくれるかなー。きっと無理だよねぇ

旅館の玄関に弁慶と義経の顔抜きがあったので、両親にやらせました。



このアホアホな写真も良い思い出になりそうです