さくらの花びらの日本人よ誇りを持とう さんより転載です。
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「イスラム国」“報復テロ”におびえる中国 弾圧で国外逃亡のウイグル族が合流
「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件を受け、中国政府は国内にテロが“飛び火”することへの警戒を強めている。中国では、ウイグル族に対する弾圧政策の結果、イスラム教徒らの国外逃亡が相次いでおり、出国後に「イスラム国」に合流するケースも少なくないとされる。中東でテロのノウハウを学んだ者が帰国し、中国当局への「報復テロ」に打って出る可能性が現実味を帯びているのだ。
「習近平国家主席体制になって、ウイグル族への弾圧は激しさを増している。新疆ウイグル自治区にはイスラム教徒が多く、耐えかねて、逃げ出した人々の中には、『イスラム国』に加わる者もいるようだ。こうした人々が報復してくることは十分に予想される」中国事情に詳しい評論家の石平氏はこう指摘する。(2015.1.30 ZAKZAK)
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1月31日に「田母神俊雄講演会」(日比谷公会堂)の来賓に招待されましたので行ってまいりました。この時、世界ウィグル会議総裁のラヴィア・カーディル女史が登壇され、約1200名の有志の皆さんの前で苦しい現状を訴えておられました。
ウィグルにとって過去六十数年間で2014年は一番ひどい弾圧を受けました。私たちのような祖国を失った者は皆さんを頼っています。
この一年はシナ共産党は軍事力、武装警察を使ってウィグル人を大量に殺戮してきました。山に逃れたウィグル人達には無人機を使って殺害していました。その数は2000人を超えています。
数千の人たちの血を流しながらシナ共産党は「20人、30人のテロリストが死んだ」と嘘の発表をしています。私たちは、叫んだし、泣いたし、・・・。しかし、世界は沈黙を守っています。
当時、東トルキスタンという国家があった時、私たちは大国の圧力に屈せず自分達を強めていれば今日のようなことにはならなかったのです。
シナ人はウィグル人を家々から引きずり出して殺戮し、そして街には軍が溢れて殺戮を繰り返し、私たちは大変な状況になっています。
当時、彼らは我々の国を占領した時に「あなた達には自治権を与える」「地上資源、地下資源はあなた達の手で開発する」と約束していました。
しかし、彼らは今、100万人のシナ人を移住させてきて、仕事は彼らにだけ与え、地上資源、地下資源は全てシナ人のものになっているのです。そしてウィグル人の農民の土地も水資源もシナ人のものになっています。もし農民が自分の土地を守ろうとすれば投獄したり殺害したりするのです。
またウィグルの14~20歳の未婚の女性達をシナ本土へ強制連行しています。これに抵抗する父親たちは投獄されます。さらにシナ政府はウィグルの4万人以上の若者たちを投獄しています。この数千、数万の母親達が気が違ったりと苦痛に悩まされています。
2014年の習近平政権はこれよりひどい弾圧を加えています。ウィグル人の家に入り込んで娘達の髪の毛を引っ張り、それに抵抗した家族達をその場で銃殺していますが、彼らはこれを正当化しているのです。
シナの警察や民兵や人民解放軍の弾圧・虐殺に対し、自分達を守るために立ち向かったウィグル人に対して“国際テロ”と結びつけて弾圧しています。
私はシナの刑務所からアメリカに亡命して以来、この10年間、日本政府や日本国民に対して、また世界に対してもこういう発信をしてきました。本当に人道的な立場に立つ政治家達、日本の国民の皆さんが我々を応援してくれています。しかし、残念ながら日本政府の我々に対する支援は物足りないのです。
ウィグルの人権問題を日本の外交政策の中に入れてほしい、日本はウィグル人を守る政策をつくってほしい。日本政府はシナ政府と経済的交渉の場でウィグル問題をきちんと提議し、なぜウィグル人をこんなに弾圧・殺戮するのか、シナ側に突きつけてほしいと思います。
本来、自分の祖国を捨てて国外に脱出するということはあり得ないことです。しかし、ウィグル人の数千、数万の人達が国外に逃亡して多くは東南アジアに亡命しています。その7割が子供と女子です。彼らは死から逃げているのです。
私たちはこの状況を世界に訴え、トルコにも訴えました。トルコ政府は支援の手を差し伸べて一万人近いウィグル人はトルコに入国させています。
今、タイの刑務所の中で370名のウィグル人が拘束されています。彼らは犯罪者ではないのに2年ほど拘束されていています。日本政府は彼らを釈放するように働きかけをするように望みます。シナ政府はタイに対して経済支援を口実に亡命したウィグル人100名に対して死刑を言い渡したと聞いています。
我々ウィグル人にはどういう罪があるのでしょうか。自分の土地を奪われて、彼らは亡命を余儀なくされたのです。
私たちは日本の皆さんが日本国を強く建て直して、我々のような弾圧・殺戮されている民族を助ける支援を差し伸べて下さい。
さて、我々日本人は何ができるのか。日本国として何ができるのか。考えて行動すべきではないでしょうか。日本の建国の理想は「八紘一宇」であり、我々の先人達も大東亜戦争でこの建国の理想を貫いて、アジア民族の解放と悪の白人国家に対し正義の戦いを臨んだのです。
今、日本が国家を挙げて向き合うべきはISILではなくシナであります。またイスラム過激勢力「トルキスタン・イスラム党」はすでにシナに宣戦布告しています。シナ共産党は必ず報復されることでありましょう。
そういう中、朝日新聞記者が退避要請のシリアに入国して取材しているという。朝日新聞特別編集委員の冨永格はツイッターで「もっとジャーナリズムしませんか」と挑発発言をしています。
朝日が本当のジャーナリストであるならば、なぜウィグルやチベット、モンゴルのシナによる弾圧や殺戮や民族浄化をジャーナリズムしないのか。
朝日新聞はふざけた挑発をする前に、まずは自らがシナの人権を「もっとジャーナリズムしませんか」ではないのか。
画像提供:桜乃☆一人静様より