石森則和のSEA SIDE RADIO

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文化放送報道スペシャル「ガダルカナルのうた」

2018-08-27 | Weblog
日米の兵士の遺品を
ガダルカナル島で今も守っているのは
地元のひとたちです。
ウィリーさんもそのひとり。
鉄兜や飯盒などを大切に保管しています。
ビニール袋に入っているのは日本兵の遺骨ですが
誰も迎えにこないといいます。
この島では約2万人の日本兵らが亡くなりました。
激戦のガダルカナル。
日本にとって太平洋戦争の転機のひとつとなりました。
短歌にこめられらた
文化放送報道スペシャル「がダルカナルのうた」
放送は20時から。1134

文化放送報道スペシャル「ガダルカナルのうた」

2018-08-27 | Weblog
ガダルカナル島内に
墓標のように残された戦車の残骸です。
(今回の番組の取材でアーサービナードさんが撮影)
こうした日米の激戦を物語る戦蹟が
あちらこちらにあります。
いつか朽ち果ててしまう残骸がある一方
軍人らが戦場で短歌にこめた想いは今も鮮やかです。
戦争の素顔を「詩歌」として残したのは
日本の軍人だけではありませんでした。
ガダルカナルにまつわるいくつかの「うた」で
戦争の真実を浮き彫りにしていきます。
文化放送報道スペシャル「ガダルカナルのうた」
放送は30日木曜日20時からです。
 
 

文化放送報道スペシャル「ガダルカナルのうた」

2018-08-27 | Weblog

激戦の記憶を今も伝える

ソロモン諸島「ガダルカナル島」

美しい南の島の海岸。
しかし海底を鋼鉄の残骸が埋め尽くしていることから、
アイアンボトム・サウンド(鉄底海峡)と呼ばれています。
島で攻防が始まって約3カ月後の1942年11月15日未明
鬼怒川丸を含む輸送船4隻は、
駆逐艦4隻の護衛で海岸に突っ込みました。

補給が断たれ餓死するものも少なくなかった日本軍に
なんとか物資を届けようと
猛烈な米軍の攻撃にあいながら
敢えて海岸に乗り上げた「鬼怒川丸」の残骸です。
これは今回の番組の取材で
詩人のアーサービナードさんが撮影したもの。

昔の資料には錆びた船体を乗せた鬼怒川丸の写真も残っていますが
現在ではすでに原型をとどめず、
あと10年もすれば姿を消してしまうかもしれません。
自分たちが建設した飛行場をアメリカ軍から奪回しようと
4度の大きな失敗のあとで送り込まれた馬場大佐は
当時別の島にいた上官に、
報告書には書けない現状を「短歌」で伝えようとしました。
そこには何が書かれていたのか?
ふたりの関係は?
なぜ撤退寸前の激戦地で短歌が詠まれたのか?
彼らの消息を追いかけながら
ガダルカナルの戦いに関わる「声」を探し
遠い日のパズルのピースを埋めるように番組は進行します。
その中には
奇跡としか言えないような出会いもありました。
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文化放送報道スペシャル
「ガダルカナルのうた」
放送は30日木曜日 夜8時から90分

出演:

アーサー・ビナードさん

ガダルカナル・タカさん

平塚柾緒さん

葛原和三さん

ほか、関係者のみなさん

ナレーション:湯浅真由美さん