観てきました!『 モリのいる場所 』。
結論から先に言うと残念ながら(期待が大きかっただけに)ちょっとがっかりしたかな?
真面目なドキュメント風の映画を期待していたのですが、どちらかと言えばドタバタ「喜劇」!?のような。。。
せっかくの樹木希林さんの抑えた名演と、主役の熊谷守一を演じた山崎勉さんの熱演が、後半になると道化っぽく茶化されている?ように思えてきました。
(観客も共になめられているような!?)
脚本も書いたという監督の「意図」がいったいどこにあるのか?
いろんな要素が(例えば社会批判など)盛り込まれているのはいいとしても、全体にごちゃごちゃしていて、「無くてもいいのでは?」と思われるような、わけのわからん余計な場面が多かった氣がしました。
すみません、これは私の個人的感想ですので、もしすでに観られた方がおられましたら、皆さんどう感じられたか、ぜひ伺ってみたいです。
前に観た、忘れられない名作、何度でも観たくなるあの『 人生フルーツ 』のような感じだったらよかったのに。。と思いましたが、
もしかしたら監督は、(おそらく誰もが憧れるであろう)熊谷夫婦の淡々とした素朴な暮らしを、そのままあるがままに真正面から提示することをあえて避けたかった!?のかもしれませんね。
それにしても前半がよかっただけに、後半でさっぱりわけがわからなくなり、観終わった後の静かな感動も無く、
(何せ「ここだ!」という盛り上がる場面がどこにも無かったものですから。。)
「もわもわ〜っとした不完全燃焼の氣分」を抱えたまま、しょぼくれて映画館を出たのでした。。
『 モリのいる場所 』には「私の居場所」は全然無かったなぁと思いながら。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
けれども幸いなことに、また別の収穫もありました。
今秋10月にはまた樹木希林さんの出る『 日々是好日 』が上映予定ですし、
7月には『 フジコ・ヘミングの時間 』が同じ映画館であって、そのパンフレットをもらえたのです♪
私はこれまで「日々是好日」を「ひびこうじつ」と勝手に思い込んでいましたら、何とこれは「 にちにち これ こうじつ 」と読むのですね! (パンフレットにちゃんとふりがながふってありました)
樹木希林さん主演のこれは初の「茶道の映画」だそうで、前に観た池坊の「華道」の映画、『 花戦さ 』を思い出します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それから、この映画館「シネ・リーブル神戸」の歴史あるビルや、その辺り一帯は「旧居留地」で、
三ノ宮よりもずっと落ち着いたいい感じで、おしゃれなお店やレストラン、喫茶店なども軒並みにあり、(歩いているだけでも心がウキウキして波動の上がるような?)とてもいい雰囲気のところでした。
そして映画館のある同じビル内に「家族亭」という和食、麺類のお店もあり、静かで景色もよくて、味も値段もちょうどよく、映画の後の「お口直し」にぴったりでした♪
すぐ近くには「大丸」デパートもあり、その屋上には庭園があって、苗や鉢植えなども売られています。
(ビアガーデンもあるようで)お店もなかなか好さそうだったので、また誰かとゆっくりランチに来たいな♪ と思いました。
三ノ宮の「そごう」辺りは街全体がガチャガチャした感じですが、元町「大丸」の辺はどっしりとしていて、
震災前の神戸の雰囲気や香りがそのまま残っているようで、とってもうれしくなりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すみません、さらに余談が長くなりますが、
その大丸の斜め前辺りに、「三宮神社」というのがあるのを通りすがりに見つけたので、(「ついで参り」をおわびしながら)お参りさせていただきました。
後でネットで調べたらいろいろ興味深いことが書かれていました。
(下記リンクさせていただきありがとうございます)
★ 古代史探訪
私は絵を描く時以外は特に何か能力があるわけでもエネルギーや波動がわかる方でも無いので、ここにお参りした時も格別なことは何も無かったのですが、
なぜか手水鉢が見つからずそのままお参りしてしまい、帰り際にふと見るときれいな手水がやっぱりあったので、手を洗い、口を漱いでから改めてもう一度お参りし直しました。
そして、神戸方面に出かけるといつもなぜかぐったりと疲れてしまうのですが、今回も帰宅後そんな現象になり、
しかもポストに入っていた神戸市からの封書を開くと、
何と国民保険料がこれまでの3倍!!!にもなるという知らせ!!!
それを見た途端に急に涙がどっと出て来てしまったのです。。
だって、私の収入が増えたわけでは無く、これは国から各自治体に国保徴収がまかされたために「独自の見直し」があって、その結果、以前住んでいたところで払っていた額の3倍にもなったということなので、
もしかして「神戸に引っ越したことが間違いだったのか!?」と強いショックを受けたのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
けれども、たぶんこれは何かの「きっかけ」に過ぎず、震災以来あちこちを転々として暮らした私の中に眠っていたさまざまな体験が、今日の出来事によって揺さぶられて、癒されるために出て来たのだな〜と感じました。
(アスペルガーっぽいところのある私、脳が疲れて限界まで来ると時々こういう現象が突然起きます)
号泣した後はスッキリ!して、やがて(その刺激でいろいろな氣づきや自覚が起こり)より深く自分の内側を見つめることが出来ました。
長年見ないようにして来た自分の中にあるさまざまな葛藤や矛盾、ものの見方、考え方、「囚われ」が、どっと出て来て、ようやくそれらを直視し、おかげさまで手放すことが出来たのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「三宮神社」にお祀りされている御祭神は「瑞津姫命」(たきつひめのみこと)だそうですが(「瑞」という漢字がサンズイになっている場合もあります)、これは「たぎる」という激しい水の勢いを表す意味もあるようで、
私は泣きながらそんなこともふと思って、何か不思議な感覚でした。
「 相逢わん水に水落つ激しさで 」
という昔詠んだ拙句や、私の好きな「椰子の実」の唄の中にある「たぎり落つ異郷の涙♪」という一節もなつかしく想い出しました。
もしかしたらこの一連の出来事は、まさにこの「三宮神社」の「たきつひめのみこと」の采配だったのか!?とさえ感じたほどです。
しかも、偶然にもこの日は「新月」で、「願い事をするにはぴったりの日」だったのです。
(私はここではお願いごとをせず、ただお参りさせていただいた感謝の氣持ちを伝えただけですが。。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
わぁ、すみません。。こんなに長くなってしまいました。
映画どころか、私のブログの方がよっぽど何が書いてあるか?わけわからん!?
(批評なんて「百年早っ!!!」ですよね) 失礼いたしました。。
最後まで読んでくださった皆さま、ほんとうにありがとうございます。
☆ おまけ: 絵画に興味のある方は、もしよかったら下記のドキュメントもどうぞ♪
(長いです)
★ 日美 宇宙に触れたかった人 日本画家 高山辰雄
結論から先に言うと残念ながら(期待が大きかっただけに)ちょっとがっかりしたかな?
真面目なドキュメント風の映画を期待していたのですが、どちらかと言えばドタバタ「喜劇」!?のような。。。
せっかくの樹木希林さんの抑えた名演と、主役の熊谷守一を演じた山崎勉さんの熱演が、後半になると道化っぽく茶化されている?ように思えてきました。
(観客も共になめられているような!?)
脚本も書いたという監督の「意図」がいったいどこにあるのか?
いろんな要素が(例えば社会批判など)盛り込まれているのはいいとしても、全体にごちゃごちゃしていて、「無くてもいいのでは?」と思われるような、わけのわからん余計な場面が多かった氣がしました。
すみません、これは私の個人的感想ですので、もしすでに観られた方がおられましたら、皆さんどう感じられたか、ぜひ伺ってみたいです。
前に観た、忘れられない名作、何度でも観たくなるあの『 人生フルーツ 』のような感じだったらよかったのに。。と思いましたが、
もしかしたら監督は、(おそらく誰もが憧れるであろう)熊谷夫婦の淡々とした素朴な暮らしを、そのままあるがままに真正面から提示することをあえて避けたかった!?のかもしれませんね。
それにしても前半がよかっただけに、後半でさっぱりわけがわからなくなり、観終わった後の静かな感動も無く、
(何せ「ここだ!」という盛り上がる場面がどこにも無かったものですから。。)
「もわもわ〜っとした不完全燃焼の氣分」を抱えたまま、しょぼくれて映画館を出たのでした。。
『 モリのいる場所 』には「私の居場所」は全然無かったなぁと思いながら。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
けれども幸いなことに、また別の収穫もありました。
今秋10月にはまた樹木希林さんの出る『 日々是好日 』が上映予定ですし、
7月には『 フジコ・ヘミングの時間 』が同じ映画館であって、そのパンフレットをもらえたのです♪
私はこれまで「日々是好日」を「ひびこうじつ」と勝手に思い込んでいましたら、何とこれは「 にちにち これ こうじつ 」と読むのですね! (パンフレットにちゃんとふりがながふってありました)
樹木希林さん主演のこれは初の「茶道の映画」だそうで、前に観た池坊の「華道」の映画、『 花戦さ 』を思い出します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それから、この映画館「シネ・リーブル神戸」の歴史あるビルや、その辺り一帯は「旧居留地」で、
三ノ宮よりもずっと落ち着いたいい感じで、おしゃれなお店やレストラン、喫茶店なども軒並みにあり、(歩いているだけでも心がウキウキして波動の上がるような?)とてもいい雰囲気のところでした。
そして映画館のある同じビル内に「家族亭」という和食、麺類のお店もあり、静かで景色もよくて、味も値段もちょうどよく、映画の後の「お口直し」にぴったりでした♪
すぐ近くには「大丸」デパートもあり、その屋上には庭園があって、苗や鉢植えなども売られています。
(ビアガーデンもあるようで)お店もなかなか好さそうだったので、また誰かとゆっくりランチに来たいな♪ と思いました。
三ノ宮の「そごう」辺りは街全体がガチャガチャした感じですが、元町「大丸」の辺はどっしりとしていて、
震災前の神戸の雰囲気や香りがそのまま残っているようで、とってもうれしくなりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すみません、さらに余談が長くなりますが、
その大丸の斜め前辺りに、「三宮神社」というのがあるのを通りすがりに見つけたので、(「ついで参り」をおわびしながら)お参りさせていただきました。
後でネットで調べたらいろいろ興味深いことが書かれていました。
(下記リンクさせていただきありがとうございます)
★ 古代史探訪
私は絵を描く時以外は特に何か能力があるわけでもエネルギーや波動がわかる方でも無いので、ここにお参りした時も格別なことは何も無かったのですが、
なぜか手水鉢が見つからずそのままお参りしてしまい、帰り際にふと見るときれいな手水がやっぱりあったので、手を洗い、口を漱いでから改めてもう一度お参りし直しました。
そして、神戸方面に出かけるといつもなぜかぐったりと疲れてしまうのですが、今回も帰宅後そんな現象になり、
しかもポストに入っていた神戸市からの封書を開くと、
何と国民保険料がこれまでの3倍!!!にもなるという知らせ!!!
それを見た途端に急に涙がどっと出て来てしまったのです。。
だって、私の収入が増えたわけでは無く、これは国から各自治体に国保徴収がまかされたために「独自の見直し」があって、その結果、以前住んでいたところで払っていた額の3倍にもなったということなので、
もしかして「神戸に引っ越したことが間違いだったのか!?」と強いショックを受けたのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
けれども、たぶんこれは何かの「きっかけ」に過ぎず、震災以来あちこちを転々として暮らした私の中に眠っていたさまざまな体験が、今日の出来事によって揺さぶられて、癒されるために出て来たのだな〜と感じました。
(アスペルガーっぽいところのある私、脳が疲れて限界まで来ると時々こういう現象が突然起きます)
号泣した後はスッキリ!して、やがて(その刺激でいろいろな氣づきや自覚が起こり)より深く自分の内側を見つめることが出来ました。
長年見ないようにして来た自分の中にあるさまざまな葛藤や矛盾、ものの見方、考え方、「囚われ」が、どっと出て来て、ようやくそれらを直視し、おかげさまで手放すことが出来たのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「三宮神社」にお祀りされている御祭神は「瑞津姫命」(たきつひめのみこと)だそうですが(「瑞」という漢字がサンズイになっている場合もあります)、これは「たぎる」という激しい水の勢いを表す意味もあるようで、
私は泣きながらそんなこともふと思って、何か不思議な感覚でした。
「 相逢わん水に水落つ激しさで 」
という昔詠んだ拙句や、私の好きな「椰子の実」の唄の中にある「たぎり落つ異郷の涙♪」という一節もなつかしく想い出しました。
もしかしたらこの一連の出来事は、まさにこの「三宮神社」の「たきつひめのみこと」の采配だったのか!?とさえ感じたほどです。
しかも、偶然にもこの日は「新月」で、「願い事をするにはぴったりの日」だったのです。
(私はここではお願いごとをせず、ただお参りさせていただいた感謝の氣持ちを伝えただけですが。。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
わぁ、すみません。。こんなに長くなってしまいました。
映画どころか、私のブログの方がよっぽど何が書いてあるか?わけわからん!?
(批評なんて「百年早っ!!!」ですよね) 失礼いたしました。。
最後まで読んでくださった皆さま、ほんとうにありがとうございます。
☆ おまけ: 絵画に興味のある方は、もしよかったら下記のドキュメントもどうぞ♪
(長いです)
★ 日美 宇宙に触れたかった人 日本画家 高山辰雄