毎日読んでいるイラストレーター・本田葉子さんの3日程前のブログの記事のなかに、「年寄り臭い家」とか「家も老ける」という表現がありました。
年齢とともに体力も落ち、コロナ禍ということもあって来客も少なくなり、家の中を整えることがどんどんと億劫になってしまったことを表しているものですが、読んでいて我が家もまさしく
そうだなぁと思いました。
これじゃあいけない!
この4か月、仕事に出ていたことを言い訳に、家の中がなんとなく乱雑なまま放置してきましたけど、もう言い訳は通用しない。
特にこのパソコンのある部屋が物置化しつつあります。冬場は寒くてここに長居しないものだから、ついものを置き去りにしちゃうのです。
今日はリサイクルステーションのある日なので、読まなくなった本数冊と義母の羽毛布団を持っていくことにしています。本はブックオフなどに持ち込んだりしたときもありましたが、
さほどお金になるわけでもなく、何かの形で役立つのなら、とこのところはリサイクルステーションのリユース品として引き取ってもらっています。羽毛布団も同じ理由で。
築50年過ぎの古い我が家ですが、ちゃんと手を入れ続ければそれにこたえてくれる・・・と私は思っています。
ちゃんと、というところが問題で、年齢を重ねれば重ねるほど手の行き届かないところも出てくるでしょう。それでもこの家に住み続けるうちは大切にしなくてはと思います。
残念ながら古さが味わいになっているか、と問われるとそうではなくて。そういった建物が好きなくせに、一番近くにある古い家に手をかけていないのでは本末転倒というもの。
もう一軒ある畑の家も、築10年を過ぎました。この家と比較すると新しい、と思ってしまいがちですが、既にそんなに月日が経っています。嫁いできたときのこの家も、当時はまだ築15年
くらいだったはず。畑の家も手入れを心掛けなければいけませんね。
手入れとともに、より暮らしやすさを優先したいもの。
ものを大切に使うこともさりながら、アップデートも必要に応じてすべきだと考えています。
今考えているのは、食器棚。背が高くガラスの引き戸がついているもので、ガラスには飛散防止フィルムを張ってありますが、地震のときに倒れる可能性が高いのがずっと気になっています。
家族も減って、普段必要な食器も減ったこともあり、よくある引き出し収納に替えることを検討中。
ただ長年使ってきたものを全く違うものに替える、となると、慣れるまでが結構大変ですよね。若いときならまだしも、記憶力が年々低下していますから。
出来れば余裕を持って収納したいと思うので、不要なものの処分から始めていこうかと思っています。もちろん、先ほど書いたリサイクルステーションに持ち込めそうなものは持ち込んで。
食器棚のほかに、冷蔵庫の隣に本棚だったものを収納スペースとして使っていますが、これも背が高いので撤去したい。
仕事に出ているときはそういうことをじっくり考える気持ちの余裕がありませんが、今なら取り組めそう。次の仕事の話があるかないかわかりませんが、しばらくは家時間や家自体の
充実をはかって、家や自分自身の老け込みを防止したいと思います。