Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

人生、何度目かの「清水」ジャンプ

2022-07-30 05:39:40 | シニアあるある

今年の2月、専門店へ出向いて2週間のお試しをしたものの、買う決断を下せなくてそのままになっていた補聴器。

でもこの前の参院選の投票所で、他人の会話をうまく聞き取れないことに対して、これまで以上に自分でも問題だなと感じたことから、2週間前の金曜に予約をとって再び専門店へ。

再度1週間のお試しをして、ちょうど娘や孫に会う機会があったり友人と出かけたりして、他人と話すときの使い心地を試すことが出来ました。

そのお試しのときには、前に試したときよりももっと周りの音をたくさん拾ったり、かなり離れた場所にいる人の声まで拾ってしまって、逆にうるさいと感じるときもありました。

それが改善されないのであれば、補聴器を買うのはやめておこうと思っていたけれど、そこは今どきの高性能な補聴器、お店の人がパソコンを使って微調整。

おまけにアプリをスマホにインストールすれば、音量調節などもそれで出来るんだとか。

いくら性能がよい、とはいっても、自分の耳で聞く音とはちょっと違うことに対する違和感はぬぐえませんが、聞き取りにくかったものが聞きやすくなることの利点は、確かに大きいものが

あります。

娘から、孫がおしゃべりを聞き取れていたことを喜んでいた、という話を聞かされたのも、背中を一押しされた感じ。

元々買うつもりでお店に行ったのだもの、と購入を決めて、昨日再度お店へ補聴器を受け取りに行ってきました。

買うと決めてしまったものの、受け取るまでの一週間、本当によかったのかな?と、何をいまさらなんだけれど、自問自答を繰り返していました。

ものは小さいくせに、値段はこのブログを書いているパソコンの2倍くらいはするわけで。おまけに死ぬまで使える、というわけでもなく。そう書いているだけでも、この決断は失敗

だったかも!!??と思えたりするのですが、何をいまさら、ですよね。

 

                       

この前のバイト代がこのふたつでほぼ吹っ飛んだ感のある、ふたつの(私にとっては)高額なお買い物の写真。

パソコンの買い替えのときにはそこまで感じなかったけれど、心のどこかで「贅沢品」という意識があるんでしょうね。人生何度目かの、清水の舞台から飛び降りるような気持で買った補聴器。

取り扱いもなかなかに面倒でね、湿気に弱いので毎日乾燥させなくちゃならないとか、2か月くらいに一度はお店に出かけて掃除してもらったりしなくちゃならないとか。

でもね、一度使ってみると、今まで聞き取りにくいことが多かった孫の話し声が聞き取れるようになったのは私にとってはとてもありがたいことで、テレビのボリュームを下げても充分

聞こえるようになったり。

せっかく手にしたからには、ちゃんと活かさないとね。

でも家にいる日中はほぼ必要を感じないので、使うのは出かけるときなどに限定するつもりです。使わなければ長持ちするというものでもないでしょうけど、夏場は耳にも汗をかきますからね。

とりあえずこの補聴器が一番威力を発揮?するのは、来月の面接のときなんじゃないかな。今までは聞き取れなかったらどうしよう?という不安いっぱいだったけれど、今度は少し気持ちに

余裕が出来そうです。合格するかどうかは別問題ですが。