ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

海辺でアクアビクス

2006-08-08 19:26:43 | できごと
膝を悪くしたり坐骨神経痛を起こしたときに通って、
好きになったアクアビクスやラテンアクア。
月曜日の朝、こちらで初めてのアクアビクスに参加できました。
海辺で海水をはったプールは、真水よりも体が浮くし、
空気・景色・波の音と、最高の環境でした。

グローブの替わりにインストラクターさんが用意したのは、
ペットボトル。手を抜かない努力に脱帽です。
こちらにちょこっと写真が・・・
http://yaplog.jp/carlucciruri/archive/126#tb

ハリー・ポッターが死ぬ?

2006-06-30 18:06:05 | できごと
結末が、もう15年以上も前に書かれているハリー・ポッター物語の最終巻が数ヵ月後に出版されるが、主人公ハリーは死んでしまうのかも・・・。
著者JKRのインタビューをCNNが報道している。

この記事に付随する、ハリーは死ぬべきかどうかの投票で、三分の一が「Yes」に投票している。圧倒的に「No」かと思ったのに、意外だ。

プロットが巧妙で、知的内容が豊富で、伏線が縦横にめぐらされて息もつけない、このハリポタは、映画より本がおもしろく、それも邦訳より原文で読むのがおもしろい。文章の巧みさ(英語)もすばらしいそうだが、無鉄砲に原作に挑戦して「案ずるよりうむがやすし」の読みやすさを感じている。
参考書もたくさん出ているし原作をのぞいてみるべし。 たとえば邦訳『・・・とのプリンス』が出版されたばかりの第六巻、原題で「」に該当するのは"Half-Blood" このひとつだけでも原作を参照する必要性がわかるはず。

うれしい贈り物

2006-04-16 16:57:44 | できごと
沖縄本島の人間国宝金城次郎の跡をついで娘さんらが焼くお茶碗。那覇の「やちむん」とか「壷屋街」という一角で買ってきて使っていたのを覚えていた息子のお嫁さんからのプレゼントです。この茶碗でいただくご飯は、なぜか柔らかく温かく感じます。

隣のお皿は、40年前の 高校のクラブ友だちからでした。
「結婚祝いは何がいいか」と聞かれて、即、実利的に食器をお願いしたら、「たち吉」という銘柄のすばらしいコーヒー茶碗・受け皿・大皿の5個組セットがきて仰天したことを思い出します。有名ブランドとの最初の出会いでした。

おいしい食事もだいじですが、器もだいじであることに気づかされました。この大皿を使うと、あれこれ盛り付けているうちに、なんとなくバランスの取れた豊かなメニューになっていきます。

滋賀県にある「止揚学園」では、食器がすべて美しい陶器でした。刻みキャベツも機械をつかったものより、包丁で刻んだほうをたくさん食べるというような繊細な感覚の子どもたちに、プラスチックの食器は使わせられないし、陶器の重み、触感は、おいしい食事とともに子どもの感性を豊かにそだてていくたいせつなもので、割ってしまうことを恐れて使わないのはばかげているというお話でした。
食器をだいじにするとは、たくさん使って食事をすることに尽きるのでしょうね。
金城次郎さんの食器はまさにそんな感じ。
たち吉の食器は、いまでも受け皿2枚と大皿4枚が残っていますが、やっぱり、おっかなびっくりで使えなかったのかもしれません。金城茶碗もけっして安くはなく、値段でいえば高級品。でも、毎日ふれるお茶碗ですから、ぜいたくではないでしょう。たいせつにじゃんじゃん使います。

惨・・・イルカが

2006-03-01 10:51:55 | できごと
千葉の海岸にイルカが70頭も打ち上げられたというニュース。
Asahi から引用すると、

イルカ70頭打ち上げられる 千葉・一宮町の海岸
2006年 2月28日 (火) 20:56
 28日正午ごろ、千葉県一宮町東浪見の九十九里浜・東浪見海岸で、約70頭のイルカが約1キロにわたり、砂浜などに打ち上げられた。イルカは大きな群れを作ることで知られるカズハゴンドウで、サメに襲われたり、リーダーが寄生虫にむしばまれたりしてパニックになる例があるという。普段は沖合にいるが、何かの原因で群れが方向感覚を失ったらしい。

 浜ではサーファーや住民、町職員ら約100人が波の動きに合わせながら運んで多くをいったんは海に戻したが、弱った一部は波で浜や消波ブロックに押し戻された。日が暮れたため午後5時で救助は打ち切られた。

 地元で21年間にわたり海洋生物を観察している秋山章男・元東邦大教授(海洋生物学)は「これほどまとまった数は初めて」としている。


今朝になって浜辺に死んだイルカが打ち上げられ、
かろうじて息をしている20頭を助けようとしているけど、
自衛隊出てきて!と叫びたくなる。
海の中でなにが起こったのだろう・・・
潜水艦が変な電波を出したとか、
地殻に変動が起きているとか、
怖い。東京のみんな、イルカさんからの警戒警報だよ。

知らないと損をするヨ

2006-02-18 19:06:17 | できごと
防災無線で浅葉克己氏の講演があると知らせていたので、友だちを誘って出かける。
アートディレクターの 浅 葉 克 己 氏は、この島に20年も関わってきていて「浅葉杯」卓球大会があり、だれでも知っている。
しかし「卓球の浅葉さん」しか知らない!
で、聴講者も少なかった・・・MOTTAINAI!(PTA作品展とか生花展とか行事も重なっていたし、何より天気がよすぎて「きょうは畑じゃ」という日和だったせいもあるけど)

まず、デザインの仕事は「発想・現場・定着」のくりかえしだと話された。
そして数々のお仕事を披露されたのだが、ひとつのデザインのために何千キロも彼方へ出かけていく、ひょんな経験や見聞が何年もあとになってデザインに結実する。
とかく「発想」が注目を集めるけど、「発想」がなければなにも生まれてはこないけれども、その何倍ものエネルギーが「現場」「定着」の作業に費やされて、初めて、プロの仕事になる。そんなふうに感じた。
一枚のポスター、ひとつの文字に、どれだけ膨大なエネルギーをかけているか、あらためて知り、中学生・高校生みんなに聞いてほしくなった。

いまは、数少ないプロフェッショナル・・・プロとして、プロの仕事をあたりまえにされる、つまりは力の出し惜しみがない、このような方に触れることが、若い人にはとても大きな学習になるはず。

浅葉克己(あさば・かつみ)で検索すればWEBにいっぱい情報が載っています。
写真はhttp://www.asaba-tompa.com/info.htmlから。

Betty Friedan

2006-02-07 21:31:08 | できごと
Betty Friedan が亡くなった。85歳。30年近く前に読んだ本、タイトルは思い出せないけれど、衝撃だった。フェミニズム運動家と評されるけれど、もっと大きな哲学をもって人間と社会を見つめた思想家だ。邦題『老いの泉』が出版されたときにお会いした。たまたま日本に居合わせたアメリカの政治家や有名な人たちがあいさつにかけつけてくる光景はまるでGod Mother、でも、小さな可愛いおばあちゃんの印象で、温泉が気に入っていらした。
彼女の本は、読みきっていない。むずかしくて、長くって・・・読みきった人がいたら異常じゃないかと思うくらい。でも、がーんと揺さぶられることがいっぱいあった。また、開いてみよう。(写真はNYTimesから)

新入りの悩み

2006-02-07 21:24:11 | できごと
故郷で催される旧友たちとの交流会で、慣れ親しんだ民謡・手踊りを踊っているなかに見知らぬヨソモンがいたら、久しぶりに帰ってこられた方は、どんな思いをされるのだろうか。しかも着ているのは偽丹後だ・・・しらけるだろうなあ。

古謡と太鼓を習っている。習い覚えていきたいけれど、そのかわり催しにも出ていかなければならないとき、ほんとに困る。旅芸人が伝えてきた踊り、これならいいや、と流れ芸人の気持ちになって出たのに、土地の踊りにも出なければならなくなって、顔は笑って「踊りやれ」と手招きしながら冷や汗たらたら・・・

91歳の世界一周

2006-01-16 17:06:11 | できごと
年末に乗った飛行機に、島のおばあさんがいました。
去年はカリブ海クルーズに行った話を聞いていたので、
「また遠くまで?」と尋ねたら、手を大きくまわして「世界一周!」
なんとピースボートに乗るとのこと!
いまごろシンガポールを越えているころですが、
70歳をこすおばあさんに「年齢制限がないのですね」と聞いたところ、
参加者の最高齢は91歳だそうです。
船には棺が4つ用意してあって、万一のときは、最寄の港で荼毘にふし、
お骨を日本に送るという説明に、ご家族が「それ、いいね!」と言ったとか。
「有り金はたいて、帰ってきてからの生活費は留守の間の年金だけよ」
と楽しげに出発していかれました。

島影

2005-12-21 10:00:23 | できごと
きのうの朝は、御蔵島越しに三宅島の噴煙が見えるほど、空気が澄んでいた。噴煙はまっすぐ上にのぼっていたから、あちらも風がなかったようだ。
写真を撮ってみたけど、写らなかった。

南の青ヶ島にくらべて、北の御蔵島が見えることは、日本列島に寒波がやってくるころを除いて、年に数回ほどしかない。

夜は、ホンモノのテノールを、ライブハウスで聞く。(ここならではのぜいたく)
カンツォーネもよかったけど、やはりオペラのアリアに迫力があった。

演目がゴマンとある・・・ほんとうに5万曲もあるというオペラは、
1600年代から作られ始めたといい、「作品」という意味だそうだ。
中国の京劇も、日本の歌舞伎も、オペラと同類の気がする。
歌舞伎は、歌が発達しないで語りが磨かれていったけど、
このあたり言語の違いがありそうで、そのうち歌舞伎の台本を探そう。