ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

日本では、自然塩は食塩ではないそうで

2008-12-13 23:46:43 | 世の中
島で製塩を試みているにお話を伺う機会があった。→ http://www.m-j.jp/knowledge.pdf

安く買える塩は、海水を電気分解して作られたものくらいの知識はもっていたものの、
その塩がいかに健康を害するものであるかとか、
しかも、国の法律によって強制されたとか、知らなかったことばかり。
製塩法について、インターネットを探してみたところ、
「知らなかった・・・」では済まされないことがたくさんでてきた。
 
イオン交換膜法は、ソーダ工業には邪魔になる成分を海水から除いて、
塩化ナトリウムを安価に大量生産する方法。
こんな製塩法(イオン交換膜法)は、日本だけであること。
この製塩法では、海水に硫酸を加えていること。
 
1971年に法律で、海水から塩を作るにはイオン交換膜法だけに限られてしまい、
塩田がすべて廃止されてしまったこと。
  「塩業の整備及び近代化の促進に関する臨時措置法」
 
この法律のもと、日本で海水から生産する塩の99%は、たった4社だけが作っていること。
http://www.naikai.co.jp/J_seibi.htm
 
その大半が工業用に消費される、つまりソーダ工業用塩だが、
工業用塩に必要なのは「純化」された塩化ナトリウム。

それを「食塩」といい、自然塩を食塩といってはいけないとか。
たいへんな国による<不当表示><偽装>だし、
そんな食塩を摂らせて成人病のもとを作りだした。

 
国の政策に抗して「自然塩存続運動」があったけれども、
2005年まで、塩の販売を自由におこなえなかったこと。

いま日本の「自然塩」は、日本の海水から作っているのではなく、
海外から輸入した自然塩(岩塩や天日海水塩)であること。
「伯方の塩」「赤穂の天塩」など)


水海山の森林を大量に伐採し、ゴミ焼却灰の処分場をつくるとか、
その工事に7億円をポンと追加するとか、
そんなばかげた行政の手本が、この国には、ごろごろころがっている。

子どもたちへ:
海は生命の源。自然の塩(ニガリ成分を除去しない)は総合ミネラルサプリ。
高価であっても健康に代えられません。
沖縄の
ぬちマース がいちばん海水に近い塩だけど、同じような塩が、
BABAのいる島にもあります。せっせと運びます。