ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

町民に見せてはいけない資料

2012-08-06 23:33:49 | 世の中

電話 資料5の漏水○○実績報告書」については
  運営協議会の中だけの資料にして下さい。
   協議会のあとで言われたのですが、
  講師(?)から
  「(協議会だけの資料なので)おもてに出さないで下さい。」と
  言われました。
   水海山の会で勉強会する上でも、
  表を読むぐらいなら・・・あれですけど
  おもてに出さないで下さい。よろしくお願いします。


電話の主は、東京都島嶼一部事務組合(広域行政の役所)の女性、
かけた先は「水海山の緑と水を守る会」代表宅。

八丈島は水海山の標高400メートルを超す深山に、
一般廃棄物最終処分場がもうすぐできてしまう。
人口8000人の島で、4000人もが反対の署名をしたのに、
広域行政のため、島民の意思はまったく無視されて建設が強行されている。

「運営協議会」とは、ゴミ焼却灰を埋め立てる処分場の運営に、
一般島民も参加できるという形をよそおう場で、
講師を招いて<安心・安全>のアッピールがおこなわれたようだ。

傍聴者のひとりが電話の件を聞いて怒りのMail.

協議会は 公の場ですよね。
傍聴人にも配られた資料です。
資料も講師の発言も公のものだということです。
それを町民にないしょにしてくれ。。なにそれ
議長を務めた 住民課長もこの事を知っているのかな。
傍聴には、町議会議員もいたのに それを ないしょにして
それは ないでしょう。


電力村の構造は、環境行政もしっかりもっている。

良い習慣は才能を超える

2012-08-06 09:45:04 | 引用
帚木蓬生(Hahakigi Housei)『日御子 ひみこ』を読みました。
紀元2-3世紀の北九州が舞台で、朝鮮半島・大陸との往来を担った通訳の家が主人公の小説です。
Amazonのカスタマーレビューで絶賛されていますが、
著者はフランス文学科を卒業してTBSに勤めた後、医学の道に進んだ現役の精神科医です。

物語で、祖父母が孫へ、親が子へ、経験してきた歴史を語り、教訓を伝えていきます。
銘や、尊敬する人と日々を過ごせるほどの幸せはない。草木が湿潤で緑を増すように、人の心も豊かになる。知らず知らずに魂が成長する。」(450ページ)

通訳の家系に継がれていく三つの教えの最後は

良い習慣は才能を超える

というものです。

「努力」ではなく「良い習慣」というところに惹きつけられました。

核家族を良しとして「良い習慣」を断ち切られた時代に育った、才能ある人たちが、
いまの政治家や官僚ではないでしょうか。
科学の進歩を追うことを御旗に、「後始末」を考えないで原子力発電を進めるような愚かなことは、
もし、家事をしっかりしつけられていれば、しないでしょう。

ほかの二つの教えは「人を裏切らない」「人を恨まず、戦いを挑まない」です。
逆のことばかりが、良い習慣を身につけられなかった<才能ある人たち>によって推進されています。