ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

句読点

2013-04-03 19:40:45 | 言語の表現
最近、本を読んでいてイライラするのは、疑問符・感嘆符の扱い。
(赤いのが最近の表記)

 それを聞いて、えっ? と思いました。
  それを聞いて、えっ?と思いました。
 …だろうか? わからない。 
  …だろうか?わからない。

いつから、疑問符のあとに一字分の空白を置くようになったのだろう?

疑問符・感嘆符とも、句読点と同じ区切り記号だから、
句点(。)と同じ扱いにしなければおかしい。

句点(。)や読点(、)のうしろが空いているように見えるのは、
活字のデザインで、そもそもは中央にあった点丸を片隅に寄せているためで、
空白があるわけではない。
昨今はいざ知らず、作家は原稿用紙の枡を空けたりしてはいない。
それなのに、昔の作家の作品なのに、文庫本で?の後ろに空白が組み込まれている。
原稿の改ざんに等しい行為だ。

括弧の前では空白は置かないようだから、ふぞろいになり、実にきもち悪い。
 「…ですか?」とたずね…そんなばかな! と笑いながら…
 「…ですか?」とたずね…そんなばかな!と笑いながら…

疑問符も感嘆符も英語からはいってきているが、
英語でも、ピリオドやカンマと同じ扱いで、
2字空けなら2字分、1字空けなら一字分の空白である。

中国語ではもちろん句読点と同じく、空白など置いていない。
日本はどうして、このような恥ずかしいルールをつくるのだろう?

どうしても空白を置きたいなら、半角の?!を使って半字分の空白だけにすべきだ。