ジャガイモ掘りをてつだいに(邪魔しに?)行って、
山ほどの新ジャガをいただいてしまい、東京に送りながら考えたこと。
東京で買ったらいくらだろう…?
たぶん3-4千円。
種イモの入手から植え付け、世話焼き、そして収獲、荷造り発送。
ぜんぶの労働時間を足して、時間給を算出したら、100円にもならない。
しかし、ジャガイモつくりの労働は、食料を作る以上に、土地を整え、
働く人と人の絆を維持し、豊かなものを作り出している。
その労働を、賃金で評価してしまうと、PCをたたく労働の1割も評価されない。
マルクスの『賃労働と資本』が解き明かした資本主義経済のしくみは、こういうことなんだろう。
話題になっている『里山資本主義』の本を読んだけれど、「労働」について、価値は「労働力」が生み出すことについて、認識が薄いように感じた。
働くこと、心身を働かせあうことを避けては、豊かさを求められない。
楽をしようとしないこと、賃金にしたらあほらしいような労働を、誇りにすること、
が課題ではないだろうか。
山ほどの新ジャガをいただいてしまい、東京に送りながら考えたこと。
東京で買ったらいくらだろう…?
たぶん3-4千円。
種イモの入手から植え付け、世話焼き、そして収獲、荷造り発送。
ぜんぶの労働時間を足して、時間給を算出したら、100円にもならない。
しかし、ジャガイモつくりの労働は、食料を作る以上に、土地を整え、
働く人と人の絆を維持し、豊かなものを作り出している。
その労働を、賃金で評価してしまうと、PCをたたく労働の1割も評価されない。
マルクスの『賃労働と資本』が解き明かした資本主義経済のしくみは、こういうことなんだろう。
話題になっている『里山資本主義』の本を読んだけれど、「労働」について、価値は「労働力」が生み出すことについて、認識が薄いように感じた。
働くこと、心身を働かせあうことを避けては、豊かさを求められない。
楽をしようとしないこと、賃金にしたらあほらしいような労働を、誇りにすること、
が課題ではないだろうか。