ODORAMOX!

BABA庵から  釣り糸なんぞが ごちゃごちゃ こんがらかった状態を ここでは「オドラモクス」と言う。

頼れる医師、尊敬できる医師

2017-05-12 07:17:59 | 雑感
診察しながら「どうしましょうか」と相談してくる医師。
なんでも患者に話せばいいというものではないと思う。
医師に判断してもらいたくて診察を受けているのに、と。

数年前のFBへの投稿。
この先生がいらっしゃらなかったら、息子たちは生まれていただろうか。

 昔のことで詳細を思いだせなくなっていることが多い。
今朝も出産した医院の名前にたどりつくまで時間がかかった。
下井草の田中産婦人科で、遠く横浜から通う人もいる人気の名医だった。
妊娠4か月で強烈な痛みに襲われた。
ふつうは小指の先ほどの卵巣が大きな先生の掌ほどまで膨らんだ卵巣嚢腫、3日間ようすを見て摘出手術。
退院のときに「流産を覚悟していた」と先生がつぶやかれてたが、いまの医者は患者に<相談>して責任逃れをするのが<義務>かもしれない。
レントゲンで双子とわかったが、そのとき頭が重なって写っていたため「ひょっとして頭一つかも」と疑ったそうだが、それも帝王切開で無事にふたりが生まれた後につぶやいておられたことだった。
 麻酔が覚めかけてもうろうとしている私の手をとっておなかをなで「ほら、ぺちゃんこだろ、ふたり元気だよ」と、帝王切開だから二人同時に空気を吸ったわけだけど、「ま、一分の差をつけておいたよ」と笑って記録されていた。
その机にあったウィスキーグラスははっきり覚えている。