先月、母が入院してから、電車で病院へ行ったり母の家の方へ行ったり、歩き回っていたから、アキレス腱が炎症。
病院で松葉杖を借りて歩いている。階段の上り下りは重い杖だけど、歩く時は超大股で、風を切って飛ぶように歩ける。
信号でもトップのままで渡り終えて、思わずニッコリ。
地下鉄も私鉄も、最近はエレヴェーターやエスカレーターがあって、便利だ。
地下鉄の「改札階」のエレヴェーターの前に、60歳ぐらいの婦人が立っていた。▽、△のランプが点いてない。私が押した。おじいさんが来て、婦人の後ろに立った。
箱が上がってきた。
「やっと来ましたね。おそかった」
おじいさんが言った。
? 私より前から待っていたのか?
ドアが開いて、私が一番に乗った。奥へ。婦人が乗って、ボタンの前に立った。なにもしない。私が横壁の「身障者用」の「開」ボタンを押した。おじいさんが乗った。私が「ホーム階」のボタンを押した。婦人はなにもしない。
「ホーム階」に着いた。ドアが開いてから「開」を押す。
「おおきに。ねえちゃん」と、おじいさんが降りた。婦人が降りた。
ねえちゃんて、ダレ?
病院で松葉杖を借りて歩いている。階段の上り下りは重い杖だけど、歩く時は超大股で、風を切って飛ぶように歩ける。
信号でもトップのままで渡り終えて、思わずニッコリ。
地下鉄も私鉄も、最近はエレヴェーターやエスカレーターがあって、便利だ。
地下鉄の「改札階」のエレヴェーターの前に、60歳ぐらいの婦人が立っていた。▽、△のランプが点いてない。私が押した。おじいさんが来て、婦人の後ろに立った。
箱が上がってきた。
「やっと来ましたね。おそかった」
おじいさんが言った。
? 私より前から待っていたのか?
ドアが開いて、私が一番に乗った。奥へ。婦人が乗って、ボタンの前に立った。なにもしない。私が横壁の「身障者用」の「開」ボタンを押した。おじいさんが乗った。私が「ホーム階」のボタンを押した。婦人はなにもしない。
「ホーム階」に着いた。ドアが開いてから「開」を押す。
「おおきに。ねえちゃん」と、おじいさんが降りた。婦人が降りた。
ねえちゃんて、ダレ?