朝から晩まで鳴いているバカ犬を、裏の家が飼っています。私が私の家のキッチンにいても、私の家の庭を歩いていても、庭に散水していても、モーレツに吠えます。
もう10年ぐらいになると思います。
ドーベルマンがかかった、鼻と目が茶色のブサイクな犬です。バカブスガフフと私は名前つけています。今年みたいに暑い夏は、バカブスガフフの声を聞く度イライラッとします。植木に虫除けの薬を撒いているときに「ガフガフッ」とやられると、頭から薬を浴びせてやりたくなります。
裏の家のおばあさんかムスメに、「犬の躾しなさいよ」と何度言ってやろうかと思ったことでしょう。「早く死ね。早く死ね」と祈ったりもします。
今年、なんということでしょう。チビ犬が増えました。白い秋田の雑種です。
最近、こいつがバカブスガフフの代わりに鳴くのです。二匹一緒に吠えていることもあります。それで、「早く死ね」の標的を変えました。裏の家のアルジです。
