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2013年02月10日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ショーが帰って来て、「そこでこけててん」と言った。 「あんなとこにホースのリール置いてるからや」 「ホースは昨日今日置いたんと違うわ。ずっとあそこに置いてる。あんなとこ通らんでもええやろ」 「ホース置いてるからや」 庭からガレージへ出る所に、小さいブロック一段の境界がある。 「あそこは危ない。門から出たらええねん。うちも2回こけたから通れへん」 二人とも足元が怪しくなった。今までは「あっ」と思っても足を踏ん張って倒れなかったのに、(あ!)と思ったら最後、でーんとひっくり返っている。 そう言ってから3日目の夕食後、私がテーブルの横でこけた。尻もちをつく転び方なら頭は打たないようにするのだが、まず頭をガーンとテーブルの縁で打った。(あ、イタ! 痛い痛い痛い…) 後頭部へ手をやると、大きなタンコブが出来ている。 ショーが来て、「お前もか」と言った。 綿花に家伝薬をのばしてコブに貼りつけた。「病院へ行くか?」 「行けへん」 「頭に被る網、持って来たろか」 ショーは2年前、廊下でこけてドアに頭をぶつけた時病院へ行って、手当をして貰った。ほんとに病院が好きだ。 「ええわ。血、出てないから寝るまでに引っ込むと思う」 頭の中も大丈夫みたいだし、いつものようにパソコンをした。ゲームも2時間した。 さて、12時過ぎに寝ようと思ったが綿の上から触ってもまだかなりふくれている。出来立てはお正月の丸もちぐらいだったものな。 足の包帯にと取っておいた古いシャツの袖を、頭に被った。丁度いい具合だった。 夜中に1度起きた時も、包帯袖はしっかり頭にあった。 朝、上の方に脱げかけていて、頭に貼りつけた綿も無い。 枕の周囲を探しても見つからない。ベッドの下も探した。 半分の大きさになったタンコブには、指で薬を塗っただけにした。 朝ご飯のあと、もう一度包帯袖を被っておこうと手を入れて広げたら、行方不明の綿花がちゃんと入っていた。 今日で3日目。もうなんともないけど、まだ小さいコブはある。 ![]() |
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非公開日記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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