いつも4冊の本をあちこち読んでいる。面白いのは読む時間が長くて早く読み了え、面白くないのはなかなか読み了えない。
モスクワ、ミュンヘン、ニジニキタル、ドイツ、美術館、混雑するレストラン、ユダヤ人の墓場、飛行機の中、密航、壊れかけたアパートの部屋、車での逃走、待ち伏せ、反撃、策謀、情報、報復。殺戮。トラウマ。デモ。欺瞞。仮面。信頼。愛。洗脳。盗聴。発信機。パソコン・データにウィルス。二人の同じ人間。一人の別な人間。なんでもあり。D・ラドラムの小説は、3、4ページごとに場面が変わる。人物が変わる。ジェイソンとデヴィッド。アルカディン・ダニロヴィッチ。イクーポフ。ソラヤ。キルシュ。ケンダル。ラヴェレ。セーヴェル。黒い肌。白い肌。褐色の肌。あまり映画スターにはない名前でぞろぞろ出て来る。
模様編みが間違っている。間違えた処まで解く。3、4、5、6、50、62、64、巾はこんなもんかな? 長さは? まあええか。今日のおかずは……サンマがあった。お豆腐もある。筑前煮の残りも。冷凍してなかった塩鮭、とっくに賞味期限が切れている。猫行きやなあ。麻婆豆腐に使ったミンチ肉の残り、カレーに入れようと思っていたけど、秋刀魚や筑前煮を片付けるのが先や。
ルース・レンデルの「死が二人を別かつまで」と古いディクソン・カーの「死の館の謎」、同時に読んでいるけど、登場人物全部に時間がないラドラムが先行して、上・中・下の下巻にかかっている。題名は「ボーン・サンクション」