9月25日
朝、パンくずを少し持って、いつものようにアリの巣の前へ行きました。あれ? 今朝は様子が違います。
門柱の下に、いつもは3匹か5匹、漫然と食べ物を探して歩き回っているのに、大勢が列になって忙しそうに歩いていました。パンくずを少し撒いてやっても、3、4匹がキャッチしただけで、ほかのはパンくずを避け、行くあてがあるように速足で歩いています。
樋のそばへ行ってみると、2センチぐらいの幅に西へ向かうのと東へ向かうのとが大行列です。こちらの方が門柱の下の連中より忙しそうです。行列の上へパンくずを落としても列は崩れませんでした。海底の伊勢海老の移動のような横一列ではなく、縦に並んでいます。
樋のそばの植木鉢から3個東側へ並べてある万年青の鉢の下を通り、その横の『花の土』の袋の下近くを過ぎ、建物の基礎コンクリートと駐車場のコンクリートの間に出来た隙間の前をずーっと南の端へと、こちら側の先は樋から40センチのところにある庭との境目に作った20センチのブロックを越えて庭の紫陽花の根本へと続いていました。南へ行くのと北へ行くのがすれ違っても、みんな目的が判っているのか、テレパシー交信もしません。
なに事が起こったのでしょうか? 火事の前に逃げ出す鼠と同じ棄権察知の移動なのでしょうか? うちが火事になる? マサカ。水害? イヤですよ。でも、気を付けよう。でもでも、上り下りがあるのだから、移動ではないのでしょう。 住居の交換?
朝病院へ行って、戻って来ても同じでした。お昼も午後も、大行列は続いていました。
夕方は水撒きを中止しました。
夕食後、どうなったかな? と見に行くと、やっぱり同じように歩いていました。
9時過ぎ、もう一度行って見ました。同じでした。朝見つけてからもう15時間です。この分だと、明日の朝も同じ状況だろうと思いました。