ちょっと待って!

見たこと聞いたこと、すんなり納得できません。あ、それ、ちょっと待って。ヘンじゃありません?  ヘンです。

殺しの定義

2009-04-28 23:50:14 | Weblog
 米映画「パニッシャー」(2004年)を観た。
 
 捕り物ドンパチで息子を殺されたマフィアのボスが怒って、主人公の妻と幼い子供を殺し、主人公も殺す-------いやいや、殺されたと思ったがヒトに助けられた。主人公はそれで、妻子を殺したマフィアをまた殺しに行く。
 主人公がケイカンかなにか、いまいちはっきりしない。
 とにかく全編ドンパチ。
 心優しい主人公。優し過ぎる。
 マフィアのボスは、最愛の妻が浮気をしていると思い、相手の男を殺し、妻を列車で轢き殺してしまう。浮気と思ったのは 誤解だった。
 生き残っていたもう一人の息子が「ママは?」と訊くと、「列車で遠くへ行った」なんて無表情に答える。愛のある男。

 親殺し、子殺しの日本で、誰がこの映画をテレビで流そうと企画したのか、不思議。

 甘い監督はジョナサン・ヘンズリー。ヒーローはトム・ジェーン。マフィアはジョン・トラボルタ。
 邦画より洋画の方が好きなのだけど、これで映画を観るのはちょっとイヤになった。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。